続・速く走りたいBブロック男子へ〜東京マラソン スタート時のトラブルに注意してください〜

昨年こんな記事を書きました。

速く走りたいBブロック男子へ  〜東京マラソンスタートブロック〜

そして、一昨年はこんな記事を書きました。

東京マラソンスタート直後に転倒事故発生〜整列順と準エリートについて〜

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一昨年は記事にも書きましたが、私の友人も何人か将棋倒しに巻き込まれました。私はBブロックからスタートしましたが、あちこちで転倒しているランナーがいたからか、ランナーの動きや流れがおかしかったのを感じていました。あちこちで将棋倒しになっていたという事故が発生したことはゴール後に知りました。

記事に書いていますが、幸い重大事故にはなりませんでしたが、倒れたところに大勢のランナーが押し寄せてくるのだから恐ろしい光景だったと思います。

昨年は画像のようにAブロックはエリート同様、男性は右、女性は左というチラシが準エリートの選手に渡されました。そして昨年はスムーズなスタートだったとAブロックの選手から聞きました。

今年も昨年と同じと思っていましたが、念のために準エリートで出場する何人かの知り合いに聞いてみたら、今年はこのようなチラシは配られていないし説明もなかったようです。

全ランナーに配布されてる資料にはこのように整列順が書かれています。

おそらく、紙は配ってないし、説明はしていないけど、Aブロックは昨年同様整列時に男女を分けるとは思いますが、公式に配られているこのスタートブロックにそのことが書かれていないのだから、昨年のような男女別整列になるのかどうかは分かりません。

そうなると、Aブロックの女性ランナーには3時間30分より遅いランナーもいますが、その後ろのBブロックには2時間30分を切る男性ランナーがいるのだからスピード差が大きく怖いです。昨年のように男女別整列なら、速いBブロック男子は右側のAブロック男子の後に並べば、さほどスピード差はなかったのに、Aブロックが男女混在だとリスクが増大します。

また準エリートのAブロックは1500人いると聞きましたがその中にも様々なレベルのランナーがいます。

これはEXPO会場にあった準エリートランナー(Aブロック)の予想タイムをグラフにしたものです。男子に2時間10分以内が何人かいますが、これは大学生でしょう。また女子には3時間30分以上もいます。スピード差が1.5倍のランナーが同じブロックに混在しているのです。

1500人くらいなら過去2年間のタイム順整列にしたらよいと思いますが、今回も早い時間から並んだ順になります。

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昨年書いた 速く走りたいBブロック男子へ は上記の通り、Aブロックが男女別整列の時に速いBブロックの男性はどこに並んだらスムーズにスタートできるか?の視点で書いています。記事の中では多少後ろになっても右側がオススメだと書きました。しかし、一昨年のように男女混在になったなら、右側がスムーズということはなくなります。

当日どのような整列指示があるのか分かりませんが、Bブロックの方で整列開始早めに並ぶなら、Aブロックが男女別整列か否かを目視などで確認して整列位置を決めたら良いと思います。

また、一昨年の転倒続出した事故の一番の原因はブロック内のランナーのスピード差より、スタート前にAブロックとBブロックの仕切りがなくなった途端にBブロックランナーがAブロックに多数入り込んだことでAブロックが身動き取れないような密集状態になったのが原因だと転倒に巻き込まれた女性ランナーから聞きました。

AブロックにBブロックのランナーが入り込み前に出ようとすると、Bブロックのランナーも出来るだけ前に詰めたくなります。イメージすると1㎡にランナーが2人だったのに、後ろのランナーが前に出ていくと1㎡に4人とか5人という密集状態になります。そうなったら身動き取れない状態になりますから、号砲と同時に後ろから押されると倒れるしかありません。倒れたら踏まれます。

当時転倒に巻き込まれたAブロック女子のコメントです。

とにかくレースを振り返ってもあまり覚えていないんです。前方で次々に転んでいくランナーに巻き込まれて転倒した。転んでいるのに押され踏まれ、もう立てないんじゃないかと思い恐怖になりました。立ち上がろうとした時もまた転びそうになるくらい後ろから押されていて本当に怖かったです。 念願の東京だったし、この日のために練習してきたのでとても悔しく辛く、はじめてレース中に涙を流しながら走りました。トラウマになってしまい、念願だったのにもう走りたくない大会になってしまいました。仲間にも転倒したランナーいるし、ゴール後泣いていたら知らない方から私も転びましたと話し慰めてくれた女性もいました。

 

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2016年の事故分析すれば、スタートするまでAブロックとBブロックの選手が混在しないよう主催者も考えていると思いますが、全てのランナーが事故なく気持ちよくレースを終えることを願ってます。

明日は私も応援にいきます。トップ選手の走りもみたいし、ウルプロメンバーや友人の走りも見たいです。

走られる方、ボランティアの方頑張ってください。

(2018.2.25 追記)

スタート直前まで男女間は、紐で仕切って完全分離されていたそとのことです。今回Bブロックを走ったランナーのロスタイムは小さく安全にスタートできたようです。



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