来年開催のエイジグループ世界選手権(以下世界選手権)の出走権獲得方法が変わりました。
今年開催の世界選手権の出走権獲得に関しては対象大会ごとのタイムによりポイントで決まり、その上位者が招待されました。
そのあたりに関してはこちらに書きました。
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資格タイム導入
その方式が大きく代わり、来年の世界選手権は性別・年代により資格タイムが設定され、対象大会でそのタイムをクリアすると招待されることになりました。
上記リンクのページを翻訳し意味が伝わるようにしました。
2023年アボットWMMワンダエイジグループ世界選手権は、10月8日の2023年バンクオブアメリカシカゴマラソンで開催されます。予選は終了し対象選手には連絡済みです。
2023年のランキングは、2024年のエイジグループ世界選手権(開催地未定)参加のために使われます。
2024年選手権の予選通過方法は下記をご覧ください。
1) 本戦出場資格タイム
以下の本戦出場資格タイムを達成した選手は、2024年世界選手権への招待を受けることができます。招待状を受け取るには、AbbottWMM.comに登録する必要があることに注意してください。
*このページに掲載はありませんが、2023年の対象大会で出した記録となります。
2)招待選手
ランキング上位者で、本戦出場資格タイムを獲得していない選手は、本戦出場資格タイムをクリアした選手が予定数に達しない場合は招待を受けることができます。招待を受ける選手数はシーズン中に決定されます
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現時点の世界ランキング
上記リンクで世界ランキングを確認することができます。
私は男子55−59才のカテゴリーで現在105位です。今年の世界選手権で私の年齢カテゴリーは200位まで招待されましたが、資格タイムが2時間57分であれば、年内に200人は超えると思われるので、2024年の世界選手権の参加資格を得るためには資格タイムをクリアする必要があると思っています。
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国内対象大会一覧
開催日 | 大会名 |
2月5日 | BEPPU-OITA MAINICHI MARATHON |
2月26日 | IWAKI SUNSHINE MARATHON |
2月26日 | OSAKA MARATHON |
3月5日 | TOKYO MARATHON |
3月12日 | NAGOYA WOMEN’S MARATHON |
4月23日 | THE NAGANO MARATHON |
10月29日 | KANAZAWA MARATHON |
11月(日程未定) | TSUKUBA MARATHON |
11月(日程未定) | OKAYAMA MARATHON |
11月19日 | KOBE MARATHON |
11月26日 | MT. FUJI INTERNATIONAL MARATHON |
12月10日 | NARA MARATHON |
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資格タイムは良いモチベーション
上記に掲載した資格タイムに関しては、男子に関しては良い水準だと感じました。女子に関しては男子のタイムを考えると少し甘いと感じましたが世界選手権の出走枠は男女同数であり、分母にあたるランナー人口が女子の方が少ないからこうなるのは必然です。
この資格タイムは特に男子ランナーにとっては良いモチベーションになります。例えば福岡国際マラソンの資格タイムは以前は2時間35分以内(Bグループ)でした。今は大きく上がってしまいましたが、40-44才のランナーにとっては2時間35分を切ることに意味が出てきます。(その上で別大マラソンカテゴリー1の2時間30分)
私の年代は2時間57分以内ですが、このタイムによって、サブ3はできるけど2時間50分切りはなかなか現実味がなく、サブ3すればいいやと思っているランナーにとっては2時間57分以内が意味のあるタイムになったのです。
私の年代であれば、以下のようになります。
2時間59分59秒以内・・・別大マラソンカテゴリー3や、さまざまな大会でのスタートブロックの優遇
2時間57分以内・・・エイジグループ世界選手権出場資格
2時間55分以内・・・別大マラソンカテゴリー2
2時間50分以内・・・東京マラソン TEAM ONE TOKYOのポイント上位での出場であればAブロックスタート
私の年代のサブ3ランナーであればランニング歴も長く、いきなり従来の記録を10分とか更新するのは現実的ではなく、ギリギリサブ3のランナーであれば、別大マラソンカテゴリー2が次の目標になりますが、その間にエイジグループ世界選手権出場資格タイムが挟まったことになります。
一つ下の50−54才カテゴリーであれば、ギリギリ2時間50分切りをすると、次の目標が少し見つけにくくなっていましたが、2時間48分以内という現実味のあるタイムを目標にすることができるのです。