5/23 ウルプロ午後練〜上げるではなく下ろす意識 5000mPBのメンバーも〜後編

5/23 ウルプロ午後練〜上げるではなく下ろす意識 5000mPBのメンバーも〜前編

前編から続く

彩の国トレイル100kmを走ったKさんはアクティブレストとして参加しましたが意外と走れたようです。

週末の彩の国100Kから中2日、きょうはペースを落としたアクティブレストで、残る筋疲労を解消するのが目的で臨んだ。

最初に各自のペースで400。スロージョグペースなのにすぐに息が上がる。筋疲労もあるが、内臓伴う体全体の疲れがひどい。彩の国で23時間弱走り続け、さらに夜勤を2回こなしてきたのだから、体が悲鳴をあげているのは言うまでもない。

ゆっくりで足取り重いが、疲労を越えた故障由来の痛みサインはなく、走れることを確認。うまく走れたレース後は総じてこうだが、100km超トレイルという未知の距離に挑戦した後なのに、自分でも正直びっくりしている。

先週に引き続き、足の振り下ろしを意識する動きづくり。これ、トレイルレースで早速大いに役立った。

登りで、なるべくもも上げ先行しない。下りを怖がると足上げ顕著にドタドタと着地するが、それを抑制することにもつながる。この足の振り下ろし意識は、スタミナ温存とダメージ軽減に多いに役立った。

5000の走練習は、5分ペースの後方、少し離れてついていく。足の力がなく、とにかく初動がキツい。これでは半分いければ上等だなと覚悟する。しかし、この疲れている中で、力のいらないポジションを見つけると、スムーズに足が流れ、徐々にいつものリズムを取り戻す。スピードこそないが、半分を超え、このペースならいけると確信。最後まで走りきることができた。

23’38

気づいてみれば、太ももにどっしりと残った筋疲労も、かなり流れて軽減している。

フォームはどうにもバラバラだったが、疲れている中で、力をいかに使わず、自分の流れに持ち込めるかの練習にもなった。大きな目標レースを終えたので、これから秋に向けて、しっかりとリスタートしていきたい。

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パーソナルレッスン後に入会して今回はじめての練習会参加になったOさんはゴールが分からず3mくらい前でフィールドに入ってしまいましたが、24’18くらいでした。

初練習会でした。

4月にパーソナルトレーニングを受け、自分なりに気をつけたつもりでしたが、動画を見て、猫背で腰が落ちていて実にカッコ悪い。

腹筋に力を入れて走ることを意識して、5000mへ。5分/kmペースで新澤さんの後ろに付いて走りました。2kmすぎから離れぎみになったので、最初の動き作りでやった腕振りと脚を下す意識で走ったら、追いつけました。

3kmからは一人になり、ペースを落とさないように走りました。ゴールのラインがはっきり分からず、最後はグダグダになってしまったので、タイムは??自己ベストへの挑戦は、次回頑張ります。最後は脚がパンパンでしたが、一人ではとてもできない練習ができて、スッキリ帰宅しました。

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Mさんはついに25分を切りました。

腕振りと肩甲骨の動き、前傾からの走りだしで自然と脚が前に出る感覚、腿上げの意識と地面に向かって脚を下す意識の違いの確認などを最初に行いました。その後、坂道で、片脚でしっかりバランスをとる、腿上げの意識で坂道を走ることと前傾で走ることの違いを確認し、動画で自分のフォームを確認しました。

どう見ても、腰が引けている感じで「格好悪い」。体は1枚の板のように前傾で・・・ということをさらに意識する必要性を感じました。

タイムは、24’46と人生初の25分切りでした。

2週間前に25’02”(これもPB)だったときは、3000mを超えたとたんにダレたので、そこをフォーム、体の動きに気を付け、乗り切ることを覚悟しました。心肺は苦しかったのですが、体はあまり力まず、大きく動けていたようにおもいました。

これまで、息が上がることを恐れて、息が上がり始めると体に力が入っていましたが、今回はそれがあまりなかったことから、息があがったことにも耐えられたのではないかと思います。

今後も、スピード練習で大きな動きと心肺強化に努めていきたいと思います。

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Iさんもだいぶ走力がついてきました。25’40とPB更新です。

【目標】フォームを安定させる 接地、腕振り、足の動きを意識する

【結果】動き作りの中、坂道では地面を蹴った力を推進力に変える実感ができました。5000m(25’40“ PB)5min/㎞で走り始め3km過ぎから心肺機能がついていけずペースが落ちてしまいましたが、ピッチだけは落とさないように気を付けました。後で記録を確認したところ心拍数はあっという間に180/min を超えていました。身体の動きは1か月前と比べるとだいぶスムースに動くようになりました。遅い分、続く1000m、400mを走るまで、ほとんど休めませんので別の意味でよい練習になりました。心肺機能を少しずつ高める事が現目標です。

 

練習後にはアスリチューン・スピードキュアを飲み素早い回復を目指します。

今回は気温はさほど高くありませんが湿度が高く、また1レーンに続く水溜りが気になり大半のメンバーは1レーンと2レーンのライン上を走ったので距離が伸びました。

その中で複数のメンバーがPBを出したのですから、力がついてきました。

練習前に今日の練習は何を意識して行うのか、練習後には気づきや次回への課題など話してもらいますが、練習中にもどのように動いているか?どうしたら良いか?など質問して答えてもらってます。

これらは自分自身の気付きだけではなく、他のメンバーの気付きを聞くことが参考になるからです。

今、この記事を読んでいるランナーの方に、「どのようなフォームで走りたいですか?」「今はどのように走っていますか?」「何を意識したら変わりますか?」と質問したら、多くの方は答えに詰まるか、「大迫選手みたいに走りたい。」などと答える方が多いように感じます。

では大迫選手はどう走っていますか?と聞くと言葉に出来ない方が大半だと思います。

つまり、漠然としているのです。

ウルプロメンバーにらそれらを質問すると、かなり明確な答えが返ってきます。

何が課題で、その課題を解決するために何が必要か?それが解決するとどうなるのか?を自分の言葉にできるくらい整理できれば走りは変わってきます。

目的意識を持たない、気付きを次に繋げられない練習をしてるランナーと、目的意識を持ち、気付きを次に繋げることができるランナーが、同じ時間練習したら、どちらが伸びるかは書くまでもありません。

多忙な中で目標達成することができる人と、できない人の差はその積み重ねの差だと私は思います。

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