青梅マラソン30kmでPOLAR上腕用心拍計を着用〜困った危険なランナー〜

2月19日に青梅マラソンを走ってきました。青梅マラソンには10kmと30kmがありますが、今回は30kmを選択し4回目になります。

青梅マラソンが最後に開催されたのは2020年で雨の中の10kmでした。スタート早々の加速局面で、前方からスマートフォンが弾んでくるとその持ち主が逆走してきて驚いた記憶残っています。

その翌日に東京マラソンが実質中止発表を行い、その後は多くの大会が一斉に中止発表するといった大会中止ドミノ倒しが始まりました。そんなこともあって2週間後の東京マラソンの出場は決まっていましたが、久々に開催される青梅マラソンを走りたいとエントリーしました。

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リザルト

まず結果から書きます。

タイム 2時間11分12秒

ラップは以下画像の通りです。

自己ベストは2012年の2時間05分07秒ですから、6分ほど遅いタイムですが今回は予定通りのレースになりました。

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レースプラン

今回は、上り基調の15kmまでは東京マラソンで予定している4’05-08/kmペースを目安に、キツい登りは無理にペースをキープしないで平均4’15/km程度で走って、下り基調の後半15kmは4’30/kmペースまで落として余裕を持ってダメージを抑えてフィニッシュするでした。

調整なのだから15km、20kmあたりでリタイアしても良いのですが、やはりスタートしたらフィニッシュしたいのでペースダウンして走ることにしました。復路は下り基調なのでペースをあげやすいのですが、そこを気持ちよく走ってしまうと脚の前側の筋肉へのダメージが大きくなるので、ペースを上げたくなっても抑えることにしました。

レース展開とポラールの心拍計

結果的にほぼ考えていたようなレースプランになりました。

前半 1:04:28(4’17/km)

後半 1:06:45(4’27/km)

今年のスタートブロックは従来のように細かく分かれていなくて、かなり走力がバラバラのランナーがAブロックにいました。私は比較的整列が早かったのでロスタイムは11秒でした。

ちょっと驚いたのは、スタート直後に後ろから私の肩を掴み、さらに前のランナーの肩を掴み、掻き分けるように前に出ていくランナーがいて驚きました。スタートで危ない走りをする人はいますが、ここまで酷いのは初めてです。押されたランナーのその時の姿勢によっては転倒して将棋倒しなど大事故を引き落とす行為です。

そんなこともありましたが、無難にスタートしてしばらくは流れに乗ろうと予定より速めのペースで進み、徐々にペースを落ち着けました。

前半は予想外に小雨が降りやや気温が下がり走りやすくなったけど、今回は身体を冷やすなどして体調を崩したくなかったので早く止んでくれなんて思いながら走りました。

今回は届いたばかりのPOLARの二の腕につける心拍ベルトを装着しましたが、自分の感覚通りの心拍数を教えてくれて良い感じでした。

ガーミン955の光学式心拍計も性能は良いのですが、たまに正しく計測しないことがあり、それがレース中だとどう走るか判断に迷うこともあるのです。

例えば、レース終盤にペースアップすれば自己ベストが狙える場面で、ペースアップするともちろんキツく心拍数は上がるのだけど、その時に自分が許容できない高い心拍数を表示された時に、感覚ではそこまでは上がっていないと思っても、実際その数値が正しいとしたら心臓へのダメージが非常に大きく救護のお世話になるなんて考えたらペースアップできなくなります。特に私は先天的な不整脈があり過去に何回か危ない場面があったので無理はしたくないので、ここは行って良いのか悪いかの判断材料になる心拍数は可能な限り正しい数値を示して欲しいのです。

今回の上りは自己ベストを狙って走るのに比べたらキロ10秒ほど遅いペースでしたが、それでもキツい上りでは瞬間的に170を超えてしまいことがありましたが感覚通りでした。今は160くらいか?とガーミンを見るとだいたいその数値を表示していました。

今回購入したのは、POLAR (ポラール) のPolar Verity Senseというモデルでアームバンドやこめかみに装着して計測します。Bluetoothで接続するのでガーミンなどでも使えます。胸に装着するタイプより精度は落ちると言われていますが、胸につけるタイプも過去に使ったけど結構正しく計測しないこともあったので、ランナーが使うのであればこのタイプはオススメです。

15km手前で折り返し、そこからは下り基調ですから、速めのジョグのように走っても4分半くらいで走れました。残り5kmでペースアップすれば10分は切れるなんて余計な考えが浮かびましたが、今回の私の場合は2時間10分切ることに意味はないのでレースプラン通り走りました。あれ?PBが可能かも。なら体調を確認して上げたかもしれません。

実際、タイムにこだわるなら最初からしっかりペースを上げて走れば良いところを、上げなかったのは疲労を溜めたくないからなので負荷をかけちゃダメです。

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サプリメントやアイテムなど

今回はタイムを狙って走るわけではないのでそれほど気を使ったわけではありませんが、脱水や脚攣りなどになるとダメージが残るのでそこは注意して、前日はスマッシュウオーターを飲みウオーターローディングをして、レース前にはOS-1ゼリーで塩分補給をして、nakedランニングバンドに半分飲んだOS-1ゼリーと経口補水パウダーを2本入れて走りました。後半はやや日差しが強くなってきましたが、無理ないペースだったので必要と感じず、それらは取らずにフィニッシュしました。足攣りの気配などもありませんでしたが、顔が塩だらけなので結構電解質は体外に出ました。終盤脚攣りで苦しんでいるランナーもいたので気温が低くても日差しが強い時は意識して塩分補給は必要です。

私は、フルマラソンだと必要ないと感じても汗はそれなりにかいているので気温や日差しにより定期的に摂取するようにしています。

アスリチューンは通常レース前にはエナゲインを2個飲みますが、今回も予定通り2個飲み、レース中の補給は要らないと思いつつ念のためにポケットエナジーを1個nakedに入れて持ちました。

今回はスマホを持たなくても良い大会ですが、東京マラソンを想定してスマホをスタートまで来ていたノースフェイスのエマージェンシーフーディーに巻いてnakedの腰部分に収納しました。多少重さはあるけど揺れなど気になりません。nakedランニングバンドはウルプロにも愛用者は多いですが揺れにくいのでスマホを持たねばならない時など重宝します。

昨年の東京マラソン前の待機時間は寒いだろうと購入しましたが、その後も活用していて、この冬も寒い時など重宝しました。畳めば小さくなるし非常に軽量です。

シューズは何回かフルマラソンを走って反発など少し落ちてきているヴェイパーフライnext%2を履きましたが、やはりバランスとれた良いシューズだと思いました。踵の浮きも両面テープを貼れば問題ないし、足形に馴染んできたのか練習でたまに履くときは両面テープなしでも大丈夫になってきました。

今回日差しが強くなる予報だったので、顔や首周りにはアグレッシブデザイン・ファイター(日焼け止め)をしっかり塗りました。この時期は紫外線が結構強いので皮膚がボロボロにならないよう長時間走る時は必須です。

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ウルプロメンバー

今回、私が把握しているだけで10名ほどのウルプロメンバーが走り、私のように東京マラソンの調整的に走ったメンバーもいれば、自己ベスト更新したメンバーもいます。

自己ベストは過去の自分を超えることです。どうすれば過去の自分を超えることができるか試行錯誤した結果です。おめでとうございます。

コースについて感じたこと

久々に青梅30kmを走り、タイムを狙って走ったら相当キツいコースだと感じました。上り基調の前半だけではなく、後半下り基調になってからも2回ある登りは結構キツイです。後半ペースを落としたと言っても30km走ったのでそれなりに疲れましたが、筋肉や関節などに嫌な張りなどはありません。自宅からもさほど遠くないのでまた走りたいと思います。

危険なランナー

上記で書いたように、前のランナーを押し退け、掻き分け前に出ようするランナーが、自分自身の行ったことが重大事故につながることを理解して欲しいです。トライアスロンのスタートやスイム中はそのようなことは当たり前だと聞きます。今回のランナーがトライアスリートなのかどうかは知りませんが、マラソンでは競技役員から失格を言い渡されても仕方がない行為です。

前回はスタート時に動画とか写真を撮ろうとしてスマホを落として、拾おうと逆走してくるランナーがいて、今回は後ろから私含めて何人かの身体を掴んで押し退け前に出ていくランナーなど、他の大会では経験のないようなことが続けておきたことは残念です。

危険を及ぼすランナーを減らすために、レース中に他のランナーが注意するなどしようとするとトラブルになるかもしれないし、余計なことに集中力を乱されたくないので、例えば主催者がGo Proなど頭につけた撮影ランナーボランティアを走らせて、危険な行為をしたランナーのゼッケン番号などを撮影し失格にしたり、次回以降参加お断りにするなど事前アナウンスをすれば減るのではないかと思います。

ジグザグ走行も怖いけど、今回のように他のランナーを突き飛ばすような悪質なランナーは稀な存在ですが、そのようなランナーが山を走ればおそらくトレイルランナーはマナーが悪いと言われるようなことをするし、皇居を走れば、皇居ランナーはマナーが悪いと言われるようなことをするのです。そもそも自分が悪いこと、危険なことをしているという認識がないかもしれないので、本人が認識できるような対処が必要と感じました。

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