練習会前に距離感を感じる〜ウルプロ午後練〜

3月末から練習会を中断していたウルプロ練習会を昨日から再開しました。まだ完全再開ではないけど徐々に戻していきます。

開催に際して目安にしたのは、スポーツ庁や日本スポーツ協会の発信文やガイドラインです。

ランニングの感染防止ガイドライン

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4月初旬から毎日開催しているオンラインレッスンや、ウルプロ®︎OTS(オンライントレーニング&ストレッチ)の回数は昨夜で69回になりました。練習会再開後もオンラインレッスンは並行して開催していきます。

さて、練習会にはアルコール除菌がいつでもできる環境を作りました。

協賛いただいているアグレッシブデザインから、アルコール濃度の高い除菌剤も提供いただきました。

ランニングは非接種スポーツなので、アルコール除菌まで必要かどうかは分かりませんが、念には念を入れて準備しました。

さて、ガイドラインにも示されていますが、スポーツ中の感染防止にもっとも大事なのはマスク着用ではなく、十分な間隔です

1時間以上前に織田フィールドに到着して、今日の段取りなど考えながら、いろいろ確認しました。

2mってどのくらいなのかを感じてもらうために、何か目安はないかと見回すと砲丸投げサークルがちょうどよい目安になりそうなので調べたら2.135mでした。

メンバーが到着すると、この距離感を掴んでもらいました。

横に並ぶとこのくらいです。

前後の距離感はこのくらいです。

 

30km走イベントなどで、前後のランナーの脚が絡まって転倒したという話はよく聞きますし、私自身、練習や大会で、後ろについたランナーが近づきすぎて私の足にぶつかりイラッとくることありますが、その時の間隔は1mくらいでしょう。

 

 

ウルプロ練習会では以前から接触防止のために、身長分の間隔はあけるように伝えていますが、それより50cmほど広い間隔になります。

 

 

昼の織田フィールドは以前から空いていたので、密になる心配はしてませんでしたが、3月中とほぼ変わらない利用者数でした。

メンバーには、フィールド内で行う準備体操やリカバリー中はマスクなどの着用をお願いしました。

 

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再開初日の練習なのと、気温が高いので負荷を落とした内容にしました。

練習前には間隔をあけて、メンバーそれぞれ、今日は何を掴みたいかを話してもらいました。

準備体操をしてから動き作りをする前に、現状のフォームを動画撮影しました。従来はその場で見てもらいますが密になるので、それはメンバーページにアップすることにして、私が個別にアドバイスしました。

まずアップとして800mを、順次スタートし十分な間隔はキープして走ってもらいました。

 

オンラインレッスンで、参加メンバーがどのような状況かはある程度理解できてるのでフォームを見て違和感ありません。

それから動き作りをしました。脚の切り替えと、自分のスピードに適した前傾具合の確認などしてから10分間走しました。

 

 

膝に痛みが出ているメンバーにはなぜ痛みが出るのか?どのような体勢になった時に痛みが出るのか?を聞いてアドバイスしました。

 

 

その動きをトラックではなくフィールド内を往復しながらチェックしてもらいました。

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最後に300mを何本か走ってもらいました。

 

日差しが強く気温も高いので、余裕をもったメニューにしましたが、メンバーそれぞれ課題は見えてきたと思います。

元々ウルプロ練習会でグループ走をするのは週1回だけで、その他練習会は各自でペースメークする時間走なので、メンバーに違和感はないと思いますが、当面はこのような練習会になります。

時間走であれば、走る時は一人で走るわけですから、個人練習と感染リスクは変わりません。ただ、その動きをみて私がアドバイスし、練習後に撮影された動画を確認することで、自分がどう走っているかを立体的に掴めるような練習会にしていきます。

感染リスクがゼロではないからやらないのではなく、どうすればゼロに近づけるのか、そしていかにストレスなくできるかを試行錯誤していきます。

また、練習会など走行中は他のランナーと距離を開けることができたとしても、その前後は久しぶりに仲間にあったことが嬉しくでどうしても近くで話をしがちですが、そこはお互い距離感を意識しましょう。仲間と走る時は最初に距離感を確認することが大事です。

 

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私は練習会前にジョグしたあと流しをしましたが、前日の300m×4本やウルプロ®︎OTSの疲労感から脚が重く動きが悪い。また普段は日差しの強い中を走ってなかったので、暑い中を走るキツさを思い出しました。

ブルックスのカーボンプレートシューズ ハイペリオンエリートでトラックを走るのは初めてでしたが、速いペースになると体感よりスピードが上がります。しっかり体重を乗せて走れるランナーであれば気持ちよく走れるシューズです。

練習後に徐々にペースを上げ200m流しをしました。しっかり踏み込み、反発をもらいながら加速していくと32秒。

ソールの厚みはありますが接地感は硬めです。硬めの接地感が好きな方は試してください。

最後に、緊急事態宣言で、ほとんど走っていない方は、まずは暑さに気をつけてください。

例年であれば、寒い冬から徐々に暖かくなり、寒暖を繰り返しながら徐々に暑い季節を迎えます。それが急に暑くなった訳ですから身体が対応できません。このような時に大事なことは従来の練習負荷(ペース)でやろうと思わないことです。まずは自分の身体の状況を慎重に確認しながら徐々に負荷を上げていきましょう。

 

夜には21回目のウルプロ®︎OTSで汗をかきスッキリしました。

ウルプロ®︎OTSで何が変わってきたか?〜300m流しで50秒切れた〜



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