S/LAB PHANTASM履いてみた

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上記は昨年の11月に書いた記事ですが、このチャレンジでキリアン・ジョルネが履いていたサロモンS/LAB PHANTASM(エスラボ ファンタリズム)を先行販売に先立ち、試す機会をいただいたので感じたことを率直に書いていきます。

□価格

22,000円(税込)

□オフセット

6mm

ヒール 20 mm / 前足部 14 mm(メーカー公表値)

□重量

174g(メンズ25.0cm)

□サイズ感

私は25cmを選びましたが、アルファフライやヴェイパーフライネクスト%も25cmですので同じサイズを選択しても大きく外すことはないと思いますが、足型は様々なので実際に足を入れることをオススメします。

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□外観

□フィット感

踵に芯が入っていないので、ホールド感どうかな?と思いましたが、スピードを上げてもズレなどありませんでした。

また、アッパー素材は非常に薄く作られています。

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□ミッドソール

□アウトソール

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競技場で履いてみた感想

キリアンが24時間走に使うくらいだから、クッション性が高く柔らかいのかな?とイメージしていましたが、接地はしっかり感があり、沈むような不安定感はありません。

厚底に慣れている方は少し硬いと感じるかもしれません。私自身、走り出しは硬いと感じましたが徐々に馴染んでいきました。

またキロ5くらいのペースだとあまり反発は感じないけど、ラップを見ると感覚より少し速く走れています。

今回一番驚いたのは100m流しです。

これから長い距離でも試しますが、まずメーカーがPRしているエネルギー応答性に優れた『エナジーサージミッドソール』の威力と、前方方向への推進力を損なわない『リバースキャンパープロファイル』の効果を試すには、ちょっと極端なスピードの方が分かりやすいと思って100m流しでスピードを上げてみました。

月曜日に10000m走った後に、長距離用スパイクのナイキドラゴンフライで100m流しを4本しましたが、その時のタイムは、17″7-15″1-14″5-14″5でした。

今回も、1本目は身体の状態確認のために負荷を落として走るもタイムは15秒7。

流しなので、スタートから全力で走るのではなく、徐々に加速しているので16秒を切っているような感覚はありませんでした。風は横風でしたが、競技場内は少し風が巻いていたので追い風になっていたのかもしれません。

2本目は加速局面でしっかり地面を押してスピードを上げるように走りました。足の切り替えや体重移動がスムーズにできているのを感じました。タイムを見ると14秒2。

3本目は少し上体が立ったように感じましたが、その方がしっかり押せたようでさらにタイムは伸びて13秒8。寒かったので、このような厚着をしたまま走って流しで13秒台が出てしまいました。

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ちょっと速すぎるので、追い風の影響が大きいのではないかと思って、ドラゴンフライに履き替えて走ると14秒0。月曜日より0秒5速かったので、追い風の影響はあったにしても、スパイクのドラゴンフライよりランニングシューズのファンタリズムが速かったのです。

その後、アルファフライで走ると14秒3。接地した時の反発はアルファフライの方が明らかに大きいけど、ちょっと上に跳んでしまってピッチが落ちたのかもしれません。ピッチを落とさず左右の軸を素早く切り替えるようにして走れば結果は変わると思います。

アルファフライと比較するとミッドソールは半分程度で、カーボンプレートも入っていないので反発力などのアシスト感は感じません。それなのにこのシューズは結果的に速く走れてしまう何かがあるようです。

現時点の感想を一言で言うなら

「思ったより速く走れていた。」

安定感が高く、接地時にブレなく、落下エネルギーを推進力にうまく変換できているからかドラゴンフライよりスピード感はなかった。でも速かった。

今回走った100m14秒は2’20/kmペースです。現実的にこのスピードでは中距離も走れませんが、高速域でのスピードのノリは感じました。

次は、3’30/kmや4’00/km、4’30/km、5’00/kmなど中距離や、長距離、ウルトラマラソンなどのペースで走った時にも、同じく「思ったより速く走れた。」と感じるのかどうかを確認してみたいと思います。

少しネガティブなことも書いておくと、靴紐の素材が少し滑りやすいので解けやすいかもしれません。私は一通り試してみたら、サロモンのトレランシューズでは一般的なクイックシューレースを使う予定です。その方がフィット感もより向上するように感じています。

こちらは、流し2本目の動画です。

 
 
 
 
 
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先行トライアル開催中

このシューズを試してみたい方は、スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店で先行トライアルを開催中とのことです。サイズの確認だけではなく、そもそも自分自身の走りに合うのか、好みの走行感なのか確かめる機会です。

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