8時間耐久レースin戸田・彩湖〜新たなレースの形〜

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日曜日にNPO法人スポーツエイドジャパン主催の8時間耐久レースが、戸田・彩湖の周回コースで開催されました。

2月中旬に東京マラソンが実質中止を決めてから、ほぼ全ての大会が中止になりました。既に2021年の大会まで中止を決定した大会もある中で、まず少人数の大会や記録会からスタートして、徐々に規模を拡大してほしいと思う中で、本大会は開催されました。

開催の意味は大きく、それはランナーだけではなく、他の大会主催者や、ランニング関連企業にとっても大きな一歩です。

実は、5月初旬から、どうすれば大会が再開されるのかを、ランニング関連企業、大会主催者と毎週オンラインで打ち合わせしています。

何がネックになっているのか?どうすればそれをクリアできるのか?など違った立場でざっくばらんに話をすることでいろいろ見えて来ることもあります。

また、主催者サイドでは気づかないことも、ランナー・参加者目線に立つと気づくこともあるので、外出自粛期間に入ってから、私は短時間のジョグやウォーキングと、流ししかしてないので思うような走りはできない事は承知でエントリーしました。

これから様々な大会が開催して欲しいと思うので、自分自身が走って、これは感染リスク高いとか、対策が必要だとか気づくことがあれば、リスクを軽減します。そもそも100点満点などありませんが、近づける努力はすべきです。<スポンサーリンク>

出店ブースにも飛沫防止のビニールシートがかけられ、スタッフはマスク着用。

トイレに入る時にも消毒。

エイドステーションに入るときも消毒してからです。

1周4.9kmの周回コースですが、大会会場の概ね反対側にもエイドステーションはあります。

もちろんそこに入る時にも消毒です。

アルコール消毒液の入ったスプレーをもったスタッフが手にかけてくれるので、それを両手に揉み込んでからエイドステーションに入ります。

エイドステーションにも飛沫防止用のビニールシートが貼られてスタッフはマスクをし、頻繁に消毒液でテーブルなど拭いています。

1周30分かけて走り反対側のエイドステーションにもよるなら15分間に1回アルコール消毒をすることになります。

4.9kmのコースに300人弱の参加者数ですから、ランナー間の間隔は比較的とりやすいです。

また、スタートは2mほどの間隔をあけて待機して、1人づつ30分間の間にスタートしました。

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久々にあう仲間がたくさんいたので、レース中も話したいことはたくさんあるけど、間隔をあけて軽く会話したら離れました。

感染リスクと言う点で考えたら、感染拡大する可能性はほぼないと感じました。

そもそも、体調不良者や感染者の濃厚接触者は参加できない。

大会会場についたらフェイスシールドをしたスタッフが検温。ここで熱などあれば参加できない。

もし感染者がいたとしたら、無症状感染者ですが、無症状感染者であれば咳などしません。走っていればたまに咽せることはありますが、ランナー同士は間隔を開けている。そして頻繁に消毒しているのだから、仮に無症状感染者がいたとして、どうやったら他のランナーやスタッフに移せるのだろう?と言う感じでした。

また、開会式で内科医の佐藤さんから熱中症予防や、免疫力低下防止のためのアドバイスがありました。

余裕を残して終われば免疫力低下は抑えられる。限界まで追い込めばレース後2週間くらい免疫力は落ちる。

今回は限界まで追い込んで、倒れるようなランナーはいなかった。舘山代表に聞いたら、例年は熱中症で具合の悪くなるランナーはいるが、今年はそのようなランナーがいなくてよかったと話している。

途中雨は降ったが、終始蒸し暑く、熱中症リスクの高いコンディションだったが、そのようなことにならなかったののは、参加者一人一人が気をつけたのだろう。

そして、なんとかこのレースを無事に終えたい。という思いがあったのだと私は感じた。

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私は大会に出る時には目標設定をしっかりすることが多いけど、今回は数値的な目標は立てませんでした。

無理して主催者に迷惑をかけるようなことだけはしない。これがマストでした。

そして、ランナー目線で感染リスクの高そうな場所や行為を見る余裕をもってレースを終えること。これもマストでした。

その上で、最近長くゆっくり走ってないので、キロ6切るくらいのペースで40km程度走り、あとはダメージ溜めないように歩いたり走ったりしようと考えていました。4時間走って1時間歩いて終了でも良いと思っていました。

そのようなレースなら疲労は溜まらないだろうと考えていましたが、スタート前から蒸し暑く、ウェアに水をかけるようなコンディションでしたから、身体の状態に注視していないと危ないので精神的な余裕はなかったです。

周回ごとに頭に水をかけてもらいましたが、こんな日が、こんな早くに訪れるとは思いませんでした。

頭から水を被り、全身ずぶ濡れになって走るなんて、非日常的なことは今年は厳しいと思っていました。

また、普段のウルトラマラソンではエイドステーションには極力長く滞在しないようにしていますが、今回は3周目くらいから毎周回かき氷を食べていました。ちょっとシロップが少なくて、かかっていない氷で首筋を冷やしたり帽子に入れたりしました。

休憩しながら4時間で予定通り40kmほど走ったので、もう十分と、そこからのんびり歩いたり、リズム良く歩いたり、のんびり走ったり、ペースをちょっと上げたり、いろいろ試しながら、結局、残り時間コースを周回しました。昨年の秋以来、8時間動き続けるようなことをしていないのでお腹いっぱいです。

脚の疲労はさほどないのはよかったですが、右腕付け根・右背中辺りの張りにしばらく悩まされていることから右腕がちょっと痺れることが度々あったので、この辺りは悪化しないようにしっかり治していきます。

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走ってみないと、自分の状態に気づけません。

現状を知ることで課題が明確になります。

大会も同じで、考えられる感染リスクに対処して開催しても、気づくことはあると思います。

それを次の大会に繋げていったら、徐々にリスクは小さくしていけます。

まずは一歩踏み出すこと。

マラソン大会に限らずそれが大事です。

たくさんの方が注目したなか開催された大会でしたが、このような大会が徐々に増えていくことを願います。

また、久しぶりにあったスタッフや選手の方々の元気な顔をみて、少し話ができただけでも何だか元気になれました。

コロナ禍で、オンラインの便利さに気づき活用していますが、やはりリアルであって話すことは特別なことだと改めて感じた一日でした。

主催 
NPO法人スポーツエイドジャパン

協賛 
株式会社隼 (アスリチューン
株式会社和光ケミカル(アグレッシブデザイン

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