今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。前編〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト①〜

52才も終わりに近づいてきましたが、5000m、10km、ハーフマラソンに続き、フルマラソンでも自己ベストを更新しました。

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古河はなももマラソン

2時間58分53秒 (PB) 総合 319位

ラップタイム

(0:14)-20’26-20’34-20’38-21’09

21’16-21’18-21’44-22’17-09’17

ハーフ通過 1時間27分40秒

2011年11月の神戸マラソンで出したタイムをようやく超えました。いつでも出せると思うも中々更新できなかったので、ホッとしてます。

何から書いたら良いのか、どこから書いたら良いのか、切り口が沢山ありすぎてスマホに当てた指が中々動かないので、思いつくままに順不同で書いて行きます。

まず、今回の自己ベストは2018年11月10-11日開催の神宮外苑24時間走のラスト30分からスタートしました。

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜前編

この記事は、宣伝会議 編集者ライター養成講座で優秀作品に選んでいただきましたが、この中にも書いた、24時間走でのラスト30分間の疾走から調子が上向きになってきたのです。

神宮外苑の2週間前に招待参加させていただいた中国の100kmレースを走ったので、神宮外苑では結果を出すのが難しいが出来る走りをしようとスタートした。もちろん24時間走はそんな甘いものでなく12時間経過した頃から走れなくなり休む時間が増えたが、ラスト30数分だけは走ろうとスタートすると、徐々に身体が動くようになり、最終周回はキロ4で走り何の競技だか分からなくなったレースです。

この時、心身ともに疲れていましたが、身体はこのように使えばスピードに乗れると限界領域で体感することが出来ました。

それを大会後に言語化してメンバーに伝えることで、自分自身の定着にも繋がりました。

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき①〜記録は悪いが記憶に残るレース〜

その2週間後に開催されたつくばマラソンは、エントリー時から、走れる気はしなかったが、メンバーを応援しながら走ろうと思っていましたが、思いのほか身体は回復していたことから、2月の別大マラソンに備えてフルマラソンモードに切り替えるべく5kmでも10kmでもサブスリーペースで走ることにしました。

ダメージの残る身体の負荷を抑えつつ効率重視の走りをしたところ予想したより身体は動き、30kmまでサブ3ペースで走れたのです。そこからは尻など大きな筋肉が攣りそうになったので、無理はやめて走りましたが、3時間06分42秒と予想外に走れたので、これで疲労が抜けたら今シーズンは自己ベスト行ける。と思っていました。

つくばマラソン結果〜思ったより身体が動いた〜

その後、さのマラソン10kmで自己ベストを1分以上更新する37分03秒で50代優勝し、1月の5000m、ハーフマラソンでも自己ベスト。風邪で体調崩した後の赤羽ハーフ(10km)でもセカンドベストで年代別4位入賞。と調子を上げていたので、2月の別大マラソンでは2時間52、3分を狙おうと考えました。

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しかし、別大マラソン、そして静岡マラソンとも3時間を切れずに終わりました。

別府大分毎日マラソン 3時間01分59秒

静岡マラソン 3時間02分38秒

それぞれハーフ通過は、1時間28分38秒と1時間27分37秒で、30km通過は2時間06分37秒と2時間06分46秒

最初から最後までイーブンで走り3時間を切るには30km通過は2時間07分58秒だから、両レースとも30km通過時点ではサブ3圏内にいた。

同様に2時間29分18秒が35km通過ギリギリのタイムになるが、両レースは2時間29分03秒と、2時間29分12秒とこの辺りでほぼ貯金は底をつき、サブ3に届かなかった。

その2レースで感じたのは、10km37分で走るスピードが付いてきたことからキロ4は序盤なら楽に走れるペースになったはずなのに、レースではさほど余裕がなかったことです。

後ろから押し出されるような、推進力を感じなかったのです。

別大では前日の尻餅で手をついた際に肩や背中に強い張りを生じさせたことから、レース中も上体の緊張が続いたのが原因と思っていたが、それだけではなかったのです。

静岡マラソンの不甲斐ない走りから、当初はウルトラマラソンの練習としてエントリーしていた2週間後の古河はなももマラソンで自己ベストを狙うことにしました。

2週間でどこまで疲労が抜けるのか分からないがやるべきことをする。またフォーム修正をしないと同じことになるので、フォームをセルフ動画撮影してセルフコーチングをした。

フォームに関してはどこをどうすれば修正できるか分かってきたが、疲労が全く抜けない。貧血じゃないのか?というくらいゆっくりペースでも走るとすぐに嫌になる時もあった。

別大→静岡は3週間あったが、やはり2週間では厳しい。

この2週間はそもそも負荷の高いポイント練習をするつもりはなかったが、負荷を抑えた練習でも心肺がキツくなるし、「これでいける!」と自信を持てるような走りを感じることなく大会当日を迎えた。

今シーズン、30km走、40km走どころか、20kmペース走もしてないが、別大、静岡を30kmペース走+ダウンジョグと考えたら脚は出来ているはずとプラス要因を考えたりした。

また、風邪はひいていないし、ここ数日花粉症の症状も出ていない。気象コンディションも悪くはない。このコースは昨年サブ3した相性の良いコース。と、良いイメージ。走れるイメージを膨らませていった。

そして、ウルプロメンバーもたくさん走り、名古屋ウィメンズでもたくさんのメンバーが頑張っている。先週の東京マラソンも寒い中みんな頑張った。私も頑張らねば。と自分自身を鼓舞した。

そして細かいペース設定はしないが、4’05-10/kmを目安にして、ハーフ通過は1時間27分台。そして30kmまでは4’15/kmを維持するようイメージした。またフォームに関してはお腹を伸ばして腰が落ちないことだけは意識し続けようとした。

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Bブロックの3列目くらいからスタートしたので、ロスは小さいがゲストランナーの千葉ちゃんを撮影しようとスタート直後から歩いているAブロックのランナーや、いきなりキロ5より遅いペースでジョグしているAブロックのランナーを避けながら前に進んだ。

申告タイムは自己ベストでなくても構わないが、このくらいで走りたいというタイムを書くべきで、最初からジョグペースで走るランナーは、それがどれほど危険な行為か自覚がないのだから怒りを感じる。実際そのようなランナーに怒っているランナーも少なくなかった。公認大会でなくても安全面を考えると小さなブロックの古河の場合はABブロックもしくはABCブロックは過去2年間の記録証を提出させるべきだと思う。手間はかかるかもしれないけど事故の未然防止のためには必要です。

そんなイラッとする気持ちはプラスに働かないから、気持ちを落ち着かせペースを安定させてSUUNTO9を確認すると4’00/kmから4’05/kmペースを示していた。

予定通りのペースだがその表示が間違っているかもしれないから、距離表示と確認しながら進んだ。

体調や動きを確認すると、やはり疲労からか楽にキロ4切るような状態ではない。

何人かの集団になっているランナーの後ろについて走っていると、少しペースが遅いのか身体が立ってくるのを感じたので、集団から外れて、上体を少し前にあずけると楽にペースが上がった。その身体の位置を保って淡々と走った。

天気予報に反して、スタート時から気温は高く日差しは強い。ウォーターローディングをしているからさほど喉は乾かないが、ちょっと暑いと感じた時点から迷わず身体に水をかけて走った。

また、混雑したエイドを避けるために、モルテン320をソフトフラスク(250cc×2本)に合わせて400cc入れnakedランニングバンドに入れて飲む予定だったが電解質不足による脱水を予防するために序盤からスポーツドリンクをとった。その他補給に関していろいろと工夫したが、それは別にまとめます。

今回、お腹を伸ばして走ったことから、いつもより身体は楽に進んだ。もちろん少しづつキツくなってくるが、根性とか気合いなど入れなくてもペースは保てた。

ハーフ通過は予定通り1時間27分台。この時点では余裕はあった。そして25kmで5kmラップを見ると21’16。頑張ることなくサブ3ペースが刻めていた。

静岡マラソンでは、20-25kmで余裕がなくなったが今回は大丈夫そうと感じた。このまま30kmまで頑張らずにサブ3ペースを刻めたら、ほぼサブ3はいけると思った。

そして25-30kmは21’18とサブ3を保てた。ここからは多少落ちても構わないが大失速は避けたい。少し推進力は落ちてきたが30-35kmも21分台でカバーした。

この辺りにくると周りのランナーのペースが落ちてきて、同じようなペースで走ると4’30/kmまで落ちてしまう。そしてペースが落ちるとフォームが崩れてくるのを感じた。

今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。後編 に続く

https://fun-run.tokyo/blog/2019/03/11/%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%B7%B1%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AF%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%9124%E6%99%82%E9%96%93%E8%B5%B0%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%8830%E5%88%86/

 



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