2021年も自己ベスト更新することができたので17年連続自己ベスト更新中です。39歳の時に初めて大会に出て現在は55歳ですから、その間には生活にも様々な変化がありましたし、思うように走れない時もありましたが『年に1回は過去の自分を超えたい』と試行錯誤してきた結果です。
2021年大会結果一覧
コロナ禍により今年もエントリーしていたたくさんの大会が中止になりましたが、中止案内が届いた瞬間にホテルやフライトのキャンセルをするとともに同じような日程の大会にエントリーするなどしたことから、2021年は400mから251kmまで33レース走りました。そして9回PB更新することができました。
開催日 | 種目 | 大会名 | タイム |
12/26 | 10km | 川内杯栗橋関所マラソン | 37分46秒(PB) |
12/12 | マラソン | 青島太平洋マラソン | 3時間03分58秒 |
12/1 | 10km | マラソンフェスティバルin昭和記念公園 | 39分46秒 |
11/28 | 20km | 月例赤羽 | 1時間22分23秒 |
11/27 | 5000m | M×Kディスタンス | 18分12秒7 3000m通過(10分44秒)(PB) |
11/13 | 400m | 東京マスターズ トラック記録会 |
1分05秒59 (M55-3位) |
11/13 | 800m | 東京マスターズ トラック記録会 |
2分24秒60 (M55-1位) |
10/30-31 | 146km | 奥武蔵/秩父ジャーニーラン | 20時間30分45秒 |
10/24 | 10km | 月例赤羽 | 38分43秒 (50歳代6位) |
10/23 | 800m | 東日本マスターズ 陸上競技選手権 |
2分25秒47 (M55-3位) |
10/23 | 400m | 東日本マスターズ 陸上競技選手権 |
1分04秒42(PB) (M55-6位) |
10/21 | 1500m | M×Kディスタンス | 5分00秒2 |
10/21 | 5000m | M×Kディスタンス | 17分53秒2(PB) |
10/10 | 5000m | KYUMIN 打破 | 18分26分4 |
9/11 | 5000m | まるおカップ | 18分46秒 |
9/11 | 1500m | まるおカップ | 4分53秒 |
9/5 | 3000m | HYトライアル3000m | 10分47秒5(PB) |
8/22 | 800m | 埼玉マスターズ 陸上競技選手権 |
2分24秒81 (M55-2位) |
8/22 | 1500m | 埼玉マスターズ 陸上競技選手権 |
4分54秒65 (M55-3位) |
7/24 | 1500m | エネルギーチャージゲームズ | 4分54秒82 |
7/22 | 800m | 東京マスターズ 陸上競技選手権 |
2分23秒13(PB) (M55-3位) |
7/22 | 1500m | 東京マスターズ 陸上競技選手権 |
4分58秒43 (M55-3位) |
7/3 | 1500m | ミドルディスタンスチャレンジ | 4分48秒 |
6/27 | 1500m | アラプラスチャレンジ | 4分46秒8 |
6/6 | 1500m | OTTセンゴ | 4分46秒00(PB) |
5/3-5 | 251km | 川の道フットレース | 47時間50分54秒 |
4/18 | 13km | 奥武蔵もろやま トレイルラン |
1時間41分50秒 |
3/27-28 | 115km | 大江戸ナイトラン | 15時間27分55秒 |
3/27 | 1000m | パワーブリーズカップ | 2分59秒51(PB) |
3/22 | 1500m | OTTセンゴ | 4分55秒3 |
3/21 | 1500m | アルトラカップ | 4分59秒 |
2/28 | 1500m | OTTセンゴ | 4分49秒44 |
2/13 | 800m | GENJO打破 | 2分28秒9(PB) |
こちらは昨年書いた記事です。
(昨年書いた記事と重複する内容はありますが、少しづつアップデートします。)
一般に40才、50才と年齢を重ねることで筋力や持久力は落ちてくると言われています。またランナーであれば経験はあると思いますが、走り始めて数年は走るたびに自己ベストを更新できますが、次第に頭打ちになり、そこに筋力低下などが重なりタイムが落ち始めるケースは多々あります。
さらに、コロナ禍の影響により、ランニング環境どころか生活基盤が大きく揺らいだりで、全く走れなくなった自分に愕然としている人も少なくありません。
私自身、昨年春先から夏にかけては本当に走れなくなりましたが、その時できることをしようと短い距離から積み上げてきました。そのことが自己ベストに繋がっています。
今年最後のレースとなった川内杯栗橋関所マラソン10kmは大寒波の影響で、非常に寒い強風の中で開催されましたが自己ベスト更新しました。この自己ベストも嬉しいですが、このコンディションで出したタイムですから、2022年はもう少し自己ベストを更新できそうです。
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17年間の自己ベストの推移
自己ベスト推移はこちらです。
2005年(大会開催時は39才)
10km 48’29
2006年(大会開催時は40才)
10km 45’37
2007年(40-41才)
ハーフ 1:45:00→1:44:24(2回PB)
マラソン 4:56:30
2008年(41-42才)
5000m 19’38
マラソン 3:47:35→3:26:32(2回PB)
2009年(42-43才)
1500m 5’11→5’02(2回PB)
5000m 19’22
ハーフ 1:35:51→1:29:16(2回PB)
マラソン 3:21:37→3:15:26(2回PB)
6時間走 55.7km
2010年(43-44才)
30km 2:15:43
マラソン 3:14:37→3:08:43(2回PB)
100km 9:54:03
6時間走 72km
24時間走 178.039km
2011年(44-45才)
10km 39’54
ハーフ 1:28:53
マラソン 3:04:01→2:59:38(2回PB)
100km 9:36:03→9:32:24(2回PB)
12時間走 121.905km
2012年(45-46才)
5000m 19’00
10km 39’24
ハーフ 1:27:11→1:25:03(2回PB)
30km 2:05:07
100km 9:29:20→8:56:17(2回PB)
24時間走 205.044km
2013年(46-47才)
100km 8:53:20
2014年(47-48才)
3000m 11’43
5000m 18’57
10km 38’44
2015年(48-49才)
100km 8:26:45
2016年(49-50才)
24時間走 209.077km
2017年(50-51才)
24時間走 214.472km
2018年(51-52才)
1500m 4’54”70
10km *37’03(佐野マラソンのコース短いと感じるので参考記録)
マラソン 2:59:27
最長距離 254km(川の道フットレース)
2019年(52-53才)
5000m 18’13
10km 38’18
ハーフ 1:24:13
マラソン 2:58:53
2020年(53-54才)
1000m 3’03″80→3’02″05(2回PB)
1500m 4’47″69
3000m 10’54
10km 37’57
2021年(54-55才)
400m 1’04″42
800m 2’28″9→2’23″13(2回PB)
1000m 2’59″51
1500m 4’46″00
3000m 10’47″5→10’44”(2回PB)
*10’44は5000mの通過タイム
5000m 17’53″2
10km 37’46
色付きが現在の自己ベストです。
また、100マイルトレイルなども完走してますが、トレランは掲載してません。それと15km、20kmとか78kmなど一般的でないタイムの場合は、それより長い距離のペースより遅いなら自己ベストに加えていません。
「これ以上のタイムを出すのは難しい」と感じるタイムは一つもない
今年自己ベスト更新した400mから10kmまでの全ての種目について言えるのは、『これ以上のタイムを出すのは難しい』と感じるタイムは一つもないということです。身体のコンディションがよく、絶好の気象コンディションの中で、完璧と思えるようなレース運びをして出したタイムは早々破ることはできません。その意味では2015年サロマ湖ウルトラマラソンで出した100kmPBはそれらが揃ったタイムで、その後サロマ湖を4回走りましたが更新することはできませんでした。
このように考えると、コロナ禍による大会中止がなければ、私の100kmPBは2015年の記録のまま止まっていたかもしれません。理由として2015年のサロマの気象コンディションは最高で、同等以上のコンディションは中々期待できません。そうなるとその部分をカバーするほどの走力アップが必要になりますが、従来はそこがほぼ横ばいだったのです。2022年にサロマ開催されるのであれば、多少気象コンディションが厳しくても自己ベストを更新できるくらい走力を高めたいと思っています。
そのためにも、2021年は10kmまでの記録を全て上書きしましたが、2022年はハーフマラソン、フルマラソンともに上書きしていく必要があります。
2020年2月の別大マラソン以来となった2021年12月の青島太平洋マラソンは気温が高く風が強いタイムを出しにくいコンディションではありましたが、35kmの通過タイムは過去最速でした。しばらく中距離ランナーだった私が距離を伸ばす過程で参加した青島太平洋マラソンは、終盤の失速の悔しさもありますが、そこまで想像以上に走れたことの嬉しさが上回ったレースでした。次のレースが楽しみです。
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歳をとると遅くなる?
昨年秋からの1年間は、250kmを超えるレースにも参加していますが、自分の練習としては中距離に焦点を当てていました。それは10kmやフルマラソン、ウルトラマラソンでタイムを出すことを諦めた訳ではなく、それらの種目でも自己ベストを更新するためでした。そして秋以降フルマラソンが開催されることが決まってから、その距離を少しづつ伸ばしています。
一般に歳をとるとタイムは落ちます。それは客観的事実です。特に距離が短くなるほどタイムが落ちる方は多いように感じます。いわゆる「スピードがなくなった。」という状態です。スピードがなくなる大きな原因は全身の筋力低下と、身体各部位の可動域の低下の影響が大きいと感じています。
そこで私はその2つを向上させる練習・トレーニングを行ってきました。その土台を作った上で少しづつ距離を伸ばしていく計画を立て試行錯誤してきました。
小見出しに書いた「歳をとると遅くなる?」は、間違ってはいません。ランニング歴の短い方は別にして、比較的長い方であれば、今までと同じことをしていれば徐々に筋力は落ち、柔軟性は落ち、タイムは落ちるケースは少なくありません。でも、そうならないように試行錯誤していく、またそれまで出来ていなかったことを出来るようにしていけばタイムは伸ばせます。
もちろん、学生時代や社会人になってから本格的に競技として陸上に取り組んできた方は、ありとあらゆることを試してきたでしょうから伸び代はほとんど残っていないでしょうが、一般の市民ランナーには大きな伸び代があるはずです。
以前のように走れなくなったことを、「年齢」を理由にするのは簡単だし、それで自分自身が納得できるのであれば、その中で楽しみを見つけたら良いと思いますが、心のどこかに「以前のように走りたい。以前より速く走りたい。」という気持ちがあるのであれば、「年齢」を考えない方が良いと私は思っています。
ウルプロには50代や60代でも、大きく成長しているメンバーはたくさんいます。スピードがついてきたと感じるメンバーだけではなく、今まで走ると痛みが出てしまっていたけど、今は痛みが出なくなり楽しくなったとか、今までは考えられなかったような長い距離を走れるようになった。など自分自身の成長を楽しんでいます。
どうすればできるようになるのか?いつも考えている。
私自身が試行錯誤して掴んだことや経験などメンバーへのアドバイスに役立てています。私は元々うまく走れなかったところからスタートしたからこそ、どうすればできるようになるのかをずっと考え続けています。出来ないことが出来るようになる過程が分かるからこそ、アドバイスできることもあります。
ウルプロ練習会やパーソナルレッスンなど、広告をうつなど大々的な募集はしていません。その理由は自分の目が届く範囲でやっていきたいからです。メンバー一人一人が成長していくのを感じるのはとても楽しいですから、現在の規模感が心地よいです。
大々的な募集はしていないだけで、新しいメンバーの受け入れをしていないわけではありませんので、高い目標達成に挑みたい方だけではなく、しばらく自己ベストが出せていないけどもう一回狙ってみたいとか、コロナ禍以前のように走りたいとか、痛みなく走れるようになりたいなど「今の自分」を少しでも変えていきたいと試行錯誤する方々は歓迎します。練習会への参加やパーソナルレッスン を希望される方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。