3年ごとのベストを調べてみた

私は走り始めて5、6年経った頃から、種目関係なく1年に1回は自己ベスト更新をしたいと思うようになりました。

自己ベストは過去の自分を超えること。すなわち自らの成長を意味します。

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成長の対義語

『成長』の対義語を調べたら、いくつかの意味がありましたが、このようなのが出てきました。

衰退、没落、後退、縮小、成熟、飽和

対義語にも、落ちていく状態と、現状維持の2つの意味があることが分かりました。もちろんどちらもポジティブな意味ではないです。

ランニングを始めた頃には、ちょっと練習すればタイムは伸びたし、大会に出るたびに自己ベスト更新した経験のある方は少なくないでしょう。

それが次第にタイムは伸びなくなり、そして今までなら無理せず出せていたタイムも出せなくなる。

その時、50代になったのだからとか、周りも落ちているのだから仕方がない。と受け入れてしまったら、そこからは加速度的に落ちていくかもしれません。

走る目的はさまざまですから、タイムより気持ちよく走れて、仲間と一緒に楽しめたら十分と思っていても、退化が進んでいく状況を幸せに感じる人は少ないと思います。

私は昨年末に18年連続自己ベスト更新したと書きましたが、2023年も3種目で自己ベスト更新したから19年連続自己ベスト更新となりました。

その19年間の中には、仕事が多忙で思うような練習が出来ない時期もあれば、肩を痛めたことで腕振りができず左右バランスを崩してしまった時期もあります。そのような時期でも1年に1回は自己ベストを出したいとモチベーションを保ちました。

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3年単位の記録推移

中学、高校は3学年です。部活をするなら初心者で始めたスポーツだったとしても3年間(実質は夏には引退だから2年半)で一区切りになります。

今回そんな観点で3年間ごとの記録推移を作り、眺めていくといろいろ見えてきます。

それぞれの期間を振り返ろうと思ったらとんでもなく長くなりそうになってきたので、今回は記録を元にざっくりみていくことにします。それだけでも色々なことが見えてきます。

全くの初心者ランナーとして走り始めて、サブ3を狙うも中々できない時期がありました。コロナ禍で大会が中止になるまではフルマラソンから100kmや24時間走に軸足を置いていた時期が長く続きました。

サロマ湖など中止になった2020年からは、先々ウルトラマラソンでタイムを伸ばすためには、スピードを出せるようなランニングフォームに変えて、スピードの余裕度を高めていく必要があると800mや1500mなど中距離にも力を入れました。こちらの表には掲載していませんが800mは2分21秒台、1000mは2分59秒台を出しています。そして1500mでは従来5分を切るのがやっただった私が4分42秒、18分が中々切れなかった5000mで17分42秒と40代の頃の私よりかなりレベルアップしました。

そのスピードを活かしつつ、距離を徐々に伸ばした結果、フルマラソンでは安定してサブ3が出せるようになってきました。

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ウルトラと中距離の関連性

24時間走はいつ走るかは分からないけど、まずは100kmで2015年に出した8時間26分の自己ベストを更新できるよう取り組みますが、当面は中距離からフルマラソンまでのタイムを伸ばすよう取り組み、そこで高めた走力で100km走り切ってしまおうと計画していて、ウルトラマラソンに特化した練習はしばらくはしない予定です。

理由は、フルマラソンと100kmの両方でタイムを狙うことは時期を分れば可能です。また5000mなどトラックレースとフルマラソンも時期を分ければ可能です。ここで問題なのは100kmレースとトラックレースの時期がほぼ重なっているのです。2020年以降春から夏にかけて中距離に特化して練習やレースに出場できたのはサロマが開催されなかったからです。

少なくとも今年は秋に全日本マスターズ陸上も開催されるので中距離の力をつけるべく練習とレースを組み込んでいきます。

ただ、全く相関性がないように感じる800mとウルトラマラソンもやってみるとトレーニングとして共通する部分は多く、800mを速くなるためにする練習が結果的にウルトラマラソンにも繋がることなど結構ありますし、ウルトラマラソンを走ることで、800mにも繋がることはあります。

そもそも両種目を本格的に取り組むランナーなどほぼいないけど、その辺りを自分自身で試行錯誤して行きます。

ポイントになるのは疲労をどのように抜いていくかです。ここが不十分だと全てが中途半端になってしまいます。

木曜日に公認1500mを走ったのはネタではなく、色々と目的があります。

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トレランも走りたいが今は我慢

一覧表には書いていないけど、2012年に第1回UTMFを完走し、2019年頃までUTMBのエントリーに必要なポイントを獲得するために、信越五岳やONTAKE100、阿蘇ラウンドトレイルなど100kmを超えるロングトレイルレースも走っています。元々トレランも好きですが、流石にこの状態でトレランレースを組み込むのは難しいので今は走りません。ただフルマラソンなどロードレースは1月以降にすれば秋はトレランレースメインで組むこともできますし、その時々で自分が走りたいレースを出るようにします。

どちらにしても走力が落ちては良い走りはできません。そのためには基礎となる走力をこれからも高めて行きます。

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