980円シューズは驚きの超軽量シューズだった。〜ワークマン Find-Out〜

ナイキヴェイパーフライの4%の価格と一部のランナーの間で話題になっているワークマンの980円シューズ。

実は4%どころか、ヴェイパーフライ4%フライニット(28,080円)の3.5%の価格です。

今日たまたま通りがかったワークマンで購入しました。

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□重量

まず驚いたのが軽さです。

26cmで約150gと表示されていたので、私の買った24.5cmは140g程度かと思ったら、なんと129gでした。

アディゼロsub2(25cm)は142gで、ヴェイパーフライ4%フライニット(25cm)165gですから、これらより軽いのです。

フィット感などさておき、見た感じソールは厚いし、何で980円で販売しているシューズをここまで軽量化出来るのか不思議でした。

□フィット感

このシューズはかなり幅広です。アディゼロジャパンブーストなどのワイドモデルよりさらに幅広と思ってください。

私はアディゼロジャパンブーストやナイキズームフライだと25.5cmですが、このシューズの25.5cmは緩すぎて、25cmも緩く、店頭にあった一番小さなサイズの24.5cmを購入しました。

ただこのサイズでも、走る前にはこの画像よりさらに締めねばなりません。

近所を走ってみて少し硬いと感じましたが、嫌な硬さではありません。ただ指が少し当たるのが気になりました。やはり24.5cmでは小さいのでしょう。

指先はキツキツなのに足底のフィット感はよくないので、自宅の余っているインソールを切って交換しました。

トレランシューズの少し厚めのインソールなので重量は増加しましたが、それでもアディゼロsub2とほぼ同じです。

このインソールに変えたらだいぶフィット感は良くなりました。

踵のホールド感は私の感覚では少し緩いけど、このくらいのホールド感のシューズは結構あります。

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□ソール

グリップや耐久性は悪そうですが、このソールが超軽量化に寄与しているのでしょう。

反発力はそもそも期待してませんが、近所を走った感じではキックポイントに違和感は感じませんでした。

□デザイン

ベーシックなデザインでチープさは感じませんでした。

□率先して履くシューズか?

24.5cmだと爪先が当たるから25cmにして、厚めのソックスなど履いたり、紐をキャタピランに変えてフィット感を工夫出来れば履くか?と問われたら、答えは「NO」です。

理由は、現時点では履く理由がないからです。

私にとって軽さはシューズ選びの中で大事なことですが、フィット感が良くないことから走っていてそこまで軽くは感じませんでした。

また私がシューズを選ぶ時に一番大事にしていることはフィット感です。履いた時に包み込まれるような気持ち良さを提供してくれて、ずっと履いていたいと思うシューズです。気持ちよいシューズはたくさんあるのだから、合わないシューズを無理に調整して履く必要はありません。

もちろんこのシューズしかないなら何とか工夫して履きます。

ただ、このシューズが、安かろう悪かろうといった類いかと言えば違うように感じました。

このシューズが合う方もいるはずです。

それは幅広な足型の方です。普段ワイドモデルを履いているがそれでもキツイと感じた方は合うかもしれません。

980円という価格に面食らってしまっていますが、例えばたくさんのシューズが並んでいるシューズトライアルに、このシューズが9,800円の超軽量・超ワイドシューズとして並んでいたら、これは良い!と思う方がいるような気がします。

長い距離を走ったら故障しちゃうと思う方もいるでしょうが、それは試してないから分かりません。ただ高い安い関係なく合わないシューズ履いたら同じことだと思います。

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□最後に

このシューズを手に取り購入した後、すぐに履きたいとワクワクしました。このワクワク感は価格が20倍、30倍するシューズより大きかったと言っても大袈裟ではありませんでした。

今回かなり話題になったので、次はスリムタイプが出てきてもおかしくないと思います。

スリムタイプになれば、さらに重量は軽くなります。そしてフィット感が良くなれば私の評価も変わってくるでしょう。

そもそも、アッパー素材もしっかりしてるのに、この超軽量化、超低コストを実現したワークマンには驚きました。

IKEAやニトリが家具の価格破壊をおこし、ユニクロが当時高価格商品だったフリースやダウンジャケットを安価なウェアにしたのと同じように、既存シューズメーカーにとっても脅威の存在になるかもしれません。

少し前までは1万5000円が高価格帯であったランニングシューズが、ナイキヴェイパーフライ4%の登場で一気に3万円近くまで跳ね上がりました。

そのようなランニングシューズ市場に980円という価格で切り込んできたワークマンの今後の展開に注目したいと思います。

こちらはナイキ ズームヴェイパーフライ4%やアディゼロsub2などのスペックなどについて書いた記事です。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜



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