青梅マラソン応援〜ゼッケン番号はどのように決まっている?〜

今年も昨年同様、10kmにエントリーしようと思っていましたが、クリック競争に負けてしまいました。

今年は応援です。

少し日差しが強いけど、応援や警備など含めて素晴らしい大会だと毎回思ってます。

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上位選手は圧倒的にヴェイパーフライ4%着用率が高かったです。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜

女子総合優勝の吉田香織さん(アールエル)は大きなフォームでグイグイ走っていました。

おめでとうございます。

この先頭集団が過ぎてから最後のランナーがスタートラインを越えるまで20分間近くかかってましたが、その時先頭のランナーは、6km以上先に行ってるのだから凄い大会です。

また、スタート地点の応援も途切れることなく、参加者はみんな楽しそうでした。過去に10km、30km合わせて中止になった年を除いてほぼ走っている大好きな大会なので、来年はまた出ようと思いました。

ただ、2年前に感じたことが、また起きていたので今回はちょっと考えてみました。こちらは2年前の記事です。

青梅マラソン   素晴らしかったからこそ気になりました。  

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青梅マラソンのスタートは2年前に書いたとおり、特に前の方は、ゼッケン番号順に細かくブロック分けされているので、整列終了時間ギリギリに並んでもさほど整列位置は変わらないのでじっくりウオーミングアップできます。

今回、スタート前に、スタートラインから後方に向かい歩きながら並んでいるランナーに声をかけて行きましたが、女性の整列する右側の最前列は招待選手やサブ3ランナーで、そこからサブ3.5、サブ4と徐々に遅いランナーになって行きますが、途中で突然サブ3ランナーが何人か固まっているところがあったのです。

女性の大会結果が分かりやすいので掲載します。

女子は20000台からゼッケンが始まりますが、結果を見ると上位は優勝した吉田香織さんが20025で、続いて、20015、20011、20007、20005、20006、20001と招待選手など有力選手続きますが、総合10番台あたりから20350以降の選手が目立ってきます。

大会ページの結果をキャプチャーします。

40歳未満

40歳代

50歳代

ゼッケン下3桁で見ると100番から350番くらいまでのランナーがほとんどいないのです。

そして350番からまた上位に入るランナーが一気に増えてきます。私が知る限りでもサブ3ランナーが結構います。

ただ、上位入賞したゼッケン番号が300番台後半のランナーが主催者サイドに聞いたところタイム順になっていると言われたようです。

これはなぜなんだろう?と2年前にも疑問を感じていたので、いくつか仮説を立てて、参加したランナーに聞いてみました。

まず最初に、大会エントリーがローソンとスポーツエントリーに分かれているので、そのデータをマッチングする際に、予想タイムの順番にならなかったのではないか?と思いましたが、そうでもないようでした。

ただ、その話を聞く中でウルプロメンバーから、昨年出たランナーと、出てないランナーの違いではないですか?と言われたので、350番以降のゼッケンで上位に入っているランナーを調べたところ昨年は走っていないか、DNFしていました。

前年の結果はこちら

おそらく陸連登録選手に関しては、このような順になっているのでしょう。

招待選手など

昨年のタイム順

昨年タイムのない選手は申告タイム順

したがって、一昨年に総合入賞した選手であっても、昨年出ていないと、昨年制限時間ギリギリでゴールした選手より後ろになります。

その境目が300番台後半にあるのです。

昨年走っているかどうかを基準にしているのは合理的だと思います。

ただその上で書きますが、平均キロ4分少々で走る女子選手の前に平均キロ6分で走る選手がいるのは危険だと思います。男子は検証してませんが同様でしょう。

せめて、サブ3レベルもしくは大阪国際女子マラソン参加資格の3時間10分以内の女子選手は、昨年走っていないとしても、前からスタートできるようにした方が、よりスムーズに流れると思います。男子もタイムは別にして同様です。

また、一昨年に総合入賞している選手も前方からスタート出来てませんから、2年前のタイムも考慮されていません。

過去スタートでの事故がないと、スタート会場でアナウンスされていましたが、素晴らしいことだと思います。そのために様々な工夫や試行錯誤をしてきていると思いますので、今後、これらの点についても検討し改善していったら良いと思います。

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30キロの部だけで1万3178人(完走者数1万2277人)が走る大きな大会ですから、私が書いたことは極めて狭い範囲の話ですが、何人かの女性ランナーから今回のゼッケンについて疑問や不満を口にしていました。また、私が2017年に30kmの部で走った時、スタート後にキロ6で走るランナーがたくさん壁になっていたことがあり、このランナーは申告タイムを相当速く書いたのだろうと思っていましたが、そうではなかったようです。

自分より明らかに速いランナーが自分よりゼッケン番号が遅いと、自分が実力以上のタイムで申告したように思われそうで気になっている方もいると思います。私がその立場だったらちょっと嫌です。

ゼッケン番号やスタートブロックは主催者が安全面を考慮して考えることですが、参加選手からみて分かりやすい方がベターだと思います。

また、今回の話とは少し違うのですが、安全面で大事なことなので書いておきますが、20kmあたりの下りを気持ちよくスピードに乗っている走っていると、自分の右前(センターライン側)を走っていたランナーが、私設エイドに友人を見つけたのか、まったく後方確認もせずに急に進路変更して衝突しそうになったようです。急ブレーキかけて接触は避けたようですが下りでスピードに乗っているので非常に危険だったと話しています。『危ねえー』って声を発するも何も言わずにそのまま行ってしまったようですから、脚に負担がかかりリズムを崩しただけではなく、嫌な気持ちにさせてしまったのです。

私自身、エイドステーションに近い場所だと、センターライン側を走るランナーが左に寄ってくるのを想定できるので、急に動かれたとしても対処できるのですが、全く予期せぬ場所で急に自分の前を横切られたら驚きます。

今後、東京マラソンなど、大規模な都市型マラソンが続くので、注意喚起の意味で掲載しました。

もしレース中に、応援してくれる方のところに向かう時には後方のランナーのリズムを崩すことがないようにしましょう。

 

またゼッケン番号や整列順に関して、「だったらどうしたら良いの?」という観点から続編を書きました。

青梅マラソン応援〜ゼッケン番号はどのように決まっている?〜続編



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