600m+400m 6-8セット〜メニュー変更は臨機応変に〜

水曜日の定期練習会は1000m×6-8本の予定でした。

競技場ではないので、安全面から10km走れるペースを目安にしてもらいました。その分、本数はやや多めです。

パーソナル→午後練→パーソナルと続いてからの、定期練習会なので少し疲れていましまがアスリチューン・ポケットエナジー コーヒーゼリー味を練習前に飲んで気持ちを高めました。

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月曜日の練習会でお堀沿いが工事により狭くなっているのは知っていたので、夜間走るとどのような状況かを練習会前にチェックしました。

元々この直線は狭く、お堀側は凹凸があるので、気を使う箇所ですが、その狭い箇所がさらに狭くなっているのだから、一人ならともかく、グループで走ってはダメだと感じました。

3年以上前に撮影した画像ですが、イメージとすると、この横5マスのうち2マスが仮設物が設置された感じです。

そのためこの150mほどの区間を安全にジョグで抜けるメニューに変更しました。

狭くなっているのはこの青い箇所です。

SUUNTO9で距離を簡易測定して、スタート位置をいつもと少しずらして、工事箇所の手前のカーブに入る前までの600mを疾走し、そこから狭い箇所が終わるまでの150mは1列で端によりジョグで繋いで、スタート地点付近まで400m疾走して30mほどジョグにしました。(結果を見ると最初の600mは約580mでした。)

これを一番速いグループが8本、一番遅いグループが6本、その他のグループは7本にしました。

私は4’15/km程度のペースで走るグループのペーサーをしました。

2’25(4’10/km)-1’40(4’10/km)

2’30(4’18/km)-1’41(4’12/km)

2’30(4’18/km)-1’40(4’10/km)

2’26(4’11/km)-1’37(4’03/km)

2’22(4’07/km)-1’41(4’12/km)

2’27(4’13/km)-1’40(4’10/km)

2’24(4’08/km)-1’29(3’42/km)

走る前には相変わらず中臀筋の張りがあり気になりましたが、最近愛用しているマッサージジェルを使うと、かなり軽減されるので驚いています。練習前や練習中など、自分用に買ったのをウルプロメンバーに使ってもらうとかなり効果を感じて、既に多くのメンバーが購入してます。

もう少し使って良ければこのページで紹介します。

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さて各グループ気持ちよく終われたようです。だいぶ涼しくなってきたからか、先月なら呼吸が激しくなるメンバーも比較的余裕を持って走っていました。

新たに入会したメンバーも数人いましたが楽しく走れたようです。

練習後には素早いリカバリーを狙ってアスリチューン・スピードキュアを全員で飲みました。

こちらは3年以上前に書いたもので、路面整備や街灯整備がされたことから、当時よりかなり安全に走れるようになりましたが、書いた当時のまま危ないと感じるポイントを知っているかどうかで防げる事故はあります。

皇居前広場コースマップ 〜安全に走ろう〜

 

また、練習場所に関わらず、その時の状況に応じて危ないと感じる場所があれば、臨機応変にメニューなど変更してください。決めたメニューやペースを守るより自分や他人の身体を守る方が大事です。

今回、予定通りのメニューにした場合に接触や転倒などが一番危惧されるのは、狭くなった箇所ではなく、その後の開けた箇所だと思います。それは狭い箇所は注意深く慎重に抜けますが、そこで落ちたペースを挽回しようとペースアップを測ったり、気が緩んだりするからです。トレランで転倒しやすいのは神経を擦り減らす危険な区間をすぎた後だったりしますが同じことです。

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最後に、先日書きましたが、前後のランナーの接触転倒事故は注意すれば相当程度防ぐことができます。

30km走イベントなどでの接触転倒に注意〜このようなフォームのランナーは集団走にはご注意を〜

水曜日も練習前にメンバーに伝えましたが、安全に感じる間隔には個人差があるので、具体的に「前のランナーと自分の身長くらいの間隔はあけてください。」と伝えました。

漠然と気をつけてください。といってもほとんど効果はないと感じてます。いつもより危険度が増している箇所があるなら、どのように危険を避けるのか?

また、前のランナーに近づきすぎないでとか、注意してと言うより、具体的な数値を掲げた方が伝わります。

ランニングに限らず絶対に安全なんてことはありません。でも危ない状態を緩和することはできます。それは相当の費用や時間をかけなくても、少しの工夫とコミュニケーションでできることは少なくありません。その大前提になるのは危ないと気づくこと(=危険を認識すること)です。



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