モーションセンサーの数値〜ペース関係なく保ちたい部分〜

練習中は忘れたり、バッテリー切れの時以外はだいたいカシオのモーションセンサーを付けていますが、最近は走り終わってからアプリをみなくてもだいたいどのくらいのスコアで、どの部分がよくて、どの部分がイマイチだったか予想できるようになりました。

*モーションセンサーについてはこちらにまとめています。

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8月から10月まではテスト的にウルプロ練習会を増やしたので、その分、自分のポイント練習は抑えているので、私的にはペースを抑えめのランニングが大半です。

モーションセンサーの結果の見方などは上記リンク先の記事に書いたので、ここでは詳しく書きませんが、傾向としてスピードが遅いとスコアは上がりにくく、スピードが速いとスコアは上がりやすくなります。ただスピードが速くても力任せに走るようなフォームではスコアは低めになります。

また、トラックなどキツめのコーナーを周回するコースは左右対称性のスコアが低くなりますし、足元に凹凸があったり滑りやすかったりすると、やはりスコアは落ちやすくなります。

私は、練習会ではキロ5とか、キロ5分半のペースで走ることが多いけど、その時はだいたい78-79点というスコアになり、キロ4分半くらいのペースで走る練習だと80点を超えるくらいになります。

また、身体の張りが強い時などは76-77点くらいに落ちる時もありますが、大きくはぶれません。

こちらは日曜日の30kmです。

このモーションセンサーは1kmごとの推移も見ることができるので、例えば終盤ペースダウンした時にどの数値が悪くなっているかを知ることができます。

この時は序盤から終盤にかけてほぼ78-79点でした。

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先週水曜日に4’10/kmで走った時は、自分の感覚的にもバランスがとれた走りで、これは85くらい行ったと思って結果を見ると、装着方法にミスがあったようで一部データがうまく取れず、こんなスコアになりました。ただ、他の数値を見る限り、85は取れていたと思います。

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さらにスピードを上げた場面では、スコアはさらに上がります。

こちらはマスターズ陸上で中距離を走った時のスコアですが、コーナーがあるので左右対称性のスコアは落ちるもスコアは高くなります。

今まで一番高かったのは300m流しをした時の89点ですが、90点は見たことありません。メーカー担当者に聞くと94点を出した実業団選手はいるようです。

よく、サイズはともかく正六角形に近い方が良いと言う方もいますが、私はそこにはこだわる必要はなく、それより六角形の下の3つの項目はペースに関係なく安定して高い数値が出るような走りを目指したらよいと思ってます。

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今日はサブ4レベルのビルドアップ走のペーサーをしました。5’30/kmから5’00/kmくらいまで上げましたが、こちらは5’00/kmの時のスコアです。5’30/kmの時は77点でした。

そして、練習会前に軽くアップしてから330mほどの流しを2本しましたが、こちらは2本目のスコアです。1本目は88点でした。自己ベストの89点超えたかな?って見たら89点でちょっと残念。もう1本走ったら超えたかもしれないけどメンバーが集まってきたから終了。

この二つを見れば下3つはほとんど変わらないのが分かると思います。

流しの時のように、『骨盤を軸とした全身の運動』や『動きの力強さ』のスコアが上がるように走ればペースは上がります。キロ5やキロ5.5で走るにはこのスコアが上がらないように特に脚をサボらせます。

遅いペースでも下3つのスコアが安定すれば、接地で力を加えれば加えただけペースは上がります。

最後に、このモーションセンサーの数値にこだわりすぎないようにしてください。自分が走りやすいと感じペースが上がるのに、モーションセンサーのスコアが低くなったから悪いフォームだとか思わないで欲しいのです。またスコアが70点に満たない方は改善するポイントはたくさんあるでしょうが、まず最初に取り組んで欲しいのは下の3項目です。特に『安定した姿勢』が悪いならここから取り組んでみてください。

モーションセンサーはAmazonでも購入できますが、川口のルナークスでも取り扱っています。

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