今のフォーム、なりたいフォームを言語化する。

ダイヤモンドアスリート認定式での気付きを早速試した。

29日にアップした記事の中でこのように書いています。

練習前には毎回、その練習で意識することを話してもらいますが、今回は自分の現在のフォームを言語化してもらい、なりたいフォームを言語化し、そのために何をしたらよいかを話してもらいました。その言語化により、メンバーはより意識して走れたと話していますが、その振り返りは別に紹介します。

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その振り返りを紹介します。一人一人しっかり振り返っているため結構な長文になるので、こちらはその抜粋です。

Aさん

今日は練習会のはじめに、今の自分のフォームとこうなりたいと思うフォームを一人ずつ発表しましたが、これはとても良かったです。今の自分となりたい自分の違いは何処で、何を課題にして取り組んでいくかが分かれば、練習会で言われた通りに動き作りして速く走れたで終わりにしてしまったり、せっかくの動画を何となく見て終わりにしてしまうのでなくて、少しずつでも自分の理想の走り方との差を縮めていけると思いました。

私の場合、上半身も下半身もパワーが足りないので、地面を蹴ったり押したり、筋力を使った走り方が苦手だけれども、上下動を抑えて、無駄な力を使わずにピッチと真下着地で自然に前に進んでいくエコな走り方を練習してきました。ただこの先、もう少しスピードを求めるなら、地面に対する出力を上げて、ストライドを大きくする必要があると思っています。その為に上半身主導で骨盤周りの動きを大きくしたり、着地でお尻やお腹の筋肉をもっと使える様にしていきたいです。この辺はさいたまのレースが終わったら取り組んでいこうと思います。

Kさん

まとまって走る時間がなかなか取れず、筋力不足を感じるため、現状のフォームを確認するために参加しました。

はじめに自分の走り方と改善したいポイントについてお話ししましたが、そのあとの走練習でも話したことを意識できたように思います。

自分には蹴って走る傾向とそれに伴って上に跳ねる癖があり、走るエネルギーが上に逃げているように見えることがあります。そういうときにはピッチも少なめで180を切ってしまうこともあり、蹴る動作を抑えて、ピッチを増やしたいと考えています。昨日はペースが早かったこともありますが、ピッチが190前後で安定していたので、意識づけはできたのかなと思います。

腕振りのところでAさん、新澤さんにもご指摘をいただきましたが、知らず知らずに猫背になっていて肩甲骨の動きが出づらくなっており、背中にも張りが出ているのだと思います。デスクワーク、海外出張などで移動が多いですが、少し立ち止まって姿勢を意識したり、ストレッチを取り入れたりしたいと思います。

Iさん

私はフォームの定着として肩甲骨の動きから骨盤の動きに繋がる腕振りと腹筋に力を入れた前傾を意識しています。少しづつですが、肩甲骨が動く腕振りを意識する事で徐々に骨盤の動きにつながるようになってきてピッチも以前より上がってきました。今後はピッチを維持しながら軸足にしっかりのり地面の反発を受けてもっと前進力を感じるフォームを身につけたいと思います。上り下りで楽に走れる体のポジションを思い出しながら、まずは腹筋または胸を意識して腰高をキープすることと体の真下で着地をすることを意識して練習していきます。

Tさん

練習開始前にフォームについて、今の自分となりたい自分を言葉に出した事で、練習で意識するべきことが明確になりました。私の場合は、お腹がくの字になること、また、足の着地点がどれが正解か分からないことでしたが、ゴムバンドでの練習によって、何処に意識したらお腹がくの字にならないか、足は思っていたより後ろが、実は真下だということが体で理解出来ました。

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Mさん

参加者各自が自分のフォームの現状と目標を発表したことは、私自身の確認になり、且つ、みなさんがどのように考えていらっしゃるか参考になり、とても役に立ちました。

1本目が終わってから腕振りが出来ていないとの指摘をいただき、2本目は腕振りだけを意識して脚は下ろすだけの走りをしたところ、1本目よりもはるかに楽に走ることができました。

暫くの間は腕振りを強く意識して走って、無意識でもしっかりと腕振りができるようにしたいと思います。

Hさん

私の場合、自分の動画を見て気持ち悪い走り方だなぁと思った。動きがヌメヌメしてて腕を振りたいのに肩ごと動いてしまう。でも肩を動かさずに腕を振ると思うと今度は力んでしまう。結果、骨盤の連動とかなくぎこちない走りとなっている。言い忘れましたが、尻がひょっこり出てるのも気になっている点で、お腹から行きたい気持ちがうまく身体に伝わらず、背中が反って尻が出ている。

なりたい姿は、腕ふりで肩ごといくのでなく、力まず自然体で腕ふりできるようにし、尻を出さないように走りたい。

Hさん

練習前の、今の自分のフォームのイメージとこうなりたいと思うフォームの発表をしましたが、現状と目標のGAP(違いは何処で、何を課題にして取り組んでいくか)を明確に認識してアクションを考えることは、仕事など当たり前に使う手法なんですが、ランニングでは初めての経験で勉強になりました

これを行うと、練習会でのアドバイス・留意点をタイムや動画を見て終わりにするのでなく、実態を自分が目標・理想とする走り方にロジカルに縮めていけると感じ、動き造りの前に習慣付けようと思いました。

自分の現状は、①腕ふりを意識して骨盤を動かそうとしても、肩・上半身が力んでしまって、脚の筋肉に頼った走りになってしまう(特に時間走の後半)、②高いピッチを維持し、足の接地時間を短くしようとしても、棒立ち・ドタドタとした走りになっている と認識。

目標は、①肩の力を抜き腕を振る(揺らす)ことで、肩甲骨を動かし骨盤を連動させる、②前傾を維持し、足を真下に着地して自然に前に進むフォーム です。

Yさん

練習前に【今の走り】【なりたい走り】を表現したのでより一層動き作りの際にイメージしやすかったです

▷フォームが定着していないので定着させる
▷肩に力が入っているので力まずに肩甲骨と骨盤が連続した動きになり体の真下で着地したい
▷アゴが上がる事により目線が上に遠く後傾姿勢になっているので思っている以上にアゴを引き目線は近くに……

自分の意識よりもう少しやり過ぎな感覚?!で良さそうです。

みなさんの今の走り・これからの走り・振返りもはても参考になり自分自身への新たな気付きとなりました。

 

こちらは短くまとめた動画です。

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目的意識を持たないで走るより、練習前に今日の練習で何を掴みたいのか?何を強化したいのか?など目的をしっかり持って走ればより多くのことに気づくことができます。

また、漠然としていたことが、他のメンバーの話を聞くことで、腑に落ちることもあります。

このメンバーのうち、秋のマラソンシーズンが始まる時点で5時間台が2人、4時間台が3人いますが、来年の3月までには良い結果を掴めると思います。

練習会後にはアスリチューン・スピードキュアを摂取し、素早いリカバリーを目指します。

ウルプロではスピードキュアを飲むまでが練習です。

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