ハセツネCUP ウルプロメンバー 古橋さんが昨年のタイム半減で2桁順位に。〜濃霧は心の目を信じた〜 前編

ウルプロメンバー古橋さん 信越五岳100マイルで大成長 もまだ書き終わっていないのに、ハセツネでも素晴らしい走りをしました。

成長は止まりません。

ハセツネCUPの大会ページによると、距離は71.5kmで、累積標高は4800m、制限時間24時間です。実際の距離や累積標高はもう少し短いみたいです。ただ難易度は距離、累積標高そして制限時間で比較することが多いですが、それ以外に足場の悪さや開催時期によっても変わります。また同じコースでも気象条件により大きく変わります。

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その観点で見るとハセツネCUPは厳しいレースです。さらに水やスポーツドリンクを1.5リットルもらえる以外は、スタート地点から自分で持つか、湧き水を飲むしかありません。気温が上がると水切れの恐怖との戦いになります。今年はさらに視界20cmの濃霧が参加者の行く手を遮ったそうです。

そのハセツネCUPで、昨年22時間02分20秒だった古橋さんが、今年は11時間05分02秒とほぼ半分のタイムでフィニッシュしました。

男子総合89位

まず昨年と今年の関門通過タイムを調べて比較してみました。

スタート〜第一関門

5:33:09→3:13:03

第一関門〜第二関門

6:14:22→3:24:52

第二関門〜第三関門

8:19:34→2:48:14

第三関門〜Finish

1:55:15→1:39:07

 

去年は序盤から睡魔に襲われ第1関門から寝はじめ、第2関門から第3関門はかなり寝たようです。古橋さんがレース後に覚えてるだけでも14回寝たそうですが、睡眠時間を差し引いても15時間はかかっているので去年より今年速かったことは間違いありません。

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またハセツネ区間タイム設定で紹介していますが、大半のランナーは、①スタート〜第一関門②第一関門〜第二関門③第二関門〜第三関門〜フィニッシュを3:3:4で走っています。

今年の11時間05分のタイムで計算すると、29.0% : 30.8% : 40.2%とほぼ3:3:4となっています。

走られた方、自分のタイムでも計算してみてください。大きくずれている箇所があるなら、そこに伸び代があると思います。
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古橋さんの振り返り

3年前、ランもしたことないのにひとりぼっちでトレラン初めて、東京でこんなに大きな大会があると知り、翌年なんとか出走権取って、いくら試走繰り返しても西原峠から先に進めなかった。そんな自分が5時間くらいで西原峠にいるのが不思議でした。描いていた作戦から程遠く、後悔も多いですが、それも含めて実力なので次に活かしたいです。例年はサブ10しても100位きれなので、猛暑と濃霧の悪コンディションに救われて順位だけは思ったより良かったです。

レース後の感想

試したことないことを本番でしてしまった



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