現状把握のための10km走2019年末

昨日の午前中にこのような投稿をしました。リンクはこちらです。

現状把握のための10km走のご提案

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ウルプロの午後練は動き作りや動画撮影により自分がどう動いているかを把握することをメインにしています。もちろん走練習もしますが、他の練習会のようにメニューは決めず、その日の気象コンディションやメンバーのコンディションなどにより決めます。

暑い時期で熱中症リスクが極めて高いと思えば日陰で動き作りを反復してから、その確認のためにトラック1周だけ走るなんて時もあります。

また、昨年最後の午後練のように動き作りをしてから10kmタイムトライアルをすることもあります。

今回この投稿をした時には10kmタイムトライアルをすることは決めていました。もちろんレース日程や体調によってはペース走的に走ってもよいし、分割しても構いません。

練習前に、レースでキツくなるとフォームはどのように変化するか簡単に話してもらいました。いきなりそのように聞かれてもみなしっかり答えました。課題が明確になっているからどうしたら改善できるかがが分かるのです。

いくつか動き作りを行なってから、10km走ですが、その動き作りで気付いたことを意識して走ってもらったメンバーもいます。そもそも10kmどのくらいで走れるか想像できないメンバーには1周あたりのペースを伝えました。

 

ランニング以外の突発的なケガから復帰したメンバーや、体調を崩していたメンバー、故障からのリカバリー中のメンバーは、それぞれ負荷を落としてもらいました。

10km走らずに5km×2にしたメンバー、3km×3にしたメンバーなどもいましたが、10kmを10人が走って半数くらいがPB更新か、数年前のPBとほぼ同じタイムだったと話していました。

正式な記録ではない練習の計測であっても、過去最高タイムで走れたら嬉しいしモチベーションは上がりますし、そのタイムを基準にして練習の負荷を決めていけます。

 

また、今回のようにいきなり10km走ると言われても心の準備ができないと思います。メンバーに伝えたのは大会であればコンディションを整えて気持ちも整えてスタートするけど、今回は全く準備をしてない中で走るのだから、思うように走れなくてもガッカリする必要ないから、現時点自分が走れそうなペースで走ってください。と伝えました。

そのくらいリラックスした気持ちでスタートして、無理にPBを狙うように走るのではなく、今日できるベストな走りを模索すると、自分はどのくらいのペースになればキツくなるのか?ペースが保てなくなるのは呼吸がキツイのか、フォームが保てなくなるのか?などいろいろ見えてきます。


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今回はスタート時や、中盤、終盤と動画撮影をして、メンバー専用ページにアップしたので、自分のフォームがどのように変わっていくのか客観的に把握できます。

メンバー共有ページに振り返りを書いたコメントを抜粋して紹介します。

Aさん

今朝、記事を読んでいなかったので、まさかの10kmTTでした。昨年最後の午後練も参加してたのに記憶に無し。

動き作りはフィールドで、久しぶりのゴムチューブ。前傾や重心位置、推進力のベクトルを確認できました。その後、10kmTT。私は怪我明けなので、フォームを崩さずにリズム良く走って、現状把握を目的にしました。

10km 43’59”

周回を確認するだけで、ラップは取ってもペースはあまり見ないで走り、ほぼイーブン。ペース感覚が戻ってきました。1周104秒くらいで行きたかったですが、今日の丁度良いリズムは106秒でした。6週間以上スピード練習していないので、後半呼吸がきつくなりましたが、フォームを意識して(特に上半身と腕振り)ペースを維持しました。動画を確認すると、後半の方がむしろフォームが安定している様に感じます。PBより47秒遅かったですが、去年の記録を見ると、昨年最後の午後練の10kmTTは44’17”だったので、今日のタイムは現状そんなに悪くないかなと思います。左肘骨折もほぼ完治し、可動域の左右差も無くなってきたので、スピード練習を再開して、心肺を戻していきたいです。

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Iさん

先週、膝を痛め、週末ハーフなのでフォーム確認したく参加しました。

ゴムチューブを使って、体を水平に前に引っ張る動き作りでは前への推進力を促す動きを得るための力の入れ具合、意識する箇所を感じ取ることができた。

想定より速いペースになったが、楽に走れていたためそのまま10K走ればPBだが、距離と強度による負荷のかかり方に不安があったためペースとフォームを維持して5Kに変更。結果ペースを落とすことなく余裕を持って走れたので最後はペースを上げて20’44”。PB+6秒と良い結果につながりました。

事前のチューブで意識すべきところが明確だったことが役に立ったように思います。

練習後には簡単に練習会での気づきを話してもらいました。気づきは時間の経過とともに薄れるので、言語化することはとても大事です。

練習後にはアスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを狙います。

災害時に役立つエマージェンシーセットも販売してます。もちろんウルトラマラソンなどでたくさん使う方にもオススメです。



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