400m×4本を3セット〜無理なのか、ただ弱いのかの葛藤〜

涼しくなったと思ったら、また暑さが戻ってきました。今日の練習中の気温は29℃、湿度70%以上でしたが、身体が慣れてきたのか、スタート前はさほど暑いとは感じませんでした。

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メニューは400mを80秒で4本(つなぎ200m80秒)これを3セットです。(セット間リカバリー3分)

練習前はラスト1本どこまで上げて走れるか?なんて考えるくらい80秒は余裕もって走れると思っていました。

1セット目

82-78-78-77

1本目は遅かったけど、練習前のアップが足りなかったからちょうど良かった。2本目からは設定ペースよりチョイ速い感じでしたが、普通に走ると前のランナーとの間隔が詰まる感じがしたのでちょっとブレーキかけて走りました。4本目はほぼ3レーンでした。1レーン違うとこのペースだとだいたい1.5秒違うので、77秒ということは実質74秒。

1セット目はほとんど呼吸を乱さずに走れました。

2セット目

79-79-76-79

このセット1本目のカーブで前のランナーが少しペースを落としたので私も落とすと、少しして後ろのランナーの足が私のシューズ裏をかすりました。かすったのだから、そのランナーも分かるだろうにゴール後に何も言わないのはいい気持ちはしない。多少の接触は仕方がないと思うけど、そこは一言、言葉をかけることが大事だと思います。

2本目からは、接触を避けるために2レーンの外側もしくは3レーンを走ったので実質76秒以下です。また体温上昇により徐々に余裕がなくなってきました。2セットで止めようか?なんて弱い気持ちも出てきました。

この気温でも1レーンを78-79秒で走っていればここまで余裕がなくなることはなかったと思いますが、実質76秒以下はオーバーペースです。

3セット目

77-78-78-79

1セット後のリカバリー3分は長く感じたけど、2セット目の3分はあっというまに過ぎてしまった。キツイけどとりあえず走る。無理してないか?身体は大丈夫か?の葛藤はあるが、いかに楽に走るかを模索しました。

とりあえず3セット目は1レーンを走ることにしました。前は接触が怖いので、ほぼ最後尾から間隔を空けてゆっくり目に入る。200mで遅ければ残り200m上げたらいいと思うが200mで時計を見たら40秒は切ってるからそのまま走りました。

ストライドを伸ばそうとしないで、下ろすことだけ考えて走ると頑張らなくても80秒は切ることができる。前傾角度を付ければ自然にフォアフットになるが、それだとスピードが上がってしまうので、スピードを上げすぎないで、楽にペースを保てる上体の位置を模索する。たまにシューズの爪先側のカーブで接地すると気持ちよくスピードに乗れる瞬間がありました。

湿度が高くて熱がこもるから体温が上がる感じが徐々に強くなり、2本目でこれで10本目だから無理せずここでやめた方が良い。と感じ、次の1本抜いてラスト上げようか?なんて考えも浮かんだ。ただ今日は練習前に12本するつもりだったので、ペースは落ちても最後まですることにしました。

先週の5000mを3000mでやめたのとは違って、今日はペースが落ちてないのだから、暑いのを理由にやめてはダメだと思った。

ラスト1本は無理せず、少し遅く入った感じだったが、フォームは崩れてないからペースは落ちず200m40秒。そのまま上げることなくゴールした。感覚的にはかなり落ちてる感じでしたが、これでも79秒で走れるのです。

終了後は、さすがに立っているのが辛く、ジョグどころか、ウォーキングもできないくらいの疲労感。久々に出し切った感じでした。そこで少し歩いてから芝生に大の字に寝て軽くストレッチをしながら心拍数が落ちるのを待った。

先週よりやりきっただけにダメージは大きいけど、もうすぐ9月に入るのだから、こんな練習も必要だと思う。

やりきったこと以外にも収穫はありました。それはこのスピードだと、上体の位置さえ崩さなければ、脚の筋肉はほとんど使わずに走れたこと。そして蒸し暑さから心肺機能はキツかったけど、脚に関してはほぼノーダメージだったこと。

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その後、ヘタっていると「新澤さんお疲れ様」と声をかけられたので、誰かと思い振り向くと、アスリチューン・サポートランナーの大林さんだった。愛知県在住だが仕事で東京に来たので憧れの織田フィールドを走りに来たと話していた。大林僚さんは、いまや世界一のウルトラランナーになった石川佳彦さんのライバルです。

アスリチューンサポートランナー 大林僚 宮古島ワイドーマラソン二連覇

たまたまアスリチューンを持っていたので渡しました。

大林さんはこちらの大会をプロデュースしていて、まだエントリーできるようです。

どんな大会かと言うと、400mトラックを使った100kmマラソン(リレー)で1〜10名で走れます。制限時間8時間なので1人だと走れるランナーは限られますが、1周88秒で襷を繋げば100km世界記録を破れます。キロ5でないと走れない女性ランナーがいるなら、その分は速い男性ランナーがカバーすれば一体感は高まり盛り上がると思います。また参加費が1チーム15,000円ですから10人で走れば1人1,500円という良心的な価格です。

10人いれば、一人当たり400m×25本で、リカバリーは13分くらい。もしくは10人を2グループに分けて、50周づつで交代すれば、セット内リカバリーは5分程度で10本。グループ交代時のリカバリーは1時間以上取れます。いろいろチーム戦略が試せるリレーマラソンです。

ちなみに今日私が走った1周80秒であれば5時間33分でゴールです。セット内リカバリーが5分以上あるなら75秒くらいで行けると思うけど、これだと5時間12分30秒。優勝チームは72秒くらいで走るかもしれませんが、これは5時間ペースです。

そんなことを考えると、刈谷100Kウルトラリレーマラソンは面白そうなレースだと思えてきました。24時間リレーマラソンも楽しいけど、徹夜はダメージが残るのでフルマラソンシーズンにはしたくない人は少なくないでしょうが、このくらいの時間ならフルマラソン前の刺激入れにも良いかもしれないです。

仲間と盛り上がりたい方チェックしてみてください。

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話を戻して、先週は久々に止めたほうが良いかも?ってくらいまで追い込み、今週はその時より追い込みました。もちろん体調を崩したら意味がないので、その辺りは上手に調整していきます。

限界まで頑張れないのが負けではなく、倒れたら負け。



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