第1回ウルプロ®︎チャレンジ参加者から10km自己ベスト出ました!というメッセージが結構ありましたが、残念ながらエントリーフォームに自己ベスト記入欄を設けていなかったので、ウルプロ®︎チャレンジがどの程度自己ベスト更新に寄与したのか分かりません。
ただ、今回記録提出したウルプロメンバー49名に関してはデータをまとめたので紹介します。
こちらは今回のタイム順に並べた49名の記録です。今回のチャレンジまで10kmの記録をとったことがないのでハーフマラソンやフルマラソンの通過タイムしか分からないという方は不明にしています。
過去の記録がない方は(PB)にしていますが、49人中(PB)を含めると自己ベストを達成者がなんと24人です。過去の記録を抜いたメンバーは14名と非常に高い自己ベスト率になりました。
<スポンサーリンク>その他データをとってみました
平均タイムは47分30秒
男性 18名 0:44:19
女性 31名 0:49:21
合計 49名 0:47:30
50歳代の自己ベストは5割以上
また、薄々分かってはいましたが、データをみて凄いなーと思ったのは50歳代の自己ベスト率は53.6%と半分を超えているのです。60歳代の3人を加えても50歳以上の自己ベスト率は約5割です。
少し大事な点を書いておくと、今回の自己ベストは第1回大会期間中だけで出した結果です。それ以前に10kmでタイムを大きく伸ばしているメンバーは少なくありません。
一般に50歳を超えると、筋力は落ちていくのでタイムを伸ばすのは難しいと言われています。特に筋力の衰えなどを経験でカバーできるフルマラソンやウルトラマラソンと違い、5kmや10kmなどは体力・筋力が大きく影響します。
その中で、男女問わず50歳以上のメンバーのタイムが伸びているのには理由があります。メンバーそれぞれ個別の要因はありますが、大きく以下の3つです。
- 効率的なランニングフォームの定着
- 体幹や脚の筋力強化
- 練習の意図を理解し、練習後には振り返りを行うようになった
もちろん、それ以外に身体のケアや状態を把握するなども重要です。
*ウルプロ練習会は上記3つを重点テーマにして開催しています。
また、ウルプロ設立以来、月間走行距離を落としてもらったことで10kmに限らず、ハーフマラソンやフルマラソン、ウルトラマラソンで結果を出したメンバーも少なくありません。
もちろん、走行距離が多いメンバーに一律距離を減らすようなアドバイスはしません。距離を減らすようアドバイスをするのは、その練習負荷に耐えられる身体でないことから故障や体調不良を繰り返しているメンバーに対してです。簡単に言うと身体が耐えられない負荷の練習をしていると感じたメンバーです。
毎月負荷の高いポイント含めて500kmや600km走っても全く故障しないランナーもいれば、200kmを超えるあたりから疲労が抜けなくなるランナーもいます。友人はそのくらい走っているとか、距離走らないと強くなれないとか、距離を伸ばしたり負荷を高めて走れなくなってしまうランナーを今までたくさんみています。
<スポンサーリンク>ちょっとタイトルから逸れてきたので、この辺りに関しては別に書きますが、公認大会でなくても、練習でも、フルマラソンでなくても自己ベストが出たら、嬉しいと思います。メンバーから「2年ぶりに自己ベスト出ました!」とか「もう自己ベストなんて出せると思っていませんでした!」とか言われると嬉しいです。
年齢は関係ないとは言いません。でも、市民ランナーであれば、今まで伸ばそうと努力しなかったり、気づかなかった伸びしろがたくさんあります。
そして最も大事なことは、「年齢を理由に諦めないこと」だと私は思います。○才だから仕方がない。って言葉にしたり、思った瞬間に、どのように試行錯誤して行こうかという思考がなくなってしまいます。できない理由を考えたらいくらでも湧いてきます。どうしたら出来るだろう!?って考えた方がきっと楽しいです。
そのためには「身近な目標」があった方が頑張れます。いつ開催するか、そもそも開催されるのか分からない大会のためだと、中々頑張ろうという気持ちにはなりません。そんな気持ちから走るモチベーションが徐々に、もしくは突然になくなるランナーは少なくありません。
そのために、ウルプロチャレンジを主催したのです。10kmという距離は一人でも何とか走れる距離です。今は自己ベストを狙うような練習はできないが、目標とするレースの開催が決まるまで、走力を大きく落とさない程度に保ちたいという方にとっても現状確認の場になると思います。
こちらは第2回ウルプロチャレンジの概要です。
少しモチベーションを高めたいと思ったらエントリーください。
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