2019チャレンジ富士五湖①〜本気の大人の笑顔と涙〜

チャレンジ富士五湖を走っていくつか気付きがありましたが、その前に書いておきたいことがあります。

<スポンサーリンク>


以前の私はゴールしてタイムが比較的近い仲間のゴールを見届けたら会場をあとにしていましたが、ウルトラプロジェクトを作ってからはメンバーを待つようにしてます。

別に待っててくれと言われてませんが、結果は良くも悪くも懸命にゴールしたメンバーを待ちたい。という気持ちだけです。

たまに見逃してしまうこともありますが。。

私のスタートは朝4時30分で、今回は9時間25分弱でしたからゴールしたのは午後1時より前です。

118kmの部の制限時間は15時間で4時15分の第2ウェーブだと最終ランナーは午後7時を回ります。

私がゴールした時は日差しが強く非常に暑いけど夕方はかなり冷え込むことは毎年経験しているからダウンジャケットを準備して風邪ひかないようにしてます。

<スポンサーリンク>


制限時間など全く関係ない時間にゴールするランナーは笑顔の方もいれば、納得いかない走りだったのか悔しそうな方もいます。それが制限時間に近づくにつれ、ゴールゲートが見えた辺りから涙を流すランナーや満面の笑みになるランナーが増えてきます。

そのランナーがどのような苦難を乗り越えて、ここまで来たのかを想像すると貰い泣きしてしまいます。

こうして記事を書いていても涙が溢れてきます。

100kmの制限時間は14時間、118kmの制限時間は15時間ですが、その制限時間の大半を使ってゴールしたランナーの多くは決して計画通り、思い通りのレースが出来たわけではなく、様々なトラブルに見舞われ、また自分自身と葛藤を続けた時間だったのでしょう。そして関門に追われ、制限時間に間に合わないかもしれないが兎に角、今できることをしようと一歩一歩最期の坂を登ったのでしょう。中には過去に何度も完走を阻まれた末のゴールだったのかもしれません。

これらは私の勝手な想像で、一人一人事情は違うと思いますが、大人が涙を流すくらい本気になれることがあるって素晴らしいことだと思います。

<スポンサーリンク>


私自身、2007年に初めてフルマラソンを走り中盤で両脚が攣り走れなくなるも諦めずに一歩一歩脚を進めました。そしてギリギリ制限時間に間に合うと思った時に、ホッとした安心感、絶望的な状況でも諦めなかった頑張りへの感動。そして歩くことしか出来なかった悔しさという様々な感情が入り混じった涙が溢れてきました。恥ずかしいので帽子を目深に被りなおしました。

今回の涙は、懸命に頑張るランナーの姿だけではなく、その時の記憶と重なったのでしょう。

私の初フル4時間56分はもちろんワースト記録ですが、今でも鮮明に覚えているレースです。初めてサブ3した時よりはっきりと記憶しているぐらいです。

結果だけみればダメなレースでしたが、子どもの頃から諦めやすかった自分が、こんなボロボロになっても諦めないで先に進もうと懸命に足掻いたことが意外で、また諦めなければ何とかなることもあるという体験をしたのです。

タイムという結果に納得しない方もいると思いますが、次に繋げるためにダメだったことを振り返るのは大事ですが、頑張った場面も思い出してみてください!その時なぜ頑張れたのか?そしてこの局面からどうすればゴールできるか考えて実行したか振り返ってみてください。

2019チャレンジ富士五湖②〜スタート時間の再考をお願いしたい〜 に続く

2019チャレンジ富士五湖②〜スタート時間の再考をお願いしたい〜



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA