低酸素トレーニング→5000mペース走〜立体的に映像化する〜

定期的に錦糸町駅が最寄りのケッズスポーツマッサージ併設の低酸素トレーニングルーム・ハイアルチリカバリーに通っています。

目的は低酸素下で身体に負荷をかけるだけではなく、自走式トレッドミルで自分のフォームを確認するためです。

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今日はちょっと疲れていたので、低酸素トレーニングでは2分くらい走ってから30-60秒速歩にしてを繰り返しました。疲れてるとSPO2が下がりやすく負荷が高過ぎるので今回のように歩くことで下がりすぎないようにしました。また肩や背中、お腹の張りが強く、ちょっとスムーズに身体が動いていない感覚がありました。 低酸素終えて治療の際、低酸素ルームでSPO2の計測をしてもらった昨年入社したスタッフに私の走りで気づいたことを客観的に教えてもらいました。陸上経験はありませんが、AT取得者ですから身体の動きを見る目は確かです。 私が自覚してない点がいくつか分かりました。その動きがなぜ起こり、その動きが走りにどのような影響をしてるか、またどう修正したら良いかは、すぐに浮かび繋がるので、このように聞いた時に客観的な事実を教えてもらえると助かります。 バランスボールは体幹トレーニングとしてやったのではなく、自分の身体の状態把握のためにしました。バランスは悪くないのです。 ポイント練習は負荷を落として4'00/kmで5000mにしました。 #パーソナルレッスン #ウルプロ®︎ #ウルトラプロジェクト®︎ #ウルトラランナーへの道®︎ #ウルプロPBチャレンジ #効率的なランニングフォーム #昨日までの自分を超える #アスリチューン #kernel #アグレッシブデザイン #ケッズトレーナー #チャンピオンシステム #アールエル #ハイアルチリカバリー #JaybirdVISTA #サブ3 #サブ35 #サブ4 #ウルトラマラソン #50代でも自己ベスト更新

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自走式トレッドミルで走ったことがある方は少ないと思いますが、一般的な電動式トレッドミルとはかなり違います。

まず、電動式トレッドミルは電気でマットが回転するのに対して、自走式トレッドミルは自分の脚でマットを蹴り出して回転させるなど構造的に違います。

電動式はボタンなどでスピードをコントロールしますが、自走式は蹴る力でスピードをコントロールします。したがって電動式の場合は例えば時速10kmに設定したらそのスピードで走るしかありません。対して自走式は自分が蹴った分しか回転しませんからマットに力が加わりにくいフォームになるとスピードは落ちます。

電動式は徐々にペースを上げていくとか落としていくのは、プログラムを使うか補助者にボタンを押してもらうかしないとできませんが、自走式は時速10kmから数秒で時速18kmや20kmオーバーまで一気に上げることも出来れば、時速20kmから瞬時に安全なスピードに落とすこともできます。

ただ、電動式トレッドミルには傾斜を自由に変化させて強制的にそのスピードを保たせる機能があります。走らなくても時速6kmくらいで傾斜をしっかりつけて歩き続けるのはトレランやジャーニーランをする方には良いトレーニングだと思います。これは自走式トレッドミルではできません。

どちらが良い悪いではなく、それぞれ得意なこと、苦手なことを理解して使えば良いと思います。

ランニングフォームを作る過程であれば、私は電動式トレッドミルはいろいろ弊害があると感じてます。もちろんコーチのアドバイスを受けてやるなら良いのですが、そのような環境にない方だと、効率悪いフォームを固めてしまうことにもなりかねません。

例えばテレビを見ながら走ることで、アゴが上がったフォームになったり、上に跳ねて対空時間を増やすフォーム、後傾したフォームになったりします。

このようなフォームになると、路面で走る時の感覚は全く違ってしまうと思います。

また、上に跳ねるようなフォームであってもマットは柔らかいので衝撃はある程度吸収されますが、路面だとそうはいきません

その点、自走式トレッドミルは自分でマットを押し出す(蹴り出す)動作をしないと動かないので、実際に路面を走る動きと近くなります。

自走式トレッドミルは後傾しやすい方や、上下動の大きい方、左右バランスの崩れた方は走りにくいと思いますが、それらを修正する過程で徐々にスピードが出せるようになってきます。

私自身、自走式トレッドミルで中々スピードが出にくい時はどこが悪いのだろう?とチェックします。そうするといつもより身体が起きていたり、お腹が丸まっていたり、接地が前だったりします。

走りながら自分のフォーム動画は見ませんが、スピードメーターを見て、自分の感覚と比較すると効率良いフォームで走れているかどうかは分かります。

昨日は疲労があったからかイマイチでしたが、「疲れている」と自覚することは大事です。

そこで、高い負荷を長時間かけないように、いつもは5分間走ってリカバリーをとりますが、2分間走ってリカバリーを取るようにしました。それでも血中酸素濃度(SPO2)を測定すると毎回80ジャストになっていました。私は80を切らない程度の負荷をかけるようにしているので昨日の疲労度なら2分間走って、30-60秒歩くサイクルがちょうど良かったということです。

いつも流し的に、時速20kmを軽く超えたスピードで何本か走りますが、昨日はそこまで回す意欲はなくこの動画の時も時速17km程度です。


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体幹のバランスチェックのために、バランスボールに乗りましたが、こちらは全く問題なくやろうと思えば1500m走る時間くらいはできそうでした。(結構体幹の筋力を使います。)

そのあと低酸素ルーム内でSPO2を測定し安全確認しているスタッフに身体のケアをしてもらいながら、先程の私の動きについて客観的な意見を聞きました。

そのスタッフは昨年入社しましたが、鍼灸師だけではなくAT(アスレティックトレーナー)資格を持っていて、何より研究熱心で観察眼が鋭いと感じています。

漠然と聞いても答えるのは難しいでしょうから、「左右差を感じる動きを教えてください。」と聞きました。

陸上には詳しくないとした上で、肘の角度が左右で違うのと、接地が右の方が中心に来るから無意識にトレッドミル左側によってしまう。と見たままを話してくれました。

そこから私が聞きたいその他の部位の動きについて聞くことで、私の頭の中で自分の動きが立体的に映像化されてきました。

立体的に映像化できれば、どこを修正すれば良いかイメージできます。

動画撮影していても、様々な方向から撮影するわけではないので、このような客観的な視点はありがたいです。

ただ、ありがたいと思う理由は、だったらどうすれば良いか?がイメージできるからであって、どうすれば良いか?がイメージできない人に悪い箇所だけ伝えても迷うだけです。

私はウルプロ練習会で走行中のメンバーに、「お腹」とか「腕」とか私の前を通り過ぎる際に短く伝えますが、これは私がそう言ったらメンバーは、自分がどう動いているか立体的に映像化できて、どうしたら良いか分かるからです。

また、ランニングフォームは全体のバランスが大事ですから、周りから見て、この腕の動きはおかしいと感じても、その動きを変えることで全体のバランスが変わってきます。良い方にバランスが変われば良いのですが、崩れることもあります。

ですからフォームに悩んでない友人などに周りがあれこれ言うことで、そのバランスが崩れてしまった方も少なくありません。パーソナルレッスンでなぜそのような動きをするようになったのか?と一緒に記憶の底に埋れていることを掘り起こしていくと、当時一緒に走っていた方からアドバイスされたと思い出しますが、その時期からタイムが伸びなくなったり落ち始めた方は少なくありません。

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さて、昨夜は織田で10000mペース走をする予定でしたが、ちょっと疲れがあるので、5000mにしました。

設定は4’00/kmですが、2レーンどころか4レーンを走ることもあるので走行距離は5200mになりました。これは実質3’50/kmです。

1000mラップ(1秒未満切り捨て)

3’58-3’59-4’01-3’59-4’00

ラップ毎平均心拍数(心拍ベルト装着)

計測不能-166-169-171-173

実質3’50/kmくらいでしたが、3000m辺りから心拍数が170に上がってしまうのだから、体感している疲労感と一致してます。

先頭を走るランナーがほぼイーブンで走ってくれたのでリズム良く走れました。そのベルトコンベアに乗って走っているような状態から、低酸素トレーニングで気づいた左右差ある動きを改善すると前のランナーとの差が詰まるので、キツさなどを変えることなくペースが上がることを意味しています。

ウルプロメンバーには自己ベスト更新するメンバーが多いが、それは、自分がどう走っているかをまずは二次元でイメージし、次第に三次元でイメージしようとする習慣が身についているのが大きいと思います。

また、立体でイメージすると、自分の身体のどこにどのように負荷がかかっているかもイメージ出来るから故障予防にも繋がります。

故障しがちな方は、自分がしてはいけない動きはどのような動きなのかをイメージして、その動きはなぜ出てしまうのかを考えていくと改善に近づくと思います。

パーソナルレッスンでは、そのように考える習慣を付けてもらうことを一番大事にしています。中々時間がとれないのでご希望にそえませんが、パーソナルレッスンを受けなくてもウルプロ練習会に参加していれば、そのような考え方は習慣化されます。

ウルプロ練習会参加希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



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