アルファフライで小刻みなスピードコントロール

昨日は午後練と夜の定期練習会をしました。

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定期練習会のメニューは変化走にしましたが、通常の内容とは変えました。ウルプロで行っている変化走は皇居外周を使う場合は、3km少々をグループで走って残り2km弱を切り替えて各自ペースアップする練習を2セットすることが多いのですが、昨日は1.16kmの周回を使ってもう少し上げ下げを加えました。

皇居の外周を使わなかった理由は、気温が高く熱中症や脱水リスクが高い時期なので、5kmごとの給水では足りないメンバーもいるからです。

ペースの上げ下げに関しては、キロ換算で1周目より2周目を20秒上げて、3周目は10秒落とし、4周目は20秒上げる。速いグループは5周目をフリー。遅いグループは4周で終了。だいたい同じ時間に終わるので、そのあと動き作りをしてから、1セット目より10秒上げて2セット目をしました。

具体的に数字を見たほうが分かりやすいので、私が走ったグループの目安としたペース(キロ換算)を掲載します。

1セット目 5’20-5’00-5’10-4’50/km
2セット目 5’10-4’50-5’00-4’40/km

このくらい上げ下げがあっても400mトラックだとペースメイクは難しくないけど、1160mのコースだとちょっと難しい。そこで目安になる位置にマーカーをおいたり、事前に電柱や看板など距離の目安になる箇所を計測しておきました。それでも歩行者がいれば当然ペースを落とします。ペースを守ることより、ヒヤッとする場面がないように走るようにしているのでペースは目安程度です。

この速度域だとブルックスのハイペリオンテンポがスピードコントロールしやすいのでよく履きます。また黒色のハイペリオンテンポは街履きとしても違和感なく、また歩行しやすいので、荷物を少なくしたい時は、そのまま履いていって、練習して、そのまま帰ります。

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一方で、アルファフライは、歩行しにくく、街履きとしては最悪のシューズですから、このような使い方はしませんが、今回の速度域のランニングでも意外と走りやすく、実際、冬にキロ5で2時間走などしています。

アルファフライは、私でも1000m3分切って走れるシューズですから、キロ5分前後でスピードコントロールするには、脚の筋力はほぼ使わないで切り返しだけテンポよく繰り返すよう走りました。

大事なことはブレーキをかけたり、ピッチを落としてスピードをコントロールするのではなく、出力を落とすイメージです。

昨年7月に発売してすぐに購入したアルファフライは、ポイント練習やレースでも結構使っているので、磨耗して濡れたトラックなどでは流石に滑り始めてきたので新しい方を使うようにしますが、ロードではまだまだ使います。

(右はさほど使っていないアルファフライです。)
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ヒールの磨耗はほぼないのですが、エアポッド部の磨耗が目立ってきました。

比較的新しいアルファフライはこのような状態です。

全体的には、アッパー含めて痛みが少ないので、購入時考えていたより耐久性はあるシューズです。

さて、1周1160mを4周を2回走ったラップタイムタイムは、6’12-5’54-6’00-5’39と、5’57-5’39-5’50-5’23でした。

1kmペースにすると、5’20-5’05-5’10-4’52/kmと、5’07-4’52-5’01-4’38/kmと、ほぼ設定通りでした。

今回特に考えていたのは、メンバーが走りやすいようにリズムを保つことです。ピッチはキロ20秒上げる前が188前後で、上げた後は192前後とこちらも予定通りでした。このリズムのままで、接地で少し力を伝えれば、ペースは簡単に上がります。

ナイキが、鳴り物入りで市場に投入したアルファフライは、ヴェイパーフライネクスト%2が販売してからは、あまりPRしなくなったように感じています。また、エリート選手でもネクスト%2を選ぶ選手が増えていますが、私はネクスト%より、アルファフライの方が走りやすいです。(ネクスト%2はまだ履いてないから分かりません。)

最近履くランナーが増えた、アシックス・メタスピードスカイも購入しましたが、現時点ではアルファフライの方が履きやすいです。

9月以降はマラソンペースで20kmや25kmなどマラソンに向けて準備はしていきますが、その過程で走りやすいシューズを選んでいきます。

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もうしばらくウルトラマラソンは走っていませんが、川の道フットレースのように凹凸や左右に傾斜のある歩道を走ったり、歩く時間帯もそれなりにあるレースではアルファフライは履きませんが、サロマ湖ウルトラや、フラットなコースを走る淡々と走る時間走でアルファフライを使ってみたいと感じています。理由はカーボンプレートの反発を使うというより、脚の筋力をさほど使わずに前方への重心移動でそれなりに走れることと軽量であることです。

2年連続して中止になったサロマは来年は開催されるのか?開催されたとしてエントリーできるのか?は分かりませんが、いずれにしてもまずは6時間走などで試してみたいシューズです。

先のことは全く分からないので、この時期何をすべきか、したら楽しいのか、先に繋がるのか、など自分自身で考えて行動していきます。

まずは、マスターズ陸上の中距離が直前に迫っているので、自己ベストを出せるよう頑張ります。

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