尾瀬岩鞍バーチカルキロメーターに参加して思ったこと。〜後編〜

尾瀬岩鞍バーチカルキロメーターに参加して思ったこと。〜前編〜
に続き、シリーズ戦の表彰式について紹介します。

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バーチカルのシリーズチャンピオンは、今大会を含めて参加した全ての大会で優勝した宮原選手と、吉住選手が獲得しました。

今大会でも圧倒的な強さでしたが、参加した大会全てで勝つということは、調整力や、不調な時でも、不調ななりの走りが出来るということですからやはり凄い。


画像は年間ランキング3位の選手です。

女子2位の高村貴子選手は、先週開催のハセツネで優勝した成長著しいユース世代のランナーです。



同じくユース世代の池田華子選手を一生懸命応援していました。


前日のユース世界大会の報告会でも、しっかりと報告していました。

また、今回は6位と5位までの入賞は出来ませんでしたが、藤飛翔選手も報告会では堂々とプレゼンをしていました。


藤選手に関しては、以前よりアスリチューンを愛用し、アスリチューンとともに強くなりたい。との希望があったので、次代を担うランナーの活躍を応援するためにアスリチューンのサポートを行うことになりました。

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今年は故障により思うような走りが出来なかった吉野大和選手も焦らず力を付けて欲しい。

アスリチューン開発者の三上さんを挟んで撮影しました。

また、女子シリーズ3位の岩楯選手(アスリチューンサポートランナー)はスカイランニングのユース世代の育成について、星野和昭さんや、松本大さんらとともに力を入れています。

自分たちだけが楽しいのは楽だけど、それではいけないと活動しているのです。

ウルトラマラソンには大学生などほとんどチャレンジしないのと対照的に、スカイランニングやトレランには多くの若手がチャレンジする背景には、このような努力があるのです。

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今回、私は取材や大会PRに行った訳ではなく、バーチカルを体験に行ったので、その辺りについて書きます。

大会オーガナイザーの星野和昭さんとは、同じ高校出身ということだけではなく、ウルトラプロジェクトのトレラン講習会の講師をしてもらったりしてます。大会運営のお手伝いはしてませんが、微力ながら大会のPRを自主的にさせていただいています。

その一環として、ウルトラプロジェクトメンバーでバーチカルに参加しようと募集をかけて、子ども含めて8人がエントリーしました。

前日はメンバー + シリーズチャンピオンの吉住さんが飛び入り参加でポールワークレッスンをしました。

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ウルトラプロジェクトメンバー全員満足のレッスンでした。

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午後からは、大会主催者によるコース試走に参加しました。

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宮原選手ら滝ヶ原自衛隊の方々は軽々と登って行きました。

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エキスパートコースはこんな傾斜を登ります。

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ちょっと傾斜が伝わりにくいけど壁です。

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メンバーが私の登りを写してくれました。

しかし、一週間前に100キロマラソンを走り、まだ全身が疲れている中で、ポールワーク練習会で行った坂道インターバルや、45度近い壁を登る試走はかなり堪えました。。

日曜日は3キロで700m登るレースに参加しました。

ウルトラマラソンを横のレース、水平方向のレースとしたなら、バーチカルレースは縦のレース、垂直方向のレースです。

そもそも垂直方向の走りは得意でない上に、疲労が蓄積しているわけですから、今回は決して無理はしないようにしました。

レースは名前を呼ばれ一人づつ10秒ごとにスタートするので、テンションが上がりますが、スタートしてまだ緩い傾斜から早歩きにして一歩一歩登りました。

心拍数が一気に高くなるので、レース前に無理しないと決めていようがいまいが、そもそも無理できませんでした。

走れないまでも速く歩き続ければ、そこそこのタイムでフィニッシュできるレースですが、歩き続けることがまず難しいのです。

ウルトラマラソンであれば、キツくなってもペースを落とせば前に進みますし、歩いたとしても前に進みますが、バーチカルは前に進むことが難しいのです。

私自身、何度か立ち止まってしまいました。

ただ、フィニッシュすると100キロ走って蓄積した身体の張りが少し抜けたように軽くなりました。

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自分のフィニッシュ後にエキスパート部門のランナーをフィニッシュゲート100m手前くらいで応援、撮影していましたが、スマフォ動画を撮りながら上位選手を追いかけましたが、帝王宮原徹選手のラストスパートにも息を切らさずついて行けたのには驚きました。もちろん短い距離ですが。。

自分のレース中は、無理しないという気持ちが強すぎて心拍数が上がるのを怖がっていましたが、慣れたら結構頑張れるかもしれないと感じます。

今回は、複数のアスリチューンサポートランナーが活躍するバーチカルレースがどのようなレースなのか体感するために参加しましたが、次回は一生懸命駆け上がろうと思います。

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また、この大会は主役はトップアスリートだけではなく、次代を担う子どもだと大会趣旨にもうたわれていますが、それは参加することで伝わってきました。

大人のレースが終わったあと、表彰式をすぐ行わずに、子どものレースがスタートします。

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子どもの部は3部門に別れて開催され、大人顔負けの子どももいるし、速くはないけど一生懸命頑張っている子どもいます。

そんな子ども達を優しい眼差しで、トップスカイランナー達が見守っている。

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そして、シニアのシリーズチャンピオンだけが着ることができるビブスを子どもたちのトップが付けて表彰台に上がります。

みんな誇らしげで嬉しそうです。

また、大人の表彰は5位までですが、子どもたちは8位まで表彰し、子ども達のモチベーションを高める努力をしています。

それと、ミドルレンジ以上のトレランレースであれば、自分がゴールする前にトップランナーの表彰式も終わり、帰ってしまうのでトップランナーと接する機会は中々ありませんが、この大会は表彰式はすべての競技が終わってから行われるので、トップランナーと接することもできます。

いろいろな面で楽しかったレースとなりました。

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