日曜日にFacebookやInstagramに投稿しましたが、パワーブリーズカップ1000mで、昨年から目標にしていたサブ3を達成しました。
2分59秒51
<スポンサーリンク>一般にサブ3とは、フルマラソンで3時間を切る意味で使われます。
そちらの方は2007年に初めてフルマラソンを走り4時間56分で完走し、その後は順調にタイムが伸びて2009年に3時間15分くらいで走れるようになりました。その頃からサブ3を意識し始めましたが、そこから2年間は足踏みが続きました。初めてサブ3をしたのは2011年11月の神戸マラソンでした。
1000mでサブ3をしたいと思ったのは、フルマラソンやサロマ湖100kmマラソンなど目標にしていた大会がことごとく中止になり、いつ開催されるか全く見通しが立たない状況の中で、目標を持ちたいと思ったからです。
1000mであれば大会がなくても、一人でチャレンジすることもできます。
また、以前から1500mなど中距離には興味があったけど、毎月のようにフルマラソンやウルトラマラソンを走るスケジュールの中では、中々チャレンジできませんでした。
1500mに関しては中学生時代に5分をギリギリ切っていたので、その時のタイムは切れるだろうと数年に1回くらいづつ不定期にチャレンジしていましたが、中々切れませんでした。初めて切ったのは2018年4月でタイムは4分54秒でした。
その私が1000m3分を切りたいと、何人かの市民エリートランナーに話すと、それはちょっと難しいのではないか?という表情になりました。
実際のところ、コロナ禍で1000mにチャレンジする仲間はいましたが、中距離メインのランナーはともかく、フルマラソンを走るランナーであれば福岡国際マラソンを走るようなランナーがギリギリ3分切ったと言った投稿を見ていたので、自分でも難しい目標であることは分かっていました。
ただ、何もしなくても出来ちゃうなら、それは目標ではありません。
そして、3分切ることが大事なのではなく、試行錯誤して1秒づつでも縮めていく過程を楽しむことが、今の時代にはとても大事なことなのです。
自分には無理とやる前から決めてしまうと、そこで思考が止まりますが、どうしたらできるかと考えてトライを繰り返せば色々見えてきます。それは今回のチャレンジだけではなく全てのことに通じることだと思います。
<スポンサーリンク>そして、夏に1000mを開催するパワーブリーズカップがあると聞きましたが、同じ日に戸田彩湖でウルトラマラソンがあったので参加できませんでした。その時参加した、10年来親交のある同級生(福岡国際ランナー)が参加し2分59秒8だったのを見て、改めて高いハードルだと思うも、このチャレンジにワクワクしてきました。
それまでも口には出していましたが、思い付きで終わらせずに、絶対に達成しようという思いを込めて、この時文章にしました。
現状確認
そして第2回パワーブリーズカップは9月13日に開催されたので、まずはここで現状確認することにしました。
現状を確認することで、課題が見えてきます。
実際、どのくらいのタイムで走れるかは分からないけど、現実的には3分8秒くらいかな。と感じていました。それでもトラック1周75秒ですから簡単ではありません。
そして結果は3分03秒60と予想を上回るタイムで走れました。
この結果によって3分切りは現実味を帯びてきました。もちろん1000mで4秒近く縮めるのは大変なことですが、走ったことでたくさんの気付きがありました。
例えになるか分かりませんが、フルマラソンで3時間10分切れていないランナーがいきなりサブ3を狙うのはかなり難易度は高いけど、3時間03分くらいのランナーならコンディション次第で十分狙えるのと同じような感覚でした。
<スポンサーリンク>そして2回目のチャレンジは、127kmのジャーニーランを走った2週間後だったので、3分切りは難しいと思いましたが、思った通りで3分05秒55と後退しました。
3回目のチャレンジは3分02秒05と自己ベストを更新しました。
次は3分切りと思うも12月には大会がありません。
そして、1月のパワーブリーズカップにエントリーするも緊急事態宣言で延期になり、今回が4回目のチャレンジになりました。
1週間前に土日続けて1500mを走ると、4分59秒と4分55秒でした。12月に出した4分47秒からするとガッカリするタイムでした。
ただガッカリで終わらせずに、何が悪いのか、どう修正すれば良いのかを考えました。
良い兆しは、木曜日に200m流しを行ったところ、脚を温存しても33秒台で走れる感覚を掴んだことです。この時のことは記事にしてませんが、後日書こうと思います。
<スポンサーリンク>SNSに投稿しましたが、レースのことにも触れておきます。
1000mを走った日の夜から115kmの大会を走り、今日は弘前に来るなど、さまざまな外的な刺激が入っているので少し記憶が薄れていますが、もっと薄れる前に残しておきます。
まさかの最終組
今回、目標を2分59秒にしたら最終組に入ってしまい、一番遅いペーサーが2分55秒でした。目標タイムを3分にしたら2組目で3分ペーサーがいたので失敗した。と思ったけど、絶対にサブ3するとかなりスタート前に緊張して心拍数上がりまくりでした。怖気付かずに速いペースで入って最後を粘ることにしました。
昨年秋から1000mを3回、1500mを5回、そして800mも走ったことから、中距離の走りが少し分かってきました。
最初速すぎるのはもちろんダメですが、遅く入っても上げることは難しいってことです。
今回も腕時計は見ないで、2分55秒ペーサーに引き離されないようにして行こうと走りました。
入りの200mは34秒台
入りの200mは34秒台でしたが、リズム良く走れたので、キツくならず、そのままペースが落ちないように走り、600mでタイム表示板を見ると1分43秒か44秒とかなり速いタイムで走っていることが分かりました。
ラスト1周はペースをキープすることは出来なくなったけど、とにかく必死に脚を動かしました。
限界突破の瞬間
フィニッシュ地点が近づくと、2分50秒くらいからタイムを読み上げる声が聞こえてきたけど、ホントギリギリ突破できるかどうかでした。
ウルプロメンバーが撮影してくれた動画をキャプチャーした画像ですが、ここで2分58秒台です。
そして計測マットの上では2分59秒になっています。
動画を見ながらタイム計測が3分に変わった瞬間はこのあたりまで走っています。
SNSにこのように投稿していましたが、動画の通りです。
タイム読みの59秒直後にゴールを通過し、3分と読んだ時は数m先にいたので3分きりを確信。ただ記録証を見るまでは分からないので、ぬか喜びにならないようにして記録証をもらうと2分という字が見えて嬉しさに包まれました。
アスリチューン・エナゲインは中距離レースでも力になってくれます。
ラップタイム
ラップは34″-69″-75″でした。
ラスト400mもう少し落とさずに走れたかもしれないと今は思いますが、この時は精一杯でした。
目標にしていた3分切りは出来ましたが、これからも中距離は継続して1秒どころか0.1秒にこだわるような走りを楽しんで行こうと思ってます。
<スポンサーリンク>中距離も楽しい。
また、市民ランナーにとって、中距離は馴染みある種目とは言えませんが、走ってみたら結構楽しかった。と話すウルプロメンバーは結構います。
今月で第4回大会が終わるウルプロチャレンジ10kmは来月以降も開催しますが、並行してウルプロミドルチャレンジも開催しようと思っています。理由は私がやってみて面白いと感じたのと、これから暑くなって行く中でも集中して楽しめると思うからです。ちょっと私が温めてきたアイデアを盛り込みます。どのような内容かは楽しみにしてください。