高温多湿の中で2人が5000mPB〜なぜタイムトライアルをしたか?〜

金曜日のウルプロ®︎練習会は動き作りをしてから15分間走-10分間走-5分間走-400mをしました。

設定はメンバーの力や体調に合わせてもらいましたが、水曜日の練習会などの流れや、今日話した感じから何人かには負荷を落とすよう伝えました。

日中に比べたら涼しいとは言っても、運動してなくても汗をかくような気温や湿度の中を走るのですから、体調を崩さないよう気をつけねばなりません。

この時期は設定の負荷に迷ったなら軽い方を選んだ方がよいです。特に暑い中を走る経験の少ない方はそうしてください。

私は木曜日に負荷に迷って高い方にしましたが、この時期は危ないと感じるより前の段階で無理をしないで止めると決めているからです。

久々のポイント練習〜1000m+300mインターバル〜

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今回練習前にメンバーに伝えたのは、無理に速いペースで走るのではなく、今意識しているフォームを定着させることです。

練習後の振り返りミーティングでは、それぞれがどのような目的を持って走ったのか?その結果何を得たのか?気付いたのか?話してもらいました。

アスリチューン・スピードキュアで素早いリカバリーを狙いました。

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今回の練習に限らず、練習前にメンバーそれぞれと最近の状況や今日の状態について可能な限り話を聞くようにしてますが、そこでメニューを変更することは多々あります。

金曜日は二人のメンバーに5000mタイムトライアルをしてもらいました。

高温多湿の中を走るわけですから、自分自身に置き換えて考えると、涼しい時期に10km走れるくらいのペースでないと5000m走れません。タイムにすると私なら30-40秒くらいは落ちそうです。

そのような中でなぜ5000m走ってもらったかというと、2人ともこの状況でもPB出せると思ったからです。それって自信になります。それと水曜日の動きをみて体調良さそうだったことと、体調悪くなりそうなら早めに止めることができるメンバーだからです。

また、二人ともフォーム改善が進んでいますが、力がついてるか分からないと不安になります。不安は練習量を増やしたり、ファームに迷うなど悪循環に繋がることもあります。

また無理しないように、今日の暑さでも10km走れそうな余裕あるペースで走り2000mまでは時計を見ないでフォームとリズムだけ意識して走ってなど、個別にアドバイスしました。

結果二人ともPB更新しました。終盤は私が引っ張りましたが良い走りでした。

Kさん 20’50″(PB)

昨年3月に入会したKさんは入会時は23分台でしたが順調に伸ばして今日は20’50″です。

振り返りの抜粋

設定通りの練習メニューで行く予定でしたが、5000メートルにしました。暑さもあり、途中で断念するかもいう考えも浮かびましたが、7月中はウルトラ後のリカバリー、調整期間と考え無理せずに1ヶ月やってきたつもりなので、これから秋以降のフルに向けてどこに課題があるか考えるため挑戦してみることにしました。

意識することは、いつも通り、肩周りのリラックスした腕振り、お腹を伸ばすこと。

5分間走で走っているペースを目安として1周100秒を目標にしました。ただし、タイムに惑わされてしまうので、時計は見ないことにしましてた。3周か4周目くらいでチラッとみたときちょうど100秒だったのでこのリズムでいいなと感じリズムを維持できるように意識しました。

6〜7周目くらいまでは、感覚的に力まずに走れていて、連動して脚が自然に前に送り出せれ骨盤の動きができていたように思います。このままいけちゃいそう、思ったより楽に半分まできたように感じてました。

しかし、終盤はやはり、足が重くなりました。新澤コーチに力を抜いてと言われ、力んでいないつもりが、力が入っていたことに気付き、手を下ろし力をぬくと少し前傾になり脚が自然と前に出る感覚を一瞬感じながらも、長くは続かず。疲れてくると特に右脇が広がってくるので、脇は閉めるように意識しました。ラストは、前を走ってくださった新澤コーチに追いつきたくとも追いつけず。間隔がこれ以上ひろがらないように必死でした。

ガーミン計測では前半後半で、ピッチはあまり変わらず、ストライドが4〜5㎝落ちています。後半は肩周りの力み、腕振りで脇が広がったり、力が入り骨盤との連動性が落ちてしまい、楽に脚がだせなくなってました。無理に出そうとして、また余計に力が入るから脚が重くなるし肩に力が入るという悪循環になっていたと思います。

ラップ100-99-100-100-97-98-100-98-101-101-103-103-49

わずかながら数秒のPBですが嬉しいです。

引き続き・・・以下、今後何をしていくか書いています。

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Yさん 23’26″(PB)

昨年10月に入会したYさんも26’41″から順調に伸ばして今日は23’26″のPB更新です。

振り返りの抜粋

始まる前に新澤先生との会話から5,000mにしました

▼5,000mー23:26(ave4:36/km)

111-114-114-116-115-112-113-113-112-112-112-107-51

▼先週・今週の午後練での良いフォームを意識

より良い位置の前傾姿勢・お腹の張り・腰が落ちていない・脚を下ろす意識で走る。

▼腹筋を使えた感覚があり、腰が落ちずにより長い時間走る事が出来た様に思う

前屈みがしづらくなったのは良い傾向。

▼息が上がりつつもタイム的には1周115秒前後をキープし終了する事が出来た

徐々に110〜113前後をキープしていきたい。

▼速く走ろうとした為、着地が身体の真下ではなかった

水曜日午後練の下ろすイメージが飛んでしまい、脚を上げるイメージで走っていた。速く走ろうではなく楽に脚を使わずにと思うようにする。

 

二人ともPB更新で自信をつけるだけではなく、課題がいろいろ見えてきました。

ちなみにKさんは昨年3月入会時のベストタイムは3時間44分35分で、現在は3時間20分台とsub3.5達成し、Yさんは昨年10月入会時のベストタイムは5時間18分06秒で、3月にネットながら3時間56分11秒とsub4達成しました。

二人とも効率よく前に進むランニングフォームが定着してきたので、秋冬にはもう1ランク上が狙えます。

ウルプロ®︎練習会日程はこちらです。

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