東京マラソンに『運』以外で出場する方法

今年3月の東京マラソン2023の出場は確定していますが、現在は東京マラソン2024に出場するための計画を進めています。その辺り11月にこちらを書きました。

東京マラソンは2007年から開催された日本屈指の人気大会で抽選倍率も高く中々走れない大会の一つです。

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過去の当落結果

私の過去の出場歴はこんな感じです。

  • 2007年 エントリーなし
  • 2008年 当選
  • 2009年 当選
  • 2010年 落選
  • 2011年 当選
  • 2012年 落選
  • 2013年 落選
  • 2014年 落選
  • 2015年 タレントランナーの伴走
  • 2016年 チャリティー
  • 2017年 落選
  • 2018年 落選
  • 2019年 落選
  • 2020年 実質中止
  • 2021年 開催なし
  • 2022年 当選
  • 2023年 RUN as ONE 選出

当初は運良く当選が続きましたが、2012年からは全く当選する気がしませんでした。2022年の出場は2021年10月開催の延期ですが、この時はプレミアメンバーは全員当選でした。一般抽選では中々当選しないので、抽選の回数を増やすべくプレミアムメンバーになっても中々当選せず、退会、入会を繰り返したこともあります。

東京マラソンに出場する方法

その東京マラソンを走るには、抽選という運頼み以外には、資格タイムをクリアできる『走力』を身につけることで出場できるエリート・準エリート、10万円以上を寄付できる『財力』と社会貢献意識があることで出場できるチャリティー、協賛企業の役職員であったり、重要な取引先であるなど『コネ』があることで出場できるスポンサー枠などありますが、それ以外にも、以前から方法はありました。

明文化されているのは、出走権が抽選などで付与される東京マラソン主催イベントがあります。また提携大会で抽選により出走権がもらえることもあります。

また主催イベントにたくさん参加すると当選しやすいなんて話も聞いたことありますし、明文化されていないけど、東京マラソンのボランティアや、ボランティアリーダーをすると当選しやすくなると言われてますが、大会開催に協力しているのだからそのような恩恵があっても良いと思っています。

今回、私が東京マラソン2024出場に向けて計画的に取り組んでいるのはTEAM ONE TOKYOという新しい制度です。

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TEAM ONE TOKYOとは?

TEAM ONE TOKYOには入会基準があり、私の年齢区分(男子55-59歳)だとマラソンで3時間45分00秒以内など一定の走力が必要になります。男子29歳以下だとマラソン3時間05分00秒以内と年齢が若いと基準は厳しくなります。

その基準をクリアした上で会費を支払いば完了です。会費はONE TOKYOプレミアムメンバーは1,100円です。

注意点はONE TOKYOクラブメンバー(一般メンバー)の場合の会費は4,400円なので、一般メンバーの方がTEAM ONE TOKYOメンバーになるなら、先にプレミアムメンバー登録をしてから、TEAM ONE TOKYOメンバーになった方が良いです。

整理すると

  • ONE TOKYOクラブメンバー 無料
  • ONE TOKYOプレミアムメンバー 4,400円
  • TEAM ONE TOKYOメンバー 4,400円
  • ONE TOKYOプレミアムメンバーがTEAM ONE TOKYOメンバーになると、合計5,500円
  • TEAM ONE TOKYOメンバーが、ONE TOKYOプレミアムメンバーになると、合計8,800円

TEAM ONE TOKYOは私の年代で3時間45分00秒以内の入会資格があるので、それなりの走力をもったランナーだけで構成されるプログラムで、入会すれば東京マラソンに出場できる確率が結構高くなります。

今年の東京マラソンはプレ期として提携大会のタイムによるポイント上位者と、抽選で1,032名が出走権を獲得しました。

公開されてませんが、私が出走権を獲得した方々に確認すると獲得ポイント上位者は男子が300位辺りまで、女子が100位辺りまでだったので、抽選が600人ほどいたのでしょう。個人的にはポイント上位者からの選出を増やした方がプログラムの方向性には合っているように感じますが、主催者目線に立つと、ポイントではちょっと選出が難しいと感じている方々が入会しないと制度そのものが継続できなくなるので仕方がないのでしょう。

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2024年大会は1500人に出走権

2024年大会は1,500人が出走権を得る予定と発表されています。

プレ期実績から考えると、1,500人のうち、提携大会などによるポイント上位者が600人、抽選での選出が900人程度になりそうです。男女比は入会者の比率など考慮され、仮に男女が3:1ならポイント上位選出は男子450位まで、女子150位までが選出されるのが私の予想です。

またポイントに関しては提携大会の年齢別タイム基準によるポイント以外に、バーチャルランなどへ参加するだけでもらえるイベントポイントがあり、仮に同じ年代のAさんとBさんのタイムによるポイントは圧倒的にAさんが上でも、主催イベントの参加状況によってはBさんが上になります。

したがって私は順位にはこだわらずに、とにかく選出されたいと思っています。

プレ期はプログラム参加者も少なかったのが、徐々に増えているでしょうし、第1期から中高年齢者のポイントが厳しくなったので、どのくらいポイントをとれば良いのか目安がないので、今回は日程的に参加できるイベントには参加してます。

私の年代はフルマラソン2時間59分59秒でプレ期は100点取れましたが、第1期はそのタイムだと74点しかとれません。一部年代を除いて満点を取れにくくなっていますが、傾向としては年代が高いほどポイント基準がキツくなりました。

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提携大会を中心にエントリーする

タイムによるポイントは3大会まで加算できます。したがってこのプログラムでポイント上位として東京マラソン2024に選出されたいと考えるなら、提携大会を3大会だけでは、失速やリタイアの可能性もあるので、可能なら4大会以上のエントリーをオススメします。

私の場合は、提携大会に過去から定期的に出ている大会があったので、8大会エントリーしました。

出場大会とポイント

10月2日 札幌マラソン(ハーフマラソン)

結果 1:28:35

ポイント 51点

河川敷の直射日光にやられ非常に厳しいレースとなり、まさかの51点のスタート。この51点を消さないと話になりません。

10月30日 金沢マラソン(マラソン)

結果 3:01:00

ポイント 71点

スタートからトイレを我慢し、途中でロスタイムが生じましたが、気温が高くなった終盤もペースダウンすることなく走れました。

11月13日 坂東将門ハーフマラソン

結果 1:25:21

ポイント 64点

つくばマラソンも提携大会だけど、フルマラソンの連戦は厳しいが、ハーフマラソンなら連戦できると、今回はつくばは走らず、将門+上尾にしました。

自己ベストは出せると思ってましたが、ちょっとタイムを狙うには気温が高すぎました。

それでも3大会で186点。平均すると62点ですが、このポイントは55-59男子なら、マラソン3時間05分30秒、ハーフマラソン1時間25分45秒です。年代を考えると、結構難しい基準であり、安全圏な感じもしましたが、残りの大会で全て上書きしようと思っていました。

11月20日 上尾シティハーフマラソン

タイム 1:23:24

ポイント 72点

自己ベスト更新しても72点とは厳しいけど、これで札幌マラソンの51点と入れ替わり21点プラスの207点

12月4日 防府読売マラソン

タイム 2:58:41

ポイント 76点

30kmからの向い風がキツかったけど、最後上げて公認大会自己ベスト。坂東将門ハーフマラソン(64点)と入れ替わり12点加算して219点。平均73点まで上がった。

12月18日 足立フレンドリーハーフマラソン

タイム 1:24:35

ポイント 67点

金沢マラソン(71点)と入れ替えるには1時間23分29秒以内が必要だけど、狙って走ったが、ラスト5kmの強風と後半のアップダウンでペースダウンしてしまいました。

1月8日 ハイテクハーフマラソン

タイム 1:22:40

ポイント 75点

2月の青梅マラソンにもエントリーしているが、このレースは距離走として考えているので、ポイント嵩上げをするための最後のレースです。気象条件もよく狙った通りの展開で走り自己ベスト更新し、金沢マラソン(71点)と入れ替わり223点と4点加算できました。

平均点は約74点ですが、74点獲得するにはマラソン2時間59分59秒、ハーフマラソン1時間22分59秒となります。

全体的にハーフマラソンのポイントはキツめです。

また、私は東京マラソン主催のトラックレースなどに参加して45点獲得しているので、合計268点になりました。

ちなみに東京マラソンや、東京レガシーハーフは対象大会ではありません。

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1月1日時点で年代2位、男子総合15位

3レース揃っていない方や、走っているけど入力していない方もいるでしょうが、ハイテクハーフマラソンのポイント加算前で男子総合15位です。

最終的には落ちると思いますが、50位くらいには残れるかもしれません。少なくとも上位300位とか上位450位が気になるようなポイントではないと思います。

イベントポイントは大きい

今回、私のポイント推移を紹介しましたが、最初は大きくポイントが加算されるけど、上位3大会のポイントがほぼ自己ベスト付近になるとタイムを1分短縮するのも結構難しいです。マラソンの場合は30秒ごとに1ポイント、ハーフマラソンは15秒ごとに1ポイントになるので、マラソンで1分短縮しても2ポイントしか嵩上げできません。バーチャルランはタイムとか関係なくエントリー代を払って規定の距離を走れば5ポイントもらえるので非常に大きいです。フルマラソンにしたら2分半に相当するポイントです。ただ3大会をしっかり走ってポイントを獲得しないとイベントポイントだけでは上位に入ることは難しいです。

こちらのレースなど防府読売マラソン翌週なので、本来なら5000mは走りませんが、10ポイントもらえるイベントだったので出場しました。フルマラソン5分に相当するポイントですから非常に大きいです。

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まとめると

①大前提として、TEAM ONE TOKYOの入会資格をクリアできる走力が必要

②入会資格があれば入会する

③マラソンシーズンに入る前に提携大会を調べタイムが狙いやすい大会なのか含めてチェックしレースプランを立てておく

④抽選大会はプラスα的に考えて、先着順の大会を軸に考えてエントリー開始日にはエントリーする

⑤大会で良い走りができるよう準備をする

⑥主催イベントなども日程的・コスト的に参加可能であれば活用する

結構このような情報は自分で取りに行かないと周りは教えてくれません。なぜなら情報が広がれば広がるほど自分自身が走れる可能性が小さくなっていくからです。私が記事にしたのは、いつも記事を読んでいただいている方にとって有益な情報になれば良いと思ったからです。また主催者の東京マラソンを応援したいと思っているからです。

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