別大マラソンの優先権保有者の辞退者は1,000人程度か?

2023年2月5日開催の別府大分毎日マラソンのエントリーが10月3日から開始されました。次回大会は2022年大会が規模縮小し開催されたことから、出場できなかった選手に優先エントリー権が付与されたため、それ以外の選手の枠は非常に少ないと言われていました。

数字を出した方がイメージしやすいので掲載します。

<スポンサーリンク>

2022年大会のエントリー内訳など

区分エントリー数出場可能出場不可
カテゴリー1232人232人
ペースメーカー5人5人
IPC登録ブラインドランナー14人14人
カテゴリー2から4の大分県在住者292人292人
カテゴリー2から4の大分県在住者以外3,641人3,641人
合計4,184人543人3,641人

2023年大会の参加者枠について

2023年大会も4,000人規模の開催と発表されているので、2022年大会とほぼ同数の4,184人がエントリーできるとし、カテゴリー2から4でエントリーしたが出場できなかった優先エントリー権を持つ大分県在住者以外の選手全員(3,641人)が権利行使しエントリーすると、残数は543人と2022年大会に出場できた参加者数分しか残りません。またこの残数の中にはカテゴリー1の枠(250人程度)があるので実質的には300人程度しかありません。

実際、多くの選手が優先権を行使すると思われたため今回の募集枠は500人程度と私は思っていましたが、主催者から発表された募集枠は1,500人(カテゴリー1を含む)と予想を上回りました。

カテゴリー1を含んで1,500人ということは、カテゴリー2から4は1,250人程度となります。

<スポンサーリンク>

どれだけの選手が優先権を放棄したか?

主催者から優先権を放棄した選手の人数は発表されていませんが、優先権を保有する全選手が優先権を行使すれば292人分しかない枠が1,250人になったのだから単純計算すると950人前後が放棄したことになります。

3,641人のうち950人が放棄したとするとほぼ1/4の選手が参加を見送ったことになります。

なぜエントリーしなかったのか?

私は優先権を行使してエントリーしましたが、エントリーしなかった選手の気持ちも分かります。おそらく以下の理由の一つあるいは複数でしょう。

  • 2022年大会の直前の縮小や返金額など主催者への不満(別大にはもう出たくない)
  • 2023年大会も同じように開催できないかもしれないのでエントリー代など無駄にしたくない
  • コロナ禍で走力が低下し制限時間3時間30分で走れる気がしない(2022年大会のエントリー資格は2018年1月1日以降の記録で良かったが、コロナ禍でなくても4年も経てば走力は大きく変わることはあります。)
  • 走る習慣がなくなった・記録を狙って走ることをやめた
  • 経済的な面などから、近隣で開催される大会(勝田全国マラソンなど)に出ることにした

それらを考慮すると、3/4が権利行使してエントリーしたことは凄いことなのかもしれません。

<スポンサーリンク>

1,500人の選出方法は?

今回の募集方法については、カテゴリー1は全員参加できて、カテゴリー2から4は募集定員を超えたら抽選となると記載されています。カテゴリー1のエントリー者が250人いれば、カテゴリー2から4のエントリーが1,250人を超えたら抽選になるということですから現実的には抽選になるでしょう。

抽選について詳細は書かれていませんが、エントリー画面をみるとカテゴリーごとになっているので、おそらくカテゴリーごとに人数を決めてあり、その中で抽選するような気がします。このあたりは公開されていないので実際のところ分かりません。

どのような抽選をされるか考えられる方法を列記するとこのような感じでは無いでしょうか?

  • カテゴリーや性別など無関係に抽選する。
  • 性別ごとに定員を設けて抽選を行う。(例えば男子1,000人、女子250人)
  • カテゴリーごとに定員を設定して抽選を行う。
  • 別大マラソンは実力を持った選手が優先される大会なので、カテゴリー2は当選確率を3倍、カテゴリー3は2倍、カテゴリー4は1倍など当選倍率に差をつけて行う。
  • 抽選と言いながらも上位カテゴリーを優先し、残った枠について抽選を行う。
  • 2022年大会エントリー数に合わせる。(各カテゴリーを同等の人数にする。)

私の予想は最後に書いた『2022年大会エントリー数に合わせる』です。

具体的に書くと、2022年大会はカテゴリー1は250人前後、カテゴリー2と3がそれぞれ1,000人を超える程度、カテゴリー4が1,700人程度だと思われます。その人数を基準にして、優先エントリー権を使用した選手数を引いた残りをそれぞれのカテゴリーの枠にするのではないかということです。表彰が男女別であることを考えると、さらにカテゴリー・男女別の枠を設定するかもしれません。

実際のところは発表されていないので分かりませんが、狭き門になることは間違い無いでしょう。この辺りは当選発表後にも公開されることはありませんが、エントリーした方々に結果を聞くことで想像は付くと思います。

エントリーはこちら

大会ページエントリー画面

①エントリーは10月14日(金)17時まで

②エントリー後、1週間以内に、記録証をアップロードする

③当選発表後に入金する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA