針中野フィジカルケア鍼灸接骨院に行ってきました。


日本体育協会主催のセミナー参加のために、久しぶりに大阪に行ったので、前から行きたかった郷田先生が経営する針中野フィジカルケア鍼灸整骨院に行ってきました。

以前から富士登山競走五合目優勝の吉住さんらが、facebookなどにトレーニングの様子を公開しているのを見て気になっていました。

今回ケアやアドバイスをしていただいたのは、富士登山競走五合目5位入賞の和田さんです。


この方です。

(スポンサーリンク)



問診票により現在の身体の状態をお伝えしてから、まずはフットプリントで足裏測定


接地やアーチの状態が分かります。

アーチが落ちてるなんて、よく言われることだけではなく、どこから接地してどこに抜けるとか、指がほとんど使えていないとか分かりました。確かに指はあまり使っていないです。

次に、体組成測定を行いました。フィジオンという機械を使いました。この機械は筋量、バランス、体脂肪、水分量、骨量、アスリートレベルなどが計れます。


体脂肪率などの他、筋肉量など様々な数値を測ることができました。

左右バランスも分かるのですが、私の下肢は左右の筋肉量はほぼ一緒でしたが、太ももは右が多く、左は比較すると少ない。逆に体幹部は右より左の筋肉量が多い。

右脚か使いやすいから、対角線上の左腕が使いやすく、その辺りが発達しやすいのではないかとのことでした。

そこから、電気治療をしてもらいましたが、今回はプロテクノエグゼという機械を使いました。

この機械は、低周波では届かない深部のインナーマッスルまで到達し、痛みだけでなく、可動域の改善、筋力強化も行えるそうです。

一般的な整骨院で行う電気治療は表面がビリビリしますが、この機械でも同様に表面をビリビリさせることはできます。深さを自由に調整できるのです。

例えば、表面がビリビリして痛くなるくらいの力を変えずに、深度を深くしていくと、痛みは感じなくなってきます。その状態で力を強くしていくと、インナーマッスルが動くのを感じ取れます。

ちなみにこの力のまま、深度を浅くしたら飛び上がるくらい痛いと思います。。

また、電気が通った手袋を付けての治療をうけました。これはレース後など指圧されるのが嫌な状態でも電気を流せます。

次にフットスキャンを使って、静止時だけでなく、動作時の荷重など分析してもらいました。これはインソールを作成(ランデザイン製)する際に主に使用するようです。

fc12

分析後、いろいろアドバイスいただきました。

この二日位前から右足底が痛くなっていたのでテーピングをしてもらいました。

fc11 fc10

テーピングは足指を開き、アーチを再生することで、路面からの衝撃を緩和、さらにバネが強くなるので推進力もアップしフォームも良くなるとのことです。

 

(スポンサーリンク)



そのテーピングの上からシューズを直接履きトレッドミルに移りました。

fc9

低酸素状態を作り出すマスクをして、20%の傾斜でウオーキングしてから、走りました。

この低酸素トレーニングはMAXで6,300mの高度の酸素濃度まで体験できます。

この状態でトレーニングすることで、心肺機能の強化、ヘモグロビンを増やすことが出来るようです。

私は富士山山頂くらいの設定でしましたが、結構苦しいです。

また、このトレッドミルは最大50%まで傾斜を付けることができます。

fc8 fc7

気を抜くと落ちそうになります。

これはトレイルの練習になります。

低酸素状態でこの傾斜を使えば、街中にいながら標高の高い山に近い状態でトレーニングができます。

かなり追い込んだトレーニングや、クライマーの高地順応、故障中の心肺機能の維持など様々な場面で有効だそうです。

また脚を故障したランナーは心肺能力を落とさないために、低酸素マスクをつけてエアロバイクを漕いだりしているようです。

fc6

そして、リカバリーとして高気圧酸素ルームも用意されています。こちらは1.3気圧・酸素濃度30%に上げることができ、素早く疲労のリカバリーや、ケガの回復に効果があるそうです。私もゆっくりさせていただきました。

fc4

店内にはアスリチューン他、郷田先生が気に入ったサプリメントを販売しています。

fc3

被り物が大好きな郷田先生。。。

大変お世話になりました。

今回、針中野フィジカルケア鍼灸整骨院の様々なケアやマシンなどを使ってみて感じたのは、妥協がないことです。アスリートのために妥協せず高い機械を導入しているのもその表れでしょう。

トレーニング施設としては、マシンの種類こそ違えど、都内のハイテクタウンをイメージしました。

また、何が本業であるのかが分かりにくいほど、トレーニング設備が充実してはいますが、こちらは鍼灸接骨院です。今回は鍼治療は受けていませんが、スタッフのレベルや知識は高い水準にあります。

ランナーや、アスリートの体や、動き、気持ちをよく分かっているスタッフから治療を受ければ治りも早いと思います。

関東のランナーが定期的に通うのは難しいと思いますが、出張時などに行ってみてください。きっと満足されると思います。

fc2

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院の場所、営業時間など詳細はリンク先のウエブページをご参照ください。

 

(スポンサーリンク)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA