以前、川口のルナークスでHOKAロケットXの小指付け根が当たる部位を伸ばしてもらいました。布なので大して伸びはしないのですが、ほんの1mmでも当たるかどうか微妙なラインだったのか改善しました。
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短い距離だと当たることがないシューズでも、長い距離になると当たることがあるし、足の状態が悪い時は履いた瞬間に当たることもあります。
幅が狭いシューズでもアッパー素材によっては当たりません。例えばヴェイパーフライネクスト%のビニールみたいなペラペラな素材だと当たらないけど、同じ形状でもネクスト%2だと当たったりします。そもそも履いた時から当たる気配のするシューズは買わないけど、走ってみないと分からないことは結構あります。
ただ、改善したはずのロケットXもしばらく履いていると、また当たるようになってきました。伸ばしたアッパーが復元してきたのです。
チャレンジ富士五湖ではロケットXを履く予定で、その練習として走った荒川リバーサイドジャーニーラン56kmでは当たることなく走れたのですが、レース1週間前に履いたら、その瞬間に小指付け根が痛くてシューズ選びをやり直すことになりました。
久々の100kmなので、最低でもフルを走ったシューズでないと選べません。従来のように56kmに荷物預けできるなら途中で交換できるけど、今回はないのでスタートしたら、そのシューズでゴールまで走らねばなりません。
結果的に昨年10月末の奥武蔵・秩父ジャーニーラン146kmで走ったボロボロのヴェイパーフライネクスト%を選びました。
再度、ルナークスにお願いすれば快くやっていただけるでしょうが、ストレッチャーの価格を調べたらさほど高くはないので購入しました。
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購入したのは『ポイントストレッチャー』です。
ペンチのような形状です。
片方が球になっていて、片方が穴になっています。
本来は、皮靴を伸ばすための器具で、復元性の高い布には向いていないようですが、手元にあれば、戻ったらまた拡げることができます。
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まず、昨年の川の道フットレース251kmの後半に小指が当たって辛いレースになって以来、ほぼ履いていなかったHOKAカーボンX2に使ってみました。
このような状態で短時間おくとこのようになります。
少し当たるくらいなら、これくらい拡がるだけで当たりは改善します。
取ってを掴んだ状態で、バンドで締めてしばらく放置するだけです。
アッパーを無理に伸ばすわけですから、シューズは多少痛むかもしれませんが、痛くて履けないのなら矯正してでも履けるシューズにした方が良いです。
シューズが当たるのを何とかしたい方は試してみてください。