水曜日のウルプロ午後練には入会直後のメンバー含めてご参加いただきました。
先週の午後練でモーションセンサーを試してもらいましたが、今回も少し取り入れました。
<スポンサーリンク>午後練は75分くらい行いますが、その間に効率的に走れるフォーム作りを試行錯誤するクラスです。一人一人、骨格や筋力、そして走力は違うので、速い人と同じようなフォームで走れば速くなれるわけでもありません。
ただ、レベルなど関係なく大事なことは、「力を地面に伝える」ことができるランニングフォームになっているかどうかです。そのために何をしたらよいか?自分は何が足りないのか?何が余計なのか?を考えながら午後練参加メンバーはレベルアップを目指しています。
「何が足りないのか?」を考える人は少なくありませんが、合わせて「何が余計なのか?」を考えることが大事です。
今までパーソナルレッスンなどでたくさんのランナーと接してきましたが、間違った意識、もしくは、間違った無意識下の意識がフォームを崩しているケースは少なくありません。
<スポンサーリンク>さて、今回の練習会で試したことがあります。それは私含めて多くのウルプロメンバーが使用しているランナー向けネックレス「Kernel」の効果をモーションセンサーを使って数値化することです。
Kernelについては、何回か記事にしたこともありますが、無駄なブレの少ない効率的なランニングフォームにするために効果があると感じているアイテムです。
昨年、スカイランナーの星野和昭さんから、こんな感想をいただきました。
記事にも書いていますが、星野さんは、ランニング中にはさほど効果を感じなかったが、国体レベルの実力を持つスキーをしている時に効果を感じたという内容です。
どのような場面で効果を感じたかという質問に対して「降りカーブから立ち直る時。登りは推進力になって踏ん張れる感じです。」と答えてくれましたが、これって地面を押しやすいということのように感じます。ランニング中の接地で地面を押せる・体重を乗せることは非常に大事なことです。
Kernelは、体幹の強いランナーは効果を感じにくく、体幹の弱い、バランス感覚の悪いランナーは効果を感じやすいアイテムです。
私も星野さんほどではありませんが体幹は強いので、中々効果を感じることはできませんでした。そのため効果について半信半疑で、4、5年前に、開発者の小谷さんから試してみてと依頼されしばらく使ってみましたが、「あまり効果を感じない」と回答していました。その後、小谷さんがウルプロ練習会にきて何人かのメンバーに使ってもらうと多くのメンバーが効果を感じたのです。その時は、個人差が強いアイテムなんだと思ったものです。
私は自分自身がなぜそうなるのかのメカニズムを理解・イメージできないことや、科学的に実証されていないことは、中々信じにくい(受け入れにくい)のですが、その点について、国際的な科学者のウルプロメンバーから、科学的に実証されてないけど効果が確認されてることなど、この世にはいくらでもある。自分が効果を感じるなら使った方が良いですよ。なんて言われたことを思い出します。
<スポンサーリンク>Kernerlを付けるとなぜ走りやすくなるのか?を数値化できないかと以前から考えていましたが、モーションセンサーでKernelの有無により数値が変わる項目など分かるのではないかと今回試してみました。
問題は、私を含めてKernelを使っているメンバーが多いため、比較できるメンバーが限られていることです。
今回練習会に初参加のメンバーもいたので、午後練にほぼ毎週参加しているメンバー含めて計測してみました。
モーションセンサーは300mくらい走れば計測できるので、Kernelなしで走ってから、Kernelつけて同じように走ってもらい数値を確認しました。ただ、距離が短いとペースを上げてしまったりして2本目を疲れた状態で走らねばならないケースもあったのでこの辺り次回は違う方法で試します。
計測結果は、体幹が強いメンバーはやはり効果を感じにくいことも分かりました。
こちらは入会したばかりのメンバーの数値です。サブ4を目指していますが、この数値を見ても伸び代だらけです。
*前回のフォームや目指すフォームを示す青ライン、赤ラインはこのメンバーの走りとは無関係なので無視してください。
上記数値は、Kernelなしと、ありを連続して計測したのではなく、間に動き作りが入っているので、その効果も含まれています。
それでも、6大項目のうち、3つの項目で大きくスコアが変わりました。またメンバー自身が走りやすかったと話しています。
そのメンバーに、練習後1330mの周回をKernel付けて走ってもらいましたが、このように話しています。
外周を走った時は、半周過ぎたあたりから、上下動が少なく安定して走れてる感じがしました。でも、それまでの動き作りのおかげかもしれません。
もう一人数値が変わったメンバーは、Kernelを持っているが、今回は付けてこなかったメンバーです。同様に間に動き作りは入っていますが、以下の結果となりました。
スムーズな重心移動と、左右対称性のスコアが同様にアップしました。動きが出たことで「安定した姿勢」のスコアは少し落ちましたが、走りやすかったようです。
スムーズな重心移動を決める要素は、左右のブレと、接地時のブレーキです。そして左右対称性はいわゆる左右差です。
これらは、片脚立ちが安定している人は良いスコアになりやすく、片脚立ちでフラつく人は悪いスコアになる傾向があります。
その辺りが改善されたのであれば、Kernelの効果は大きいです。また私が午後練で目指している「力を地面に伝える」ために必要なことです。
今回、外周を半分くらい走ってから安定して走れるようになったと感じたメンバーがいたので、次回は1周目Kernelなしで走って、2周目Kernelつけて走ってみて違いを比較しようと思います。その時は時計を見ないで体感ペースを同じようにして計測してみます。
<スポンサーリンク>今回全てのメンバーが感じた動きがあります。
それは直立した状態で、手のひらを上に向けて両手を組み、その手を別のメンバーが力をかけて地面に向けて真下に押します。まずはKernelなしで押して、その後Kernelが身体に触れた状態で押すと明らかに踏ん張り体勢を維持する力が違うのです。私が押すのだと力加減をしているのではないかと思われるので、効果を感じていないメンバーに押してもらいました。これは押される側だけではなく、押してる方も明らかに変わったと話しています。
昨日、ケッズトレーナーでケアをしてもらいながら、そのことを思い出し、理由を話さずに、そのような姿勢で構えて上から押され、潰されないように耐える時に使う筋肉はどこか?潰れてしまう人と、潰れない人の筋力面の違いは何か?と聞くと、体幹の強さだと言うので、もう少し具体的な部位を聞くと「腹斜筋」ではないかと教えてくれました。その回答も興味深かったです。
Kernelについて詳細はこちらの公式ページをご参照ください。
効果を感じない人、感じにくい人もいるので、Kernelには「返金保障システム」があります。(公式ページから購入の場合)
Kernelの効果の感じ方には個人差がございます。
お客様に安心して商品を試していただけるように商品に不満足であった場合は返金・返品の保障をつけております。商品の発送から1ヶ月以内であれば使用していても返品を受け付けます。
商品に同封した返金申請書を記入して商品と一緒に郵送していただければ、商品の金額をお客様ご指定の口座にお振込みいたします。*レンタルの場合はそれ自体がお試しの意味合いがありますので返金保障対象外です
*返品の際の送料はお客様にご負担いただいております
私のパーソナルレッスンでも試すことができます。パーソナルレッスンに関してはこちらのページをご参照ください。
こちらは、水曜日夜の練習会で、私が意識して走ったら、効果を感じたことなどまとめてみました。