昨年のスタート直後に転倒事故が多発しました。その事故の状況や、スタート前のブロック内の状況について転倒したランナーや、巻き込まれそうになったランナーから聞いた話をまとめました。
東京マラソンスタート直後に転倒事故発生〜整列順と準エリートについて〜
スポンサーリンク
その再発防止の一環だと思いますが、今年はAブロック(準エリート)が男女別の整列になりました。
進行方向に向かって男子が右で、女子が左です。これだけでもブロック内のスピード差がかなり解消できるので、転倒事故のリスクは減るでしょう。
ただ、Aブロックの女子より速いランナーがBブロックには多数いますが、それらの男性がAブロック女子を煽ると転倒事故のリスクが高まるので、速く走りたい男子は右側に並びましょう。と書きました。
速く走りたいBブロック男子へ 〜東京マラソンスタートブロック〜
スポンサーリンク
また、昨年はスタート前に、AブロックとBブロックを詰めてしまったために、ランナーが身動きできないくらい密着した通勤電車のような状況になりました。
この辺りのランナーの大半はランパン・ランシャツですが、他人の身体が、自分の素肌に密着する状況に嫌な思いをしたと話す女子選手が少なからずいました。それは異性間だけではなく、同性同士でも気まずいと思います。また気まずいというより動けない状況に恐怖心を感じたランナーも少なからずいたと思います。
“この状況で号砲がなっても動けない。”
と感じている状況で、後ろから押されたら倒れるしかありません。
BブロックのランナーがAブロックに入らなければ、昨年のような事態にはならなかったと思いますし、主催者もそれが大きな原因だと思っているでしょう。
だから、今年はスタート前にAブロックとBブロックのバーを取り払うことはないと思っています。
仮にスタート前にABブロックを仕切るバーが取れたとしても、Aブロック女子の中に、Bブロック男子が入り込んで行くことは、女性専用車両に乗り込むようなものですから、Aブロックの女子選手に叱責されることでしょう。
ふと、準エリート選手に配られたペーパーをよく見ると、男女の幅を変えて男子の方を広くしています。最後尾が男女同じような位置になるように調整しているのでしょう。
ザックリですが、男子950人 女子550人くらいと参加ランナーから聞きました。(人数の書かれた資料は未確認です。)
実際はこんな感じになるかもしれません。
先頭がエリートで、次が準エリートです。
*イメージですので、準エリートの男女を区分する幅はもっと男子が狭いかもしれません。
スポンサーリンク
そして、下のグラデーションは、1秒を削りたいランナーがどのように整列していくかを、イメージしました。私だったらどこに並ぶだろうか?の視点ですから正しいかどうかは分かりません。
また、Aブロック女子を煽らないで、ガードするような気持ちがあるランナーが、Aブロック女子の後方を走ると、Aブロック女子は安心して走れると思います。結果的にスムーズなスタートが出来るとも思います。
やめて欲しいのは、Aブロック女子の後ろに整列しながら、スタート後にAブロック男子方面に斜めに走ることです。これは非常に危険です。
いよいよ明日号砲です。
安全に快適に東京の街を駆け抜けてください!