6/13 ウルプロ午後練 動き作りと400m×3+(400m+5分間走)×4セット〜久々に参加したメンバーの気付き〜その1

水曜日夜開催の定期練習会を先に紹介しました。

6/13 10分間走×5セット LT走〜ウルプロ練習会〜

<スポンサーリンク>


その前に開催した午後練は、練習開始直前から日差しが急に厳しくなりこれはキツくなるなーと思い、400m+5分間走を5セットする予定でしたが、4セットに減らしました。

その分、動き作りと、その動きを確かめるための400mを増やしました。

午後練は、動き作り、フォーム作りに重点をおく練習で、当初はサブ4レベルの参加者が多かったので走練習の負荷は低めでしたが、現在はさまざまなレベルのメンバーに対応するため負荷を高くも低くも調整できるメニューにしています。

また、動き作り、フォーム作りは、伝え方を可能な限りシンプルにして、まずは違いを体感できるような内容にしています。

私自身の経験ですが、ランニングをはじめて数年経った(フルマラソン3時間15分程度)頃、単発のグループレッスン(サブ3を目指す方向けとかではなく幅広いレベルだったように記憶しています。)に参加した際にランニングの専門用語を連発され戸惑ったことがあります。またアドバイスいただいた動き作りにしても、何のためにするのか、どこを意識するのか説明がありませんでした。今にして思えば、陸上部などでは基本的なトレーニングでありその時のコーチにしても子供の頃から何も考えずに基本動作として行なってきたことだと思います。

ただ、多くの市民ランナーは、学生時代に陸上経験はないので、難しい言葉を聞いた途端に拒絶反応が出てしまい方も少なくないと思います。

そのためフォームについても、10人に話して1人が分かるような、感覚的で微妙な動きをともなう内容ではなく、ほぼ全員が何らかのことを気づいてもらえるような切り口や進め方になるよう工夫してます。そしてこの動きをすることで何が変わるのか?を伝えることも非常に大事だと思っています。「これは陸上の基本動作だからツベコベ言わずに反復しなさい。」では中々身につけることは難しいと思います。そもそもそれをすることで自分のゴール(目標)に近づくことが頭で分からないと頑張ろうという気にもならないし、正しいのか間違っているのか半信半疑な状態では良い方向には向かいません。

<スポンサーリンク>


今回は、午後練をスタートした頃(2016年10月頃)に入会したOさんが久々に参加しました。

ストレッチをしてから、各自今日の練習で意識することなど話してもらいました。

これは本人の意識付け以外に、メンバー同士、名前を覚えて欲しい。どんなことを意識しているか知って欲しい。という意味で行なっています。もちろん私もメンバーが取り組んでいることを知ることができますし、もしピント外れな方向に行きそうならアドバイスできます。

動き作りをする前に400m走ってもらいました。

大半のメンバーが、意識している方向にフォームが馴染んできています。走力的にはフルマラソンで2時間49分から5時間近いメンバーまでさまざまです。その2時間49分のメンバーも昨年の3月入会まではサブ4できていなかったのです。Oさんは3番目ですが、他のメンバーと比べて上体に力が入っているように見えませんか?

<スポンサーリンク>


7人の動きを見るわけですから、じっくり見たわけではありませんが、久々に参加したOさんの走りは、以前と比べて固いと思いました。上体に力が入っているから下半身の動きもロックされてしまい楽に動けていません。久々にきたメッセージに最近思うように走れていない。とありましたが理由は分かりました。

本人は筋力不足を疑っていましたが、そんなことはありません。

いくつか動き作りをしてから、また400m走ってもらいました。動画だとよく分かりますが、キャプチャー画像でもある程度分かるので掲載します。

多少角度など違いますが、メンバーそれぞれ最初より楽に前に進んでいるようにみえます。同じような心肺のキツさで走ってください。と言ったのにスピードが上がってしまったと何人かのメンバーが話していました。

勝手に身体が進む。脚が出る。ようなフォームを作った上で、きつくならないペースで走ると、今まで1000mインターバルで呼吸を乱しながらギリギリ走れたペースで、5000mくらい走れたりするのです。

5000mで25、6分だったメンバーが短期間に21、2分で走れるようになっているのは、この動きを身につけたからです。

6/8ウルプロ練習会〜続々と5000mPB達成〜

久々に参加したOさんの最初のフォームを拡大した画像はこちらです。

その2に続く

6/13 ウルプロ午後練 動き作りと400m×3+(400m+5分間走)×4セット〜久々に参加したメンバーの気付き〜その2



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA