腰が落ちてる。とか、◯◯が使えてない。では伝わらない。

10/13ウルプロ織田練〜サブ3ランナーも意識次第で大きく変わる〜

で紹介しましたが、チャレンジsub3.5メンバーのガッキーさんは、思うように動けなくて迷いが出ていたので、練習会が終わってから数分ですがアドバイスしました。

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ガッキーさんは、走力はあるし、努力していますが、新たな情報を求めすぎるあまり、消化できないでいるように感じていました。

ガッキーさんのFacebookを見ると、新たなトレーニングなど受ける中で、どこどこが弱いとか使えていないとアドバイスを受けてやっぱりダメだなーと書かれていますが、それぞれ具体的に何をすれば良いのか分かっているのか心配していました。

私自身、どこどこが固いとか弱いとか使えていないと言われてきたことは数知れずありますが、そのアドバイスはほとんど身になっていません。

具体的に固いとか弱いとか言われた部分を改善するにはどうしたら良いか?

なぜ改善する必要があるのか?(そもそも本当に改善する必要があるのか?)

変えたらどうなれるのか?

この3点がスッと入る説明でないと、中々変われないと思います。

頭で理解し、身体で理解することが必要です。

全体の練習会でも個別のアドバイスはしますが、一人に集中することは出来ないので、練習後に動画を撮って見せたりアドバイスをしました。

どう伝えたら良いのかは分かっていたので短時間でも変わると思っていました。

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これが全体練習会での動きです。

(ジョグ)

(レペテーション)

ガッキーさんも認識していますが、脚が前に伸び過ぎるのです。その結果接地に上体が間に合わず大きく沈み込んでしまう。

上下動が悪いと言ってるわけではありません。

落下エネルギーは必要だし、全く上下動がない走りなんて出来ません。ブレーキがかかるような過度な上下動がいけないのです。

数分のアドバイス後にこう変わりました。

◯◯が使えていない。ではなく、使えるようなフォームにすれば使えるようになるのです。

否定形で入るのではなく、どう動こうと進むべき方向を示すことで変わってきます。

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ガッキーさんの場合は腸腰筋が使えていないとアドバイスをされたようですが、私自身腸腰筋が使えていない。とアドバイスされても困ります。今回は腸腰筋を意識して動いてもらった訳ではありませんが結果的に腸腰筋は使えていますし、今回の意識を持って走れば、徐々に腸腰筋は使えてくるのです。

腸腰筋ってそもそもどの部位にあるのか分からない方も多いでしょう。私自身、主だった部位の名称は分かりますが、そんなの聞いたことない。もしくは聞いたことはあるけどどの部位なのか分からない。という名称を持ち出してアドバイスをする専門家は少なからずいます。私が治療や日常のケアをしてもらっているケッズトレーナーのスタッフは専門用語はあまり使わないように説明してくれます。私は勉強と思って色々聞けばかなり詳しく教えてくれます、

私の前職である損害保険会社でも、一般の方が知らないような専門用語ばかりでお客様に説明する人がいました。またその業界では当たり前に使われている言葉が世間一般で使われていると勘違いしている人もいました。

私は専門用語をそのまま使う人は、その用語に対して理解が足りないと思っています。その専門用語の内容を知らない人に伝えるためには熟知していないと要約や簡易化はできません。

アドバイスを受ける際には、分からない言葉や意味があったらその場で聞いた方が良いと思います。周りは知っているだろうから聞くのは恥ずかしい。なんて思っているとアドバイスがスッと入ってきません。また質問をしても丁寧に答えてくれない人は実際は分かっていないのかもしれません。

なんとなく分かったは、分からないことが残ったままです。その時はせめて何が分からないのかを明確にして次の機会に聞きましょう。

ウルトラプロジェクト午後練や金曜織田練ではフォームチェックも行なっています。ウルトラプロジェクト練習会日程はこちらです。

パーソナルレッスンは夜間・週末は週1枠か2枠しかできませんが、平日の夕方までであれば比較的時間調整可能です。ウルトラプロジェクトメンバーも受講可能です。

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