昨年も作りましたが、JUA(日本ウルトラランナーズ協会)が発表した確定記録をもとに1時間ごとの周回数をまとめてみました。
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まず男女上位10人の記録は以下の通りです。
【男子】(116人出走)
1 石川 佳彦 263.127 km(代表内々定)
2 高橋 伸幸 249.804km
3 小谷 修平 248.404km
4 楢木 十士郎 247.994km
5 古北 隆久 242.215km
6 大河原 斉揚 241.926km
7 吉田 隆太 241.133km
8 新井 義治 233.387km
9 岡本 直樹 232.202km
10 安孫子 亮 231.935km
【女子】(32人出走)
1 青谷 瑞紀 230.609km (代表内々定)
2 松本 ゆり 228.809km (代表内々定)
3 岡 さゆり 222.760km(代表内々定)
4 柿崎 美惠子 200.293km
5 楠瀬 祐子 198.124km
6 廣澤 志保 195.603km
7 岩井 梢 184.666km
8 藤原 定子 184.113km
9 和地 朋子 177.856km
10 飯塚 直美 177.086km
ちなみに私は22位で209.077kmでした。
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1時間ごとの数字が並んでいても、全体感が分からないので、周回数により色を塗り分けました。
色は
10周 赤
6〜9周 オレンジで周回数が多いと赤に近い
5周 黄色
1〜4周 クリーム色
0周 白
1〜4周に関しては色を変えていません。理由は4周以下はほぼ歩きとなるか、休憩が長い状態なので一緒にしました。
また、女子も一緒に作る予定でしたが、データが一部揃わなかったので追って作ります。
これを見ると優勝した石川選手と、2位の高橋選手の抜群の安定感が光ります。
また17〜20時間辺りの上位選手も苦しんでいるのが分かります。日曜日の深夜から明るくなるまでの時間帯です。
私は2回5周がありますが、その他は6〜8周でした。
全ての時間帯に6周以上走った選手は6人です。上位選手以外では20位 ゼッケン25の選手です。安定感抜群です。6周は8キロ弱ですから簡単に感じる方もいると思いますが、24時間キープするのはかなり大変です。
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24時間走にはじめてチャレンジする方は、どのくらい走れるのか想像もつかないと思いますので、100キロタイムから24時間走の距離の目安を作ってみました。
男子選手なら上記計算式で出た距離が上限と思ってください。完璧なレースマネジメントと、長い距離の適性があってはじめて到達する距離ですから、その数値を割引いて考えてみてください。
少し計算してみるとこんな感じです。
100キロ 7時間→274キロ
100キロ 8時間→240キロ
100キロ 9時間→213キロ
100キロ 10時間→192キロ
100キロ 11時間→174キロ
100キロ 12時間→160キロ
100キロ 13時間→147キロ
興味がある方は、まずは6時間走や12時間走などチャレンジしてみてください。周回コースの辛さと楽しさ、奥深さなど感じることが出来ると思います。
今回の私の記録でも、2016日本ランキング24位、世界ランキング164位です。走力のある方なら世界ランキングで上位に入ることも可能です。世界ランキングなんてプロテニスやプロボクサーのようですよね。