アディゼロsub2感想〜板橋Cityマラソンからウルトラマラソンシーズンへ〜前編

3月11日の古河はなももマラソンで、3年3ヶ月ぶりにサブ3復帰して、そちらの記事もまだ書けていませんが、昨日は板橋Cityマラソンを走ってきました。

3年3ヶ月ぶりのサブ3達成!その1〜この瞬間を頑張らねば後はない。だから苦しさを先送りしない。〜

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故障リスクに関しては、疲労は徐々に抜けてきているのを自覚し、普段からお世話になってるケッズトレーナーでも様子を見ながら走るのであれば問題はないと客観的な意見をいただいていました。

しかし、出し切った感がある中で気持ちを高めることはできませんでしたが、チャレンジ富士五湖まで1ヶ月になり疲労抜きを考えると60km走など長い距離を走るタイミングがないので、予定通り疲労が残る状態で板橋Cityマラソンを走ることでウルトラを走る脚を作ることにしました。

フルマラソンやウルトラマラソンの連戦は基本良くないと思ってます。身体が回復してない状態で走ることで故障リスクだけではなく、慢性疲労などのリスクも大きくなりますが、フルマラソンシーズンからウルトラマラソンシーズンに入るタイミングでは、このような連戦をよくやります。

練習だと40kmを超える距離を止まらずに走り続けるのは困難ですが、大会だとエイドや他のランナー、応援の方などのおかげで走り続けることが出来ます。

またサブ3を狙って走るレースの場合は、そもそもギリギリの走力の訳ですから、ペース配分などの自由度はなく、いかに決めたペースで走り続けることが出来るかしかありません。

それに対して今回の板橋Cityマラソンは、タイムを意識する必要はないので、どのような目的を持って、どのようなペースで走るか選択肢は大きく広がります。

先程書きましたが、連戦は故障リスクが高まるので、私は連戦後半のレースでタイムを狙うような走りはしません。なぜなら無理をしてしまうからです。

今回、ベストな走りをしてタイムを狙うなら、疲労が残っている状態ですが、4’20-25/kmペースで入って後半多少落として3時間10分切りができるくらいだと思っていましたが、3時間10分切りを狙う意味もなく、また狙うと終盤無理をしちゃうのでこのプランはやめました。

目的はウルトラマラソンシーズンに入るタイミングでの意識付けと脚作りですから、そのような走りをしたら良いのです。あとモチベーションが保てる何かがあれば走りやすくなります。

今回はそのモチベーションとして、発売したばかりのアディゼロsub2を履くことにしました。

アディゼロsub2に関してはこちらに簡単に書いていますので合わせてお読みください。

アディゼロsub2〜ランニングシューズに何を求めるのか?〜

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金曜日に数km履いたところ当たる箇所などなく、固いシューズではないので脚を痛めることはないだろうと判断しました。またマラソンレースで履くことで、来シーズンのマラソンだけではなく、これからのウルトラマラソンでも使えるシューズかどうかを確かめることができます。

そのために動きの悪い身体ですが、行けるとこまでsub3ペースで走って、痛みや張りが出てきたら、そこからはウルトラマラソンの中盤以降のジョグペースで走ることにしました。

前日と当日朝にかけて、モルテンでカーボローディング、スマッシュウォーターでウォーターローディングをするなど古河はなももマラソンの時と同じことをしました。

またスタート前にアスリチューン・ポケットエナジーとエナゲインを飲んでエネルギーを貯め込みます。

ATHLETUNE(アスリチューン)について

スタートはCブロックで、しかもトイレに行ったことから整列は13分ほど前のギリギリになってしまいCブロックの後ろからスタートになりました。ただブロック間が詰まるとスタート地点は近く見えました。

スタートロスは24秒でしたが、スタート後も絶対AやBブロックの力がないであろうランナーがキロ5で走っていましたが、ほんと危ないからやめて欲しいです。主催者も前方ブロックに関しては予想タイムではなく、過去1年間の記録証を提出させるなど安全対策をすべきです。

またスタート直後にコースが狭くなる箇所や、実力違いのタイム申告をしているランナーがいることから最初の1kmは思うように走れませんでした。その後ペースが落ち着いてきて時計を見ると、自分では4’12/km程と思っていましたが実際は4’05/km程で走っていました。混雑がありながらも5kmのラップは20’52ですから、感覚よりかなり速いです。これはsub2の反発力によるものだと感じました。

続く5kmも20’51で走りましたが、無理してペースを上げてるわけではありません。接地で地面を押す感覚だけは大事にして走るとペースが保てるのです。

このまま行けちゃうのでは?なんて考えが一瞬頭をよぎりましたが、その後少し痛みが出始めたので、ハーフまで痛みをごまかしながら少しのペースダウンにとどめて、折り返してからジョグに切り替えました。

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世界記録や、夢の2時間切りを出すために生まれたシューズですが、サブ3ペースでも十分に反発力を感じました。

ただ後半は5’00/kmを超えるペースで走りましたが、このペースだと普通のシューズになってしまいます。キロ5で走るならソール形状で推進力をうむズームフライの方がよいと感じました。

ヴェイパーフライ4%は好みが分かれるシューズですが、sub2は反発の仕方も自然であり、多くの方に受け入られやすいシューズだと思います。

軽さを求めるならsub3.5レベルのランナーが選んでも良いと思いますが、それより遅いペースで走るランナーならあえてアディゼロsub2を選ばないで、安価で耐久性のあるアディゼロジャパンブースト3を選んだ方が良いのではないでしょうか?

同じアディゼロシリーズで比較すると・・・

アディゼロsub2感想〜板橋Cityマラソンからウルトラマラソンシーズンへ〜後編 に続く

アディゼロsub2感想〜板橋Cityマラソンからウルトラマラソンシーズンへ〜後編

 



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