コロナ禍でも自己ベスト⑧〜1年半で10km11分半短縮〜

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前話で紹介したSさんに続き、今回は成長著しいHさんを紹介します。

Hさん(女性)

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□コロナ禍以前のPBと現在のタイム

・5km 28分15秒(2019年8月)→ 26分45秒(2020年10月)

・10km 65分39秒(2019年3月)→ 54分09秒(2020年10月)

・ハーフ 2時間06分07秒(2019年9月)→ 2時間04分56秒(2020年11月)

□自己ベストが出た理由

夏頃から時間に余裕ができたので、10月からレギュラー会員になり練習会に参加する頻度が高まりました。練習会にでると定期的にランニングフォーム改善のための動き作りを行うことができ、自分自身の課題が明確になり徐々に定着しました。そして自然とタイムが速くなってきました。また週1程度ですがウルプロ®︎OTSにも参加出来る時には参加するようになり体幹が強くなったと自覚しています。その頃からランニングフォームが変わってきたね。と言われるようになりました。

□印象深い気づき

歩幅を狭くすることです。

それまでは、「脚を真下に下ろす」と意識してもスピードをあげようとすると脚は前に出てしまいました。その状態で前傾を意識すると腰から上だけ前傾になってしまいました。

歩幅を狭くすることを意識すると真下着地になり、胸が自然に前に出るのできちんとした前傾になり結果速度も上がりました。

□自分にとって自己ベストとは?

楽しく走れてタイムも結果的に上がっていたらそれが本当の自己ベストと思っています。

元々タイムを上げたいと思ってウルプロに入ったわけではなく、苦しくならないようにフルマラソンを完走したい・大会を楽しみたいと思って入ったので、フォームを改善して楽に走れるようになりたいと思っています。

自己ベストであっても、しんどい思いをしたふーてんマラソンは全然楽しくなくて自己ベストのような気がしませんでした。良いフォームを身につけ、継続して練習会で練習することで走力アップをはかり、無理のないペースで大会を楽しみながら完走できれば、それが私にとっての自己ベストです。

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Hさんは昨年3月の表参道ウイメンズ マラソンで65分39秒で走った時は、本人も私もウルプロメンバーもよく頑張ったと思えるタイムでした。それが今では54分09秒までタイムが伸びてきたのです。コロナ禍を挟んで1年半で10kmで11分30秒の短縮は凄いです。

参考までに、私は初10kmは2005年に出した48分29秒で、現在のベストタイムは37分57秒(2020年)なので、15年で10分32秒の短縮ですから、いかに11分30秒短縮が凄いか分かると思います。

Hさんがこれだけ伸びているのは、課題を持って練習会に参加しているからです。そして出来たこと出来なかったことをしっかり振り返って次回の練習会に繋げています。もちろん前回出来ていたことが出来なくなっていることもありますが、指摘して、修正してを繰り返し、徐々に出来るようになってきました。

ウルプロ練習会では、参加メンバーに練習前後に一言話してもらうことがありますが、「ペースが落ちた時にはどのようなフォームになっているか?」など話してもらうと、メンバーそれぞれ考えて答えます。そしてそのようなフォームになぜなってしまうのか?を考えてもらうのです。そこが明確になれば、そうならないようにするにはどうすれば良いか?が見えてきます。

Hさんの場合は背中が丸まりやすく腰が落ちやすいフォームです。本人はその意識がなくても結構そのような状態になり、また動画を見れば本人も納得します。

そして、そうならないように試行錯誤してフォームを整えていきましたが、練習会の終盤になると段々と丸まってきます。これは意識の問題ではなく体幹が弱く支えきれないことが明確なので、それを伝えると、それまで参加していなかったウルプロ®︎OTSにも参加するようになりました。無理しないで負荷を落としてもらっていますが、それでもやることで体幹は変わってきました。

ウルプロメンバーには様々なレベルのランナーがいますが、それぞれの目標に向けて試行錯誤しています。Hさんの掲げている、「楽にフルマラソンを完走したい。」と言うのは素晴らしい目標だと思います。

ウルプロ練習会やパーソナルレッスンにご興味のある方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

次は力任せの走りで故障続きだったHさんが走りを見直したことでタイムがグングン伸びてきたことを紹介します。

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