17年連続自己ベスト〜年齢を言い訳にしない〜

こちらは昨年11月に書いた記事ですが、この記事を書いてから、現在までに5回自己ベストを更新することができました。したがって現時点で17年連続自己ベストです。

<スポンサーリンク>

2007年の初フル4時間56分から4年後の2011年にサブ3をした後に、1500mを何度か走りましたが、中々5分を切ることができませんでした。陸上部でもない中学生時代に5分を切っていたから、余裕で5分を切れると思っていたので、なんで切れないのだろうなんて思っていましたが、2018年に中学生以来40年ぶりに5分を切った時は嬉しかったです。その私が55才になった現在では酷暑の中でも安定して4分台、また1000mを2分台で走れるようになるなど、現在が伸び盛りと言っても過言ではないくらい走れるようになりました。

一般に40才、50才と年齢を重ねることで筋力や持久力は落ちてくると言われています。またランナーであれば経験はあると思いますが、走り始めて数年は走るたびに自己ベストを更新できますが、次第に頭打ちになり、そこに筋力低下などが重なりタイムが落ち始める人は少なくありません。

前回も掲載しましたが、私は初めて大会に出場した2005年からの自己ベストの推移はこちらです。今回2021年分を加えました。

2005年(大会開催時は39才)

10km 48’29

2006年(大会開催時は40才)

10km 45’37

2007年(40-41才)

ハーフ 1:45:00→1:44:24(2回PB)

マラソン 4:56:30

2008年(41-42才)

5000m 19’38

マラソン 3:47:35→3:26:32(2回PB)

2009年(42-43才)

1500m 5’11→5’02(2回PB)

5000m 19’22

ハーフ 1:35:51→1:29:16(2回PB)

マラソン 3:21:37→3:15:26(2回PB)

6時間走 55.7km

2010年(43-44才)

30km 2:15:43

マラソン 3:14:37→3:08:43(2回PB)

100km 9:54:03

6時間走 72km

24時間走 178.039km

2011年(44-45才)

10km 39’54

ハーフ 1:28:53

マラソン 3:04:01→2:59:38(2回PB)

100km 9:36:03→9:32:24(2回PB)

12時間走 121.905km

2012年(45-46才)

5000m 19’00

10km 39’24

ハーフ 1:27:11→1:25:03(2回PB)

30km 2:05:07

100km 9:29:20→8:56:17(2回PB)

24時間走 205.044km

2013年(46-47才)

100km 8:53:20

2014年(47-48才)

3000m 11’43

5000m 18’57

10km 38’44

2015年(48-49才)

100km 8:26:45

2016年(49-50才)

24時間走 209.077km

2017年(50-51才)

24時間走 214.472km

2018年(51-52才)

1500m 4’54”70

10km *37’03(佐野マラソンのコース短いと感じるので参考記録)

マラソン 2:59:27

最長距離 254km(川の道フットレース)

2019年(52-53才)

5000m 18’13

10km 38’18

ハーフ 1:24:13

マラソン 2:58:53

2020年(53-54才)

1000m 3’03″80→3’02″05(2回PB)

1500m 4’47″69

3000m 10’54

10km 37’57

2021年(54-55才)

800m 2’28″9→2’23″13(2回PB)

1000m 2’59″51

1500m 4’46″00

色付きが現在の自己ベストです。

また、100マイルトレイルなども完走してますが、トレランは掲載してません。それと15km、20kmとか78kmなど一般的でないタイムの場合は、それより長い距離のペースより遅いなら自己ベストに加えていません。

<スポンサーリンク>

800mの自己ベストは2’23″13ですが、気温35℃の中で走ったタイムなので、涼しい季節になれば現在の力が変わらなくても2分20秒は切れる感覚はあるので、練習次第で2分17、8秒は射程に入っています。

2020年、2021年と開催見送りになりましたが、2019年の全日本マスターズ陸上選手権のM55の優勝タイムは2’12″91と別格ですが、先日の2’23″13のタイムはその時の5位と同じタイムです。またその時の1500mのM55の優勝タイムは4’42″27で、4分40秒台で走れば4位に入れました。

マスターズに出ている知人に聞くと、年々レベルが高くなっていると言うので、2022年に開催されたら、おそらくもっと高いレベルになっていると思いますが、だからこそ狙い甲斐があるし、全日本マスターズで3位以内を狙って、どの種目が最も可能性が高いのか今年は試行錯誤していきます。

歳をとると遅くなる?

この1年間は、250kmを超えるレースにも参加していますが、自分の練習としては中距離に焦点を当てています。それは10kmやフルマラソン、ウルトラマラソンでタイムを出すことを諦めた訳ではなく、それらの種目でも自己ベストを更新するためです。

一般に歳をとるとタイムは落ちます。それは客観的事実です。特に距離が短くなるほどタイムが落ちる方は多いように感じます。いわゆる「スピードがなくなった。」というヤツです。スピードがなくなる大きな原因は全身の筋力低下と、身体各部位の可動域の低下の影響が大きいと感じています。

ですから、私はその2つを向上させる練習・トレーニングをメインに行なっているのです。その土台を作った上で少しづつ距離を伸ばしていく計画です。真夏には走る気はしませんが、3000mや5000mでも自己ベストは十分に狙えると感じていますし、9月中旬からフルマラソンに向けた練習も徐々に行なっていきます。10月にエントリーした大会にはとても間に合わないけど、12月には自己ベストを出せるよう試行錯誤していきます。

小見出しに書いた「歳をとると遅くなる?」は、間違ってはいません。ランニング歴の短い方は別にして、比較的長い方であれば、今までと同じことをしていれば徐々に筋力は落ち、柔軟性は落ち、タイムは落ちるケースは少なくないでしょう。でも、そうならないように試行錯誤していく、またそれまで出来ていなかったことを出来るようにしていけば、タイムも伸ばせます。

もちろん、学生時代や社会人になってから本格的に競技として陸上に取り組んできた方は、ありとあらゆることを試してきたでしょうから伸び代はほとんど残っていないでしょうが、一般の市民ランナーには大きな伸び代があるはずです。

以前のように走れなくなったことを、「年齢」を理由にするのは簡単だし、それで自分自身が納得できるのであれば、その中で楽しみを見つけたら良いと思いますが、心のどこかに「以前のように走りたい。以前より速く走りたい。」という気持ちがあるのであれば、「年齢」を考えない方が良いと私は思っています。

ウルプロには50代や60代でも、大きく成長しているメンバーはたくさんいます。スピードがついてきたと感じるメンバーだけではなく、今まで走ると痛みが出てしまっていたけど、今は痛みが出なくなり楽しくなったとか、今までは考えられなかったような長い距離を走れるようになった。など自分自身の成長を楽しんでいます。

<スポンサーリンク>

どうすればできるようになるのか?

私自身が試行錯誤して掴んだことや経験などメンバーへのアドバイスに役立てています。私は元々うまく走れなかったところからスタートしたからこそ、どうすればできるようになるのかをずっと考え続けています。出来ないことが出来るようになる過程が分かるからこそ、アドバイスできることもあります。

ウルプロ練習会やパーソナルレッスンなど、広告をうつなど大々的な募集はしていません。その理由は自分の目が届く範囲でやっていきたいからです。メンバー一人一人が成長していくのを感じるのはとても楽しいですから、現在の規模感が心地よいです。

その中で、このようなチャレンジ企画も時折開催しています。ご興味のある方はお問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA