昨シーズンはウルプロ入会後にサブ3を初めて達成したメンバーが5人いますが、全員男性でした。
今シーズン、女性のサブ3ランナーが誕生すると思っていましたが、宮島亜希子さんがサブ3を狙った初めてのレースでクリアしました。
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宮島さんは昨年までは3時間10分は切っていましたが、そこから先には行くのは中々難しいと考えていたようです。
宮島さんと初めて会ったのはいつだったか忘れましたが、そこそこ長い付き合いです。またウルプロ練習会をサポートしてもらい始めたのは昨年の夏からです。
水曜日夜に参加の際は、ペースメイクをお願いすることもありますが、金曜日や週末練習会に参加するときは自分自身の練習をしてもらいました。その間UTMFで入賞したり、10kmやハーフマラソンでPBを出すなど、他のウルプロメンバー同様伸びているメンバーです。
⬜︎レース結果
タイム 2時間59分33秒
順 位 女子総合24位
ラップタイム
(ロスタイム4秒)
20:57
20:51
21:02
20:56
20:59
21:17
21:36
22:08
09:43
ハーフ通過 1時間28分29秒
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今回、いくつか質問して答えてもらいました。
⬜︎サブスリーぎりぎりの展開の時に考えていたこと
⬜︎どのようなフォーム意識をしているか
ウルプロの練習会に参加するまでは、フォームやピッチを意識して走ることはなかったのですが、昨年の11月頃から、ペーサー以外にも織田フィールドなどで練習会に参加した際にアドバイスしてもらったこと(着地の際に足の着く位置、足を下ろすという意識、ピッチを上げる、腕は後ろに引く、肩の力を抜く、骨盤の動きを意識した腕振り)を意識することによって、2017つくば(3時間6分)→2018大阪国際(3時間4分)→2018東京(3時間2分)→2018つくば(サブ3)と、順調にPB更新しています。
今回のつくばは、特に骨盤の動きを意識した腕振りを意識したことで、足が自然に前に出る感覚がありました。
⬜︎ウルプロ練習会について思うところ
⬜︎女性のサブ3は0.4%程度ですが、サブ3ランナーになった感想。
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宮島さんは非常にバネがある走りをするランナーですが、そのバネに頼りすぎることから終盤に失速するケースもありました。練習会に参加しはじめた当時のフォームをみると、ストライドを伸ばそうとする意識があったので、ストライドを伸ばそうとしないでピッチを上げるようアドバイスしました。
これは今年1月のフォームです。
こちらが今月のフォームです。
胸の位置が後ろに行かないように、肩甲骨の間から押されるイメージを持ってもらった時の動画です。
上体が遅れなくなったことから、接地でしっかり地面を押すことが出来るようになり、接地足と逆の骨盤の動きがスムーズになり、結果的にストライドは落ちていません。
動画はこちらです。
また、この練習会の時に、肩や上半身に力が入っているように思えたので、腕振りについてもアドバイスしました。
その夜、宮島さんからメッセージが届きました。
肩の力はこれまであまり意識してこなかったけれど、1本目の終わりに新澤さんに指摘されて、2本目以降は力を抜いて、更に5本目以降は骨盤も意識し、楽に走れるフォームに変わっていったと感じました。
今日は、1200m×6本で自分では同じ感覚で走ってましたが、タイムは、4’46-4’35-4’41-4’41-4’41-4’37で、肩に力が入ってた1本目が一番遅かったです。
今日の後半の感じでつくばは走りたいですね。不安もありますが、サブ3狙ってみます!
宮島さんは本来ウルトラマラソンやウルトラトレイルを得意にしていますが、身体の使い方が変わり効率的に走れることによって来年はまた高いレベルになるでしょう。
また、宮島さんに負けないような女性メンバーが宮島さんに追いつこうと頑張っているので楽しみです。
大阪国際女子マラソンに出るようなレベルのランナーでも、ちょっとしたことで走りは変わります。
こちらはウルプロメンバーのレース結果の一部です。
https://fun-run.tokyo/blog/category/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B4%BB%E8%BA%8D/
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