今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンにチャレンジした10人のウルプロ®️メンバーのうち、9人は初100km含めて自己ベスト更新。もう1人は60代後半のメンバーが故障を乗り越えてPBにあと僅かなタイムで完走と素晴らしい走りをしました。
ウルプロ®️メンバーには練習後にも振り返りをする習慣をつけるようアドバイスしてますが、今回いくつか質問して答えてもらいました。
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前回紹介した井上さんに続き、今回は平野さんの気づきを紹介します。
平野さんは昨年6月のセミナー参加後、sub4目指してウルプロに入会し、sub4を達成した50代のランナーです。
平野さん
タイム 12時間30分16秒(従来 12時間47分15秒)
ラップタイム(ロスタイム 3:02 – 58:00 – 57:00 – 62:39 – 68:33 – 75:39 – 94:08 – 90:25 – 78:58 – 85:41 – 76:11)
【自己ベストでゴールした時の気持ち】
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【自分を褒めたいと思うこと】
【こうしたら良かったと思うこと】
【ウルトラセミナーや練習会で掴んだこと】
□ウルトラセミナー
・自分の目標タイムから逆算したラップ表を作成することができ、上記の通り減速した際にも、踏みとどまることできました。
・サロマは日差し対策が重要とアドバイスに従い、アグレッシブデザインの日焼け止めで体力消耗を抑制できた。一方で、塗り漏れ箇所が、酷い日焼けとなりました。
・レース中の気温の変化に対応できるよう、ノースリーブをウルトラレースでは初めて着用、気温が低い時間はアームスリーブを伸ばすことで柔軟な対応を心がけました。万一の寒さ対策として、ライトシェルジャケットをウエストベルトに持っていましたので、気温の低下への不安はありませんでした。もしセミナーでの学習がなければ、気温上昇によって、更に大きなダメージを受けていたと思います。
□練習会
腕を下げて走ると肩の力が抜け、前傾姿勢を維持し易くなることを認識したので、走ることができなくなった際に、何度も活用しました。
またウルプロウエアを着用することで、普段一緒に練習しているメンバー同志でエールを交わすことができて、何度もパワーをいただけました。
【その他】
今まで出走したウルトラマラソンでは、完走することが目的となっていましたが、完走することは通過点で、目標タイムを設定するなど、ウルトラマラソンへ臨む次元が変わったと感じます。
レース中に発生したことに対峙して、自分なりに対応策を講じることで、ワッカの景色、自然の素晴らしさをより強く楽しめたと思います。ウルトラマラソンのならではの醍醐味を味わえたと感じています。
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私からのアドバイス
平野さんのラップタイムを見ると、終盤は目標タイムには届かないが、自己ベストは絶対に出したいという強い思いが伝わってきます。もちろん悔しさはあると思いますが、過去の自分を超えることができたのだから喜んで欲しいです。今回できなかったことは次回できるようにしたら良いのです。
平野さんは板橋シティマラソンで暑くなることが分かっているのに、体温調整できないロングスリーブシャツの上にウルプロウエアを着用したことで脱水気味になり激しい足攣りに陥りました。また、暑くて体温をいかに下げるかが重要になるような気象条件でも保温性のあるインナーウエアを着用する方も少なくありませんが、なぜ着用するのか?と質問するといつも着ているからと、着用する理由が明確でないケースも多々あります。平野さん自身、暑さに弱いと認識しているのだから、どうすれば暑さを緩和できるか?の観点をもっと大事にしたら良いと思います。
またラップ表を作るのはレースのイメージを膨らませるためには良いと思いますが、今回のようにそればかりで頭が一杯になって良いことはありません。また気象コンディションや体調によっても走れるペースは変わってくるのだから柔軟に調整するために目安程度に考えた方が良いと思います。
参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。