月間走行距離50kmでもサブ4ランナーへ〜走行距離にとらわれない・効率良いフォームにこだわる〜後編

月間走行距離50kmでもサブ4ランナーへ〜走行距離にとらわれない・効率良いフォームにこだわる〜前編

月間走行距離50kmでもサブ4ランナーへ〜走行距離にとらわれない・効率良いフォームにこだわる〜前編 から続く

 

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吉田さん(46歳)ランニング暦:3.5年(ウルプロ在籍期間:2018年10月から半年)

□入会後の月間走行距離

11月 27キロ
12月 23キロ
1月 23キロ
2月 65km(青梅マラソン含む)
3月 名古屋ウイメンズまでに23キロ

11-2月の月間平均走行距離 34.5km

□フルマラソンタイム

パーソナルレッスン前 5時間05分39秒2018年名古屋ウィメンズマラソン)

パーソナルレッスン後 4時間29分03秒2018年富山マラソン)

ウルプロ入会後 3時間56分11秒2019年 名古屋ウィメンズマラソン)

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□入会前の自分の走り

週に1回、テレビや本などの練習方法を参考にして走っていましたが本当にこれで良いのか?と不安の中での練習でした。
フォームを意識する事より、距離を走る・単に速く走る事に意識を持っていた様に思います。
ウルプロのマラソン講座を受講し、富山マラソン直前にパーソナルも受ける事が出来ました。
今できる事(お腹を前に出す。脚の着地を体より前にしない。目線をもう少し手前にする。)を教えていただき富山マラソンへ。
最後の39km辺りから脚が動かなくなってしまいましたが、パーソナルレッスンを受けて良かったと思いました。

□パーソナルや入会後に変わったこと

速く走る為にも、何をするにもまず、 フォームが大切だという事です。水曜日の午後練に出来る限り参加し、フォームの安定・定着を学んでいます。そして参加された方の動画を何度も見て、イメージをして鏡の前で腕振り練習などをするようになりました。
また、練習時間の確保が難しい中、色々な練習方法を学ぶ事ができ、少しずつ取り入れる事が出来まるようになりました。
日常生活でも姿勢に気を付けるようになりました。(猫背や巻き肩にならないように)

まだまだなのですが……練習会以外での練習時間の確保をどのようにすれば良いか時間の使い方を考えるようにもなりました。
少しずつスキマ時間を練習時間へ確保していきたいです。

□名古屋ウイメンズマラソンの感想

スタート前にフォームの意識を途切れずに保つ事・自分に甘い気持ちに勝つ事を心に決めて走りました。

スタートして前半は、混雑もありなかなかスムーズに進む事が出来ずに気持ちが落ちましたが、段々とペースに乗れて、チームメイトのHさんに声を掛けてもらい更にペースを上げる事出来ました。20km・30km・35kmととても楽しく走る事が出来ました。
35km過ぎた頃から股関節の動きが悪くなりましたが、痛みとは違っていたので、よりフォームを意識(腕を揺らし、膝を前に出す)する事によって股関節の動きも良くなってきました。フォームの大切さを改めて実感しながら走り進めゴールとなりました。

良かった点は、20kmを過ぎた後半になってもペースがあまり変わらずにゴール出来たことです。富山マラソンではだんだんとペースが落ちており股関節が動かずにいたので、フルマラソン42.195kmの距離感がグーンと近くなった感じがします。

また、筋肉痛は出ていますが故障が無く走れた事が嬉しいです。

悪かった点は、前半で自分の弱さが出てしまった事です。こんなに気分が落ちたのは初めてでした。その時はとても身体が重く顔も随分と伏し目がちだったと思います。それに気づいて、沿道の声援を受けて、口角を上げていきました。

□名古屋ウイメンズマラソンのラップ

(ロス 15’28)
29’35
28’46
28’14
27’42
27’13
26’29
27’33
28’33
12’06

□サブ4した時の気持ち

ナゴヤドームへ入りゴールの瞬間、ゴールタイムを見ると4:11:⁇と示していました。グロスで4時間11分?と頭の中はクエッションマークだらけでした。手元の時計では4時間を切っていたので、本当に驚きでビックリでした。時間が経つにつれてジワジワと嬉しさが湧いてきました。今回ばかりは、素直に自分自身を褒めたい!です。

□今後の課題

一番はフォームを安定させる事・練習時間の確保です。また、少しでも速く走る事が出来るようなりたいです。何年後になるかわかりませんが、サブ3.5でゴールしたいです。

□ウルプロとは?

個々の目標・目的は様々ですが、その目標・目的に合った練習方法を学ぶ事がで来ます。また、新澤先生をはじめ色々な方々の考え方や刺激を受けて、自分自身も走る事・それ以外も成長出来るところです。出来ないと思うより、やってみようと思えるチームの皆さんがとても素敵です。

40代なかばに来てワクワク出来る自分を幸せだと思います。素敵な出会いに感謝しています。

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練習量は少なくてもフルマラソン完走するのはさほど難しいことではありませんが、鍛えていない身体で、最初から負担のかかる走りをすれば、レース後しばらく歩くのも大変な状態になります。

この二人に関しては、Hさんは一昨日の午後練に参加して身体に負担のかからない走りをしつつほぼイーブンペースで5km24分半と順調に回復しています。吉田さんはレース3日後の午後練に参加し普通に走っていました。その理由は身体への負担の小さなフォームを身につけたからです。

また、上でも書いていますが、二人とも走る以外に自宅の鏡の前で腕振りのチェックをしたり、姿勢を気をつけたりするようになりました。また身体のケアをしっかりするようになりました。Hさんは痛めている膝に負担がかからないように水泳をするなどして心肺機能も鍛えています。

走るだけが練習ではないのです。

月間走行距離200km以上走ればサブ4できると信じて続けているけど中々できない方へのヒントが、この記事にたくさん含まれていると思います。

私の考え方を押し付けるつもりは全くありませんが、初心者こそフォームをしっかり身につけるべきだと思います。特定箇所に負担のかかるバランスの悪いフォームのまま月間走行距離を増やせば待っているのは故障です。そして故障したら走るのが怖くなるし嫌になります。

繰り返しになりますが、練習量を増やすことが悪いと言っているのではありません。故障なく練習量を増やせるようなフォームを身につけ、身体を整えてから、目標達成のために現時点の自分に足りないモノを身につけていくために練習量を増やしたら良いと思います。

ウルプロ練習会やパーソナルレッスンに関しては以下のリンクをご参照ください。また今年のゴールデンウイークも1日か2日パーソナルレッスンを集中的に行う日を作ろうと思います。

ウルトラプロジェクト入会方法や練習日程などはこちら

パーソナルレッスンについてはこちら

月間走行距離50KMでもサブ4達成〜どのような振り返りをしているか〜 に続く

月間走行距離50KMでもサブ4達成〜どのような振り返りをしているか〜



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