こちらの記事でサバイバルブランケットに包まれた池田さんと、メッセージでこんなやり取りをしました。
60kmあたりで越していった仲平さんはすごく元気そうでした。
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仲平さんとは1ヶ月前にウルトラセミナーがキッカケでウルトラプロジェクトに入会したメンバーで、今回100km初チャレンジです。
セミナー参加時のマラソンタイムは4時間20分(2018年名古屋)で、目標タイムは12時間50分でした。
そして結果は11時間49分26秒と目標より1時間速くゴールしました。
これって、マラソンタイムの2.73倍だから超持久型ランナーなんだ!と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。どちらかというとスピード系です。
2017神宮外苑24時間チャレンジ3位で、2018年チャレンジ富士五湖4位の青木さんと似たタイプだと自他共に感じているようです。右の青木さんはチャレンジ富士五湖を9時間18分08秒で初めてsub10しましたが、従来の記録を2時間以上更新しました。そのようなスケールの大きさを感じさせるメンバーです。
仲平さんはこの1ヶ月で効率よく走れるフォームに変わり、走力がついてきたのです。
実際サロマ当日にフルマラソン走ればsub4は軽く達成出来たでしょう。これだとマラソンタイムの2.95倍です。
以前、セミナー参加者のタイムなどを調べてこの辺りについて書いているので合わせてお読みください。
そんな短期間で走力が付くのか?と疑問に感じる方もいるかもしれませんが、無駄な動きがあるランナーから無駄な動きを取り除けば、その瞬間に速くなります。したがって完成されたフォームのランナーだと伸びしろは小さいけど、多くの市民ランナーは結構変わります。
仲平さんはウルトラセミナーに2回参加し、レースマネジメントと事前準備を徹底的に学びつつ、効率よく走るためのフォーム作りを行ったのです。
ある意味、1ヶ月間の短期集中サロマ湖チャレンジ企画です。
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仲平さんにいくつか質問しました。
レースを振り返り良かったこと
・セミナーを2回受講してできる事前準備をすべてしたこと。
・セミナーで教わった自分の予想タイムと10kmごとタイム比率をもとにラップ表を作り、それを10キロごとに確認しながら一定ペースで走ったこと。
・上り坂以外は絶対に歩かないと決めて走り続けたこと。
・エイドは30秒!と決めてすぐに走り出したこと
・天候が急変しても気持ちが折れなかったこと。
・スタート前、レース中、レース後にメンバーの方と話をしたり、顔を見たりすることで緊張が解けました。知っている方が同じレースにいるということはとても力が出るんだなぁと感じました。
(補足)仲平さんにはマラソンを4時間で走る力はついていると伝え、そのタイムをベースにしてペース設定を考えてもらいました。また事前準備をすべてしたとありますが、擦れ防止対策は落ちてしまっていたようです。
また10kmごとラップタイムを調べるとこのような感じです。
(ロス 2:28)
65:17-67:39-65:04-66:10-66:45
77:46-72:28-73:52-79:12-72:45
50km通過 5時間33分23秒 (前半比率 47%)
この前半比率47%を見るだけで、素晴らしい走りだったことが分かります。
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ゴールした時の気持ち
やっと終わった〜!という気持ちと、思ったよりも元気だったのでまだ走れそうだなぁと思ったこと。体力が残っていたのでレース中にもう少しペースが上げられたのかなと思いました。
(補足)この時はすごく寒く、しっかり着込んでいる私がブルブル震えるような状況でしたが。とても寒そうには見えず、スタート直後のような元気さでゴール会場に向かってきました。
準備して良かったこと
□多すぎるかもと思ったジェルの量・・・
走力UP✖️事前準備でサロマ湖完走 後編 に続く