2月3日に開催された別府大分毎日マラソンは3時間01分59秒でゴールしました。
測定ポイント | スプリット | ラップ |
Start | 0:00:21 | |
5km | 0:21:02 | 20:41 |
10km | 0:42:17 | 21:15 |
15km | 1:03:01 | 20:44 |
20km | 1:24:02 | 21:01 |
25km | 1:45:07 | 21:05 |
30km | 2:06:37 | 21:30 |
35km | 2:29:03 | 22:26 |
40km | 2:51:51 | 22:48 |
Finish | 3:01:59 | 10:08 |
(ハーフ通過 1:28:38)→前半比率48.7%
<スポンサーリンク>
レース後このような投稿をfacebookページにしました。
別大マラソン走ってきました。
昨日受付会場の仮設階段で踏み外して咄嗟に出た右手で受け止めたことでしばらく肩と腕が痺れたけど今日走る上では全く問題ありませんでした。レース前日に不注意だと反省するも、なぜ転倒したのかも謎です。多分登ってくる人がいたから道を譲ろうとして端に寄りすぎたと思われるけど、大勢に見られて恥ずかしかったです。。
今日のレースは体調次第だけど4’05/kmで押して行こうと思ってましたが、身体の動きが悪く中々スピードに乗れない。
後半のアップダウンや気温を考えるとハーフを1時間27分前後で通過したかったけど、1分半以上遅い。でも25kmくらいまでは余裕で走れていたので、後半粘れれば3時間はギリギリ切れるのでまずは30kmまでペースダウンしないようにしたら、途中で私には珍しい腹痛発生。走りながら痛む箇所をマッサージしたり、腹圧を落とすと痛みは消えたが推進力も少し落ちました。。
そんなこんなで30kmから一気にキツくなってきました。
フォームをあれこれ修正して失速を最小限に抑えるが、何箇所かあるアップダウンが身体の力を奪っていく。粘ってもキロ4分半より上がらないが、それでも前を走るランナーをガンガン抜いていくからペースアップしてるように勘違いしてしまう。実際今日は序盤から終盤まで結構抜いた。特に30km以降のアップダウンはみんなキツそうだった。
30-35km区間でサブ3の貯金を一気に払い出ししてしまい、残りをサブ3ペースで走らねば間に合わないが、流石にそれまで粘って4分半だったのだから気持ちは焦るが上げられない。
37kmくらいで絶望的になるも、その時できる走りを続け競技場に入る寸前で時計は3時間に変わった。
タイムは残念だけど、ゼッケン番号1898番は多少欠番はあるけど、私より速いタイムでエントリーしたランナーが1800人以上いるということだが、順位は1105位とゼッケン番号には勝ちました。
ゴール後下半身で痛い箇所はないが、とにかく尻から太もも周りがジーンと重い。スタートからゴールまで大きな筋肉は使えたから、鍛えられたはず。また昨日うった右肩が走り終わったら痛くなったが明日には治るだろう。
今日、サブ3した知り合いのタイムを見ても、やはり30kmからは落ちていて、スタート前に私が必要と思っていた1時間27分前後でハーフ通過するスピード的な余裕度が必要だった。
それが出来なかったのだから今回は仕方がない。悔しいけど力不足。
次は3週間後の静岡マラソンだが、今日の走りで脚は出来上がったと思ってます。
走られた方、応援の方、お疲れ様でした!
そして、個人アカウントに、このような言葉を添えてシェアしました。
結構悔しいレースになりましたが、今回のコンディションではサブ3する力がなかったということです。それは素直に受け入れて何が足りないのかを考えて足していきます。
プラスもあり、15kmくらいだったか、フォームで気づきがあり、それを意識して走ると、それまで一生懸命走って付いていた集団のペースがいきなり楽になりました。そのまま25kmまで楽々走れたので、これはサブ3はいけると思いましたが、その後のまさかの腹痛の対処で腹圧を落としたらペースが保てなくなりました。30km辺りの動画を見るとその原因がよく分かりました。
その辺りを含めて、気づきの多いレースになりました。
悔しいけど、悔しいで終わらせないで、出来たことと、出来なかったことを、振り返って生かすことが大事だと思ってます。
<スポンサーリンク>
まずSUUNTO9BAROで計測したデータはこちらです。
距離は1%ほど長く出ていますが、最短距離を走っている訳ではないのでほぼ正確です。
平均心拍数が194になっていますが、手首で計測するタイプは人によって高めに出る傾向がありますが私も高く出ます。だいたい25くらい上になるので目安程度にしています。
ただレース後に推移を見る時には使えます。平均194になっていますが、10kmあたりからはほぼ200で推移しています。
AT(無酸素性作業閾値)の簡易計算式はこのようになります。
AT=(最大心拍数ー安静時心拍数)×0.75+安静時心拍数
私の最大心拍数は200、安静時心拍数は60程度なのでこの計算式に当てはめると(200-60)×0.75+60=165となります。
以前全身持久力検査を受けた時に、サブ3レベルにしてはVO2maxは低いけどATは相当高いと言われましたが、こんな長時間、最大心拍数付近で走り続けることはできないから、今回は25より高めの計測値が出たのでしょう。
それでも平地はATギリギリで走り、登りになるとATを超えるくらいの感覚的でした。それがずっと続いたのです。
また30-35kmはアップダウンもありますが、懸命にペースダウンを抑えようと足掻いているのがよく分かります。
そして、サブ3が絶望的になったラスト5キロ以降もその時できる走りをしていたことが分かります。
レース後、自分自身でも30kmからもう少し粘れないのか?35kmからスパートできないのか?など自問自答しましたが、結構ギリギリで走っていたことが分かります。
<スポンサーリンク>
今日、ケッズトレーナーでケアしてきましたが、張りの強い箇所は自覚のある腹筋と尻、太もも周り以外に背中と肩の張りが強いと言われました。時に右側の肩と背中です。
レース前日に転倒して右手で体を受け止めたことを話すと、その時に力が入ってしまい筋肉が緊張してしまったようですね。と言われましたが多分間違いないでしょう。自分の不注意なので仕方がないのですが、後々のためにどのような影響があったのかを推測してみます。
右肩、右腕がしばらく痺れるくらいの衝撃→上体の筋肉が固まる(緊張する)→肩甲骨の動きが悪くなる→骨盤の動きが悪くなる→ストライドが短くなる→スピードが上がらない→ペースを保とうとピッチを上げる→心拍数が上がる
私はマラソンペースのケイデンスは95-96を目安にしています。いわゆるピッチ190-192です。それが今回はその数値を終始上回っています。レース前に最近の練習やレースを考えれば序盤は余裕を持って4’05/kmペースで走れるからハーフ通過1時間27分を計画していましたが、思うようにスピードが上がらなかった理由はこの辺りにあったようです。
ここまでは前置きで、タイトルでいうと『災い』の部分です。ここから『福』について書きます。
災い転じて福となす〜効率よく走るための気づき〜② に続く