今年は秋が短く、夏から冬に一気に入ったような寒さに私はついて行けませんが、みなさんはいかがですか?
この週末からさいたま国際マラソン、福岡マラソン、つくばマラソン、神戸マラソン、大田原マラソン、福知山マラソンなどメジャーレースが一気に開催されます。
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それらの大会で、自己ベストなどそれぞれの目標に向けて頑張っている方に少し知っておいて欲しいことがあります。
自己ベストなど目標達成した時ほど体調に注意ください。
なぜなら、過去走ったことがないスピードで走ったわけですから、筋肉や内臓の疲労は激しいはずです。
しかし、目標達成した達成感から、それらの疲労を感じることなく、今走ったらさらに記録を更新できるような気持ちになりやすいです。
こんな状態の時は、故障や体調不良に陥りやすいと思ってください。
楠瀬選手 貧血を乗り越えてのチャレンジ富士五湖優勝〜リカバリーの重要性〜
で、紹介しましたが、楠瀬さんは、昨年の大田原マラソンで念願のサブ3達成したあと、別大や東京マラソンでさらなる記録更新を考え、すぐに負荷の高い練習をしたことから貧血になり、しばらく苦しみました。
さいわい良い医者に出会ったことで、数ヶ月後には回復しましたが、場合によってはもう走ることが嫌になっていたかもしれません。
ウルトラプロジェクトメンバーの話をします。
今年6月に入会した男性メンバーは高い目標を掲げ、その目標に向けて一生懸命練習したことから、入会前タイム3時間46分37秒から、4ヶ月後の大阪マラソンで3時間05分00秒と40分以上記録を更新しました。
その3日後のウルトラプロジェクト練習会にも元気に参加していつものグループで走っていたので、少し心配になり上に書いたことを伝えました。
が、その翌々日の金曜日に単発参加の強度が高い練習会に参加したことが彼のFacebookにアップされていました。
それも過去走ったことがないペースのインターバルだったので、順調に来ているのに故障したら勿体無いと凄く心配になりました。
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翌日の練習会に参加した彼はいつもの元気さはありませんでしたが、故障している気配はないので少し安心しました。
元気のないのは、前日に過去最高強度のインターバル走をしたので当然です。レース直後でなくても疲労困ぱいな状態になるような練習を、自己ベストを出したフルマラソンの5日後に行ったのですから。。
一昨日の水曜日練習会にきた彼はさらに調子が悪そうなので、無理せず負荷を落としたメニューにするように伝えました。
彼がいうには筋肉疲労よりも内臓疲労なのか、ひどい疲労感に襲われているようです。またレース直後は元気だったので、自分の体力・回復力を過信してしまっていたのは分かったようです。
来週になっても体調が回復しないなら、貧血の可能性もあるので検査を進めるつもりですが、たぶんそれは大丈夫でしょう。人一倍血の気は多そうですから。。
でも、このようなことは体験しなければ分かりません。その時にしばらく走れなくなるような故障や体調不良に繋がったら大変ですが、来週回復するくらいのダメージで終わったなら良い勉強になったと思います。
来週、再来週のレースで自己ベストを出した方は、その勢いで1月、2月のレースでさらにタイムアップしたい気持ちは分かりますが、特に自己ベスト出した嬉しさからアドレナリンが出まくってる状態で、レース翌週練習はやめたほうがよいです。
アスリチューン・スピードキュアなどリカバリー系サプリメントなどを飲とともに、栄養と休養をしっかりとって次に備えてください。
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