マスターズデビュー戦でメダル2つと酷暑の中で800mPB更新

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今日、八王子で開催された、東京マスターズ陸上競技選手権大会の800mと1500mでマスターズデビューしてきました。

中距離は昨年から取り組みはじめ大会にも参加してますが、初めての公認競技会です。午前11時過ぎに1500m、午後2時過ぎに800mのスケジュールですが、とにかく暑い。午前11時頃、主催者が発表した気温は35℃。日差しを遮るものがないトラックは40℃を軽く超えている過酷な状況でした。

また、公認競技会なので、アルファフライではなく、慣れないスパイクを履きましたが、暑さとともにこちらも不安材料でした。

1500mの自己ベストは6月に出した4分46秒00ですが、この暑さでは自己ベストはまず無理なので、こちらは順位狙いで走り脚を残して、800mで自己ベスト更新を狙うことにしていました。

スタート前にゆっくりアップをするだけでも熱中症になりそうなので、全身水浸しにして、軽く流しだけして、日陰で過ごすことにしました。それくらい暑いのです。

1500mはどのくらいのタイムで走れるのかは分からないけど、少なくとも4分台では走りたかった。

スタートはM50とM55が同時スタートだけど、M55の選手だけマークした。

スタートからM55の選手一人が速く入ったので、少しあけて追った。その方が落ちてきたら抜くし、落ちなかったら仕方がない。私の300m通過は58秒で、2周目だったかでもう一人が私の前に出たので700mまでは同じようなペースで走る。この400mは80秒だからギリギリ5分切りのペース。この辺りで前の選手と少しづつ差がつき始めてしまったが、私自身はさほどペースが落ちた感覚はなかったので前の選手が上げたのかと思い1100m通過でタイムを見ると、なんと3分43秒くらいとこのままでは5分超えちゃう。この1周はなんと84秒台まで落ちていました。

流石に5分を超えたくないから、ラスト1周少しづつペースアップする。しかし前の選手と差が詰まらない。ラスト200mからスパートすれば追いつくかと思うと前の選手もスパート。少し差が詰まったが抜けずにゴール。なんとか5分は切りました。ラスト1周は75秒まで上がったようです。700-1100mが遅すぎた。

4分58秒43 M55 3位

800mまで少し時間があったので、その時間にどれだけ回復できるかが勝負。1500m終わって真っ先にアスリチューンスピードキュアを飲む。また昼食を食べると消化が間に合わないので、アスリチューンポケットエナジーでエネルギー補給しました。

今回、車で向かうも道が混雑していて、予定より到着が遅くなりちょっと慌ただしくアグレッシブデザインの日焼け止めを塗る暇がなかったので、そのまま走った。

800mの前になり、午前中より日差しが強くなってきたのか、陽が当たるだけで肌がジリジリするので、ここでファイターを塗った。

進行が遅く、本来のスタート時間になっても直前の招集が始まらない。その間も日差しを浴び続け体力は削られていく。少しでも緩和するために、頭やウエアをビチャビチャになるように濡らした。乾くから何度も濡らした。

アップをする元気はないので、動き作りと流しだけした。

さっき1500mで私より先着した選手が800mもエントリーしていた。

スタート前に、この800mはどのくらいで走るかシュミレーションをした。1500mはキツかったけどタイムは遅いので脚はさほど使ってない。ただ暑さにどこまで身体が持ち堪えるかは分からない。

でも2分24秒(キロ3ペース)を切りたいと思った。切りたいと思うなら少なくとも切れるペースで入らねば切れない。暑さから心拍数は上がりやすいので、後半は落ちる。もちろんゆっくり入れば上げれるが、トータルタイムが遅いならそんなの意味はない。

少なくても1周目を70秒で入らないと厳しいと思った。そのタイムなら2周目73秒に落ちて切れる。

一人で流しする時は200m34、5秒はさほど速いペースではないので、スタートは少し速めに入って150mくらいからペースを落ち着かせることにした。今回のスタートは全員M55だから見た目の順位そのままで決まる。中距離の経験は短いけど同じ年代の人に負けたくない。だから一応のペース目安は考えるけど、今回は周りの選手との流れに対応することにした。

私は1レーンスタート。120mくらいまで全員セパレートコースを走り、そこからオープンになる。

1レーンは全てのランナーの動きや位置が見えるのは有利だけどコーナーはキツイ。 

まず120mくらいまではほぼトップだったが、1500mで1位になった選手が前に出る。さほどスピード感はないのでそのまま後ろをついていく。すると私の後ろを走る1500mで2位の選手が私をかわして前に出る。400mはほぼ同じようなタイムで通過した。時計のラップをみると69秒2。ほぼ予定通り。

しかも、まだ余裕は残っている感じがしたが、この辺りから前の2人と少し差が開いて追いつけない。600mくらいでキツくなってきたが、2人は10mほどのところにいるが、ここでペースアップは出来なかった。 

2分23秒13 M55 3位

タイム計測を見ていて2分23秒は切ったと思っていたが、少し超えてしまったようだ。まあレース前に考えていたタイムで走ることができた。

そして、このタイムは800mのPBです。

今までの800mのPBは2分28秒9。2月にゴール前で脚が終わって転倒したレースです。。

ただ、この時は転倒しなくても2分24秒くらいだったと思う。

この暑さの中を、キロ3分ペースで走れたのだから十分でしょう。

しかし、1500mの時より、800mの方が涼しく感じたけど、実際気温は大差ないと思う。ゴール後は身体が暑さに慣れたと思っていたが、明らかにアグレッシブデザインの日焼け止め塗った効果でしょう。日差しによるジリジリ感は全くなくなりました。

アグレッシブデザインファイターは、メーカー公式ページやアマゾン以外に、アスリチューン販売ページでも購入できます。

同じ年代の2人に1500mも800mも負けたのは悔しいけど、同じ年代にマラソンが速い人がいるように、短距離にも中距離にも速い人はいる。

でも、今回は負けたけど、力の差は大差ないと感じた。800mに関しては涼しい時期に走れば2分18秒くらいまでは現時点の力でも走れそうだ。

私は、現在55歳だが、このような練習をすればタイムを伸ばすことが出来るというメニューをいくつか考えているが、中々一人ではそこまで追い込めない。その状況でもタイムは伸びているのだから、どこまでタイムが伸ばせるのかワクワクしている。

スパイクに関しては1500mはアルファフライの方が楽だけど、800mならそんな変わらない感じがした。

マスターズ陸上に初めて参加したが、選手と同じくらい競技役員がいるんじゃないか?というくらいの人数で大会を支えてくれている。感謝しかありません。

また、100mや200m、走り高跳びや、投擲など見て、やってみたいなって興味がわいた。

秋になればマラソンに軸足をうつす予定だけど、それまでは中距離のタイムを上げていく。このタイムを上げていけば5000mの余裕度は増すし、それはロードレースにも繋がる。例年はウルトラマラソン走っている時期だけど、今年はもう走らない。

理由は自分のチャレンジのためだけではなく、今はウルプロメンバーを支えることに力を注ぎたい。

何はともあれ、2021年に入って、800m、1000m、1500mで自己ベストを出すことができた。

その走りを支えているのは、昨年スタートして今夜で293回目になったウルプロOTSです。肩甲骨周り、股関節周りの可動域アップと、片脚でしっかりと軸が作れること、体幹と尻の強化を中心にやっているが、継続は力です。継続して参加しているメンバーの成長も著しいです。

そのウルプロOTSにも参加できる、ウルプロ・サブ4チャレンジに続き、ウルプロ・サブ3.5チャレンジもスタートしました。

参加ご希望の方は、Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。

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