信越五岳トレイルランニングレース110km①〜無事完走〜

2019年9月15日6時00分スタート(選手輸送トラブルにより30分遅延)制限時間22時間の信越五岳トレイルランニングレースを走ってきました。2012年に初めて参加して、2017年の100マイル(台風接近により104km)を含めて5回目の参加になりましたが、いろいろ経験することができました。

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今年は7月中旬のみちのく津軽ジャーニーラン177kmまでは過密スケジュールでウルトラマラソンを走りましたが、それ以降はリカバリー期間として大会も入れず調整してきました。

この大会に向けて、トレラン対応の練習はしてませんが、長時間動くための練習はできていたので、そこそこ走れると思っていましたが、大会直前に不用意な走りから足首を捻り軽い捻挫をしてしまいました。

状況としては、下り基調のトレイルの段差を走り下りる時の接地面が左右に傾斜していたのだと思います。段差で分かりませんでした。さほどスピードは出てないのでその時は痛かったけど、そのあと軽く走れる程度の状態でした。

大会中ならテーピングをしているので、多分問題なかったと思いますが、トレイルを軽く走るメデイア向け試し履き会だったので、緊張感が足りなかったのが原因です。

翌日、予定していたケッズトレーナーでの治療時に、状態を相談すると、少し熱を持っているのでアイシングをして、大会に出るなら無理せず走ってほしいとのこと。私が無理しないのを知っているのでさほど心配はしていませんでしたが、トレーナーの口調や雰囲気で芳しくない状態は分かりました。その後、ウルプロ練習会でトラックを軽く走り、本当に走れるのか確認しました。

(アイシングは、スポーツ用アイスケアセットを使っています。アイシング以外にも色々活用できます。Amazonのリンク貼っていますので詳細はそちらをご覧ください。)

今年の秋冬はウルトラマラソンのエントリーはしないで、フルマラソンで自己ベストを出すために、このレース後は練習していく予定にしていたので、出場するかどうか迷いましたが、宿泊含めて全て済んでいるのでマイルールを決めて走ることにしました。

それは、痛みが出たらリタイアできるポイントまで自力移動できる程度の余裕を残して止めるというシンプルなルールです。

今回走ったランナーの多くはそれぞれ大なり小なりトラブルを抱えていると思います。また万全な状態でも長距離、長時間のレースになればさまざまなトラブルに襲われるので、当然といえば当然の決め事ですが、要は通常時と比較してリタイアするハードルをグッと下げたというコトです。

スタートしたら健康な状態で諦めずにゴールすることを大事にしている私にとってはかなり厳しいハードルのレースになりました。

整地を走るロードのウルトラマラソンでも、歩道の継ぎ目や段差で転倒や脚を捻ることはありますが、今回の110kmはほぼそのリスクをずっと抱えて走り(歩き)続けねばならないのです。

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少し話を戻しますが、私の足首はしっかりしているので捻挫しにくいと自覚したのに、なぜ今回捻ったかを分析しました。

ロードだと接地の直前まで力を緩めて、接地の瞬間に力を入れています。足音が小さいと言われていますが、それは直前まで力が入っていないからだと思います。ただ不整地の場合、自分が想定した位置より早く足が着いてしまうこともあれば、思ったタイミングより遅れて接地することもあります。早く地面についてしまうということは力を入れる直前になり支える筋肉が稼働する前ですから、落下エネルギーを支えきれません。

トレイルをメインに走っているランナーは予想より早めに接地しても足首を捻らないように、力を加えるタイミングを無意識に早めているのか?なんて思いました。

このようなことは頻繁に山に入ってトレイルを走っていれば、身体が反応できるように変化していきますが、2017年の信越五岳を走ってから2年間で練習含めてトレイルに入ったのは今年の阿蘇ラウンドトレイル122km以外にイベントで1、2回あったかどうかというほど山の経験不足が招いたアクシデントでした。

ただし、大会前に捻ってなければ、大会中にもっと大きなトラブルになりリタイアしたかもしれないので良い勉強になったと思ってます。

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話を戻して、今回も完走するという強い気持ちはありましたが、合わせて止め時を見逃さない冷静さをもって、路面状況や身体の状態にいつも以上のセンサーを働かせて走ることにしました。

長時間のレースであれば、何も考えないで無意識に近い状態で走ることありますが、センサーを効かせ続けると非常に疲れます。速いウルトラランナーがトレイルになると非常に疲れると感じるのはこれが大きな理由だと思います。

そんな長時間集中力は保てないので、集中力が保てなくなった時は歩くもしくは止まることにしました。

捻挫する少し前にザックリとこんなレースプランを立てました。自分としては過去何度か走ってきた経験の中で、例年並みの気象状況ならいけるタイムで、内心はもう少し上を考えていました。

週末は信越五岳トレイルランニングレース

ただ、今回の暑さだと、万全な状態でスタートしても、このタイムはよほど頑張って走らないと難しかったと思います。

(こちらにもう1枚追加しました。)

テーピングをいつもの2枚から3枚にして足首を固定してスタートしました。迷いや不安があるからかスタートしてゲレンデを登り始めてすぐに身体の動きが悪く息は乱れてきました。コースには目に見えるアンジュレーション以外にも、草や落ち葉に隠されたアンジュレーションもあり、数kmの間に何度か捻りそうになり、こんなので110km走れるのかと不安になってきました。

不整地は気をつけても凹凸に足を取られバランスを崩すのは仕方がないので、ほぼ舗装路に近いくらい整地された緩い登り・下りを走った以外は基本歩くことにしました。

歩き続けてでもゴールする諦めない気持ちは持っていますが、今回は諸事情により予定していた睡眠時間を確保出来なかったこともあり、序盤から睡魔に襲われるタイミングがあり苦戦しました。

ただ、いろいろ乗り越え、万全な状態でも負う程度のダメージの範囲内でゴールしました。

110km走って(歩いて)尻をつく転倒はなく、手をついたのも2回くらいです。そこだけは神経質になるくらい気をつけました。

制限時間は22時間のコースを21時間20分27秒かけましたが、関門時間や制限時間はほとんど気にしませんでした。

レース後のダメージは、筋肉や関節などに関しては、主に尻と太もも周り、そしてバックパックを背負ったことによる背中の張りが中心で、捻挫した箇所は大丈夫でした。ただ強めにテーピングを貼ってもらった箇所の皮膚は痛みましたが、これは仕方がないことです。しかし長時間集中して動き続けたことから全身の疲労は大きいです。

今日はハイアルチリカバリーでウオーキング中心の低酸素トレーニングを予定していましたが昨日のうちにキャンセルしました。今日はやはり予定していたケッズトレーナーで身体の状態確認とケアをしてもらいました。これから少なくとも1週間はリカバリーに徹して、マラソンに向けたトレーニングを開始していきます。

今回の気づきはこれから少しづつ書いていきますが、エイドステーションやコース誘導のボランティアの方々に励ましてもらい大きな力になりました。ありがとうございます。またマーキングだけではなく危険箇所を知らせる案内も非常に多く準備に相当な手間暇をかけたことは伝わってきました。

妙高エリアからスタート地点に向かうバスがどのような事情かは分からないが時間になっても来ないというちょっと驚くような出来事はありましたが、ミスはミスとしてなぜこのようなことが発生したのかを検証して次回に活かせば良いと思います。

信越五岳トレイルランニングレース110km② に続く

信越五岳トレイルランニングレース110KM②〜暑さで水切れ、そして睡魔〜



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