大江戸ナイトラン無事完走③〜ゴールが中々近付かなかった後半戦〜

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おしなりエイドからスカイツリーの真下を通って、浅草浅草寺に向かいます。

ここまで綺麗な撮影ポイントはあっても、必須箇所以外では写真撮影はしないで進みましたが、ここは綺麗だったので脚を止めて撮影しました。

ウルプロメンバーと走った時は夕暮れ時で綺麗でしたが明るい時間帯も綺麗でした。

少し話が前後しますが、前半戦で発生したトラブルについて書いてなかったので紹介します。

ザッグによる鎖骨への擦れ

それはザッグによる鎖骨への擦れです。

今回使ったサロモンの古いザッグの肩周りには型崩れしないように固めの芯が入っていますが、成願寺に入る前から擦れが気になり始めました。

このような擦れは、対処しないと良くなることはなく悪化するばかりです。酷くなるとザッグを背負うのが苦痛になるので早めに対処しました。

肩の擦れは想定していて肩にはテーピングを貼っていましたが、鎖骨周りには貼ってませんでした。テーピングは持っていたけど、その時の対処は硬い部分が当たるのだから、そこに何かを挟めば改善すると思いました。コンビニでスポンジか手ぬぐいを買ってもよかったのですが、寒くなった時の備えとしてザッグに入れておいたメリノウールの長袖シャツを巻いてマフラーのように首にかけて、その状態から左右の肩紐部分に巻きました。

このコースはコンビニがたくさんありますが、川の道フットレースや、みちのく津軽ジャーニーランなどは、コンビニが全くない区間があるので、持っているモノを工夫して対処するスキルが求められます。

かなり改善しましたが、ズレてくるのと、エイドなどでザックから何かを取り出そうと下すたびに再度巻かねばならないのが面倒でした。終盤に気づいたが面倒でしなかったことがあります。それは腕に付けていたけど、暑くておろしていたメリノウールのアームカバーを外してザッグに巻いて縛ったら良い感じだと思いました。

これはレース後ですが、左側は赤黒くなっているから分かりやすいと思いますが、右側の同じ部位も画像ではうまく映らないけど同様に擦れています。また、首の付け根辺りも擦れています。今回対処してもこのようになったのだから、何もしなかったら大変でした。

最近のザッグはこんなことはないと思うので、川の道に向けて新しいザッグを買います。

ちなみにランニングネックレスKernelはオススメのアイテムです。過去に書いた記事など読んでみてください。

こちらが擦れてしまう方もいますが、ペンダント部分をテーピングで固定してみてください。

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話を戻します。

川を渡って病院の先を左折すると撮影ポイントの浅草浅草寺です。

境内は歩いて移動です。

そして数キロ先の鳥越神社も撮影ポイントです。

撮影ポイントはこれが最後で次は赤羽エイドです。

前の区間で走れるのに走りたくなくなるのはガス欠気味になってるのが原因と思って、コンビニでおにぎりなど買って食べるようにしました。胃腸は全く問題ないから食べることはできます。

信号待ちは相変わらずですが、駒込駅付近に中々変わらない信号があり、よく見たら、歩行者と自転車は通行可の信号機でした。ゴールから数キロの川越街道にも同様の表示がありましたが、よく見ないと分かりません。また夜間は押しボタン式の信号もありましたが、押さないと変わらないですよね。

おしなり〜赤羽(区間距離 17.2km)

予定  2時間15分

結果  2時間26分35秒

この区間は、走れる場所もサボった感があります。

それでも順位は1番上がっていますが、ここからの32kmを一人で試走した時に、ゆっくりではあるけど、フレッシュな状態で4時間くらいかかっているので、レース前に考えていた14時間少々どころか、15時間も厳しくなってきました。

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赤羽エイドを出てからは淡々と走りました。前の区間でおにぎりなど食べ始めたからかエネルギーが貯まってきたのでしょう。またアスリチューンも数が少なくなったけど、早め早めにとるようにしました。

今回、ポケットエナジーブーストなどカフェイン入りジェルをとっていたので全く睡魔には襲われなかったけど、少しでもタイムを縮めようとか、順位を上げようと言う意欲は湧かなかった。

と言うより、力を出し切らないようにあえて抑えていたので、予定通りの展開ではあります。

115kmと言う距離や、10数時間と言う時間を走るような練習は全くしていないけど、完走できないという不安は全くありませんでした。ただ不安だったのは、その状態で頑張りすぎてしまうと、ダメージが残りそうだということです。

今回は7、8割の力で余裕をもってゴールすることで、次に繋がると考えていました。

緊張感のない状態だった

そのような考えがあるから集中できず、残り距離ばかり気になりました。画像を撮ろうと言う気にもならず、ただ前に移動していただけの区間でもありました。脚に疲労はあるけど痛みが出てるわけでもなく、内臓の調子が悪いわけでもありません。また関門や制限時間など全く問題もなく、逆に上位とは差がつき過ぎている。と言う緊張感のない状態でした。

いっそのこと、綺麗なモノを見つけて写真を撮ったり、少年野球を眺めたりしながら走れば良かったのだけど、一方で自分の決めたゴール予想タイムなら、そんな離れずにゴールしたいと言う気もあるから、そんなロスはしたくないと言う自分もいる。

ある意味良い経験になりました。

赤羽〜秋ヶ瀬(区間距離 17km)

予定  2時間15分

結果  2時間24分7秒

それでも、予定より10分遅れにとどめました。いつ抜かれたのか順位は2つ落ちていました。

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秋ヶ瀬エイドのテント内は混雑していたのでパスして先に進む。

秋ヶ瀬エイドから少し走って川越街道に出たら、そこからはひたすらまっすぐ走りますが、ここは試走した時から嫌なコースでした。道迷いの心配はないけど、中々距離が進まない。

途中で飽きてきたから、GPSで300m走って100m歩くなんてメリハリをつけて、とにかく残り距離を減らしていく。走れば走れるのだけど、嫌になってくるのは明らかにガス欠の状態です。なんなら牛丼だって食べれるくらいの状態でしたが、これも練習とあえて補給はしないで先に進みました。川の道では計画的に食事をしっかりして走ります。

内臓トラブルがない理由の一つは、4時間に1回づつほど、酵素サプリメントのCAE(Catalyst Athlete Enzyme)を摂取したことです。特に固形物を食べる前に飲みます。固形物など消化吸収に時間がかかれば胃腸に負担がかかるのでそれをサポートするためです。

また、蒸し暑く発汗量が多かったので、適宜経口補水パウダーで塩分補給をして低ナトリウム血症を防止したことです。

気持ち悪くなってしまうと走ることが出来なくなるので、これらの対策は非常に大事です。

235kmのランナーが折り返してくるけど、みんな私の2倍走ってるのだから凄いなーって思いつつ、応援しながら進みました。

川越街道から市街に向かう道に入ったらあと僅か。淡々と進みました。

そして無事ゴールしました。

秋ヶ瀬〜ゴール(区間距離 14.3km)

予定  1時間55分

結果  1時間57分53秒

この区間タイムも、ほぼ予定通りでした。そして順位は3つ上がっていました。

大会前に考えていたタイムより1時間12分遅れになりましたが、その大半はスタートから成願寺までの遅れでした。

もう1年以上練習で30km以上は走ってないし、ポイント練習は中距離メインの練習ばかりしていたけど、コロナ禍の中で体幹と足回りの筋トレを増やしたこと。そして、100mや200m全力走×10本などは高負荷な練習をしたことから身体が強くなったからか意外と走れるものです。

長時間動き続ける精神面はちょっと辛かったけど、キロ5で50km走などやっていったら100kmも2019年に走っていた8時間台で走るところまでは戻せそうです。

何より1000mで目標としていた2分台を出した夜から115kmを走って余力を残してゴールできたのだから頑張ったと思います。

ゴールしてから、身体の痛みより、エネルギー切れからか動くのが億劫だった。それでも、帰りに王将で生ビールと餃子や中華を食べれるのだから内臓のダメージもほとんどない。序盤からガンガン補給していけば歩いた場所も走れたのでしょう。その辺りを川の道に繋げます。

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靴擦れは全くなかった

余談ですが、こちらは翌日弘前に泊まったホテルで撮影した足の裏の画像ですが、スレなどありません。長年履き続けているアールエルのメリノウール5本指ソックスの効果です。

以前は、指の間とか、いろいろ擦れていましたが、最近は擦れなくなりました。

ちょっと書く時間がなくて記憶が曖昧になっている部分はありますが、残っていることを書いてみました。

最後に1ヶ月延期して開催してくれた主催者には感謝です。主催者が開催してくれなければ、今回のような体験は出来なかったわけです。ありがとうございました。

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