2022 IAU100km世界選手権の代表選考について

2022年8月27日にドイツのベルリン及びベルナウで開催される2022 IAU100km世界選手権については早くから日程は決まっていましたが、ようやく日本陸連から選考要項が発表されました。

100kmの世界選手権は2年に1回開催されるが、通常は6月開催のサロマ湖ウルトラマラソンが選考会となり、登録の部男女4位までが代表選手に選ばれます。

そのサロマ湖ウルトラマラソンは2020年は募集するも中止、2021年は開催を見送り、2022年は代表選考があるので開催を期待したが開催が見送られた。

そのためサロマ湖での一発勝負による選考から、今回は日本陸連による選考となりました。

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選考対象者

選考対象者は以下のとおり

(1)スベティマーティン2018 IAU100km世界選手権大会(前回大会)のメダリスト

(2)100kmの選考対象記録
女子 7時間52分00秒 
男子 6時間43分00秒

(記録条件)

WA/AIMS国際認証コースまたは日本陸連公認コースで、2019年1月1日から2022年5月29日までに開催された公認競技会での公認記録

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選考申請方法

上記の選考対象者で、世界選手権への参加を希望する競技者は、意思表明フォームにて申請する。

出場意思申請期間:2022年5月30日(月)12:00~2022年6月6日(月)12:00

選考方法

選考人数は男女4名以内

選考対象者かつ、参加希望競技者から次の選考順位て選考する。

  1. スベティマーティン2018 IAU100km世界選手権大会の日本人最上位メダリスト1名
  2. 2021年1月1日から2022年5月29日までに選考対象記録を満たした者のうち上位記録を有する競
    技者
  3. 2019年1月1日から2020年12月31日までに選考対象記録を満たした者のうち上位記録を有する競
    技者

上記選考基準から、日本陸連で選考し、専務理事の承認によって決定

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派遣費用

派遣にかかる一切の経費(渡航費、現地滞在費及び国内外旅費等)は、競技者の自己負担

ユニフォーム

本連盟から日本代表選手団に日本代表ユニフォームを支給

従来、IAU100km世界選手権の派遣費用は日本陸連が拠出したと聞いているが、今回は競技者の自己負担となり、ユニフォームだけは支給されると要項に掲載されている。

前回(2018年)と、今回(2022年)で負担に変わったのには理由があるのだろうが、それは日本陸連関係者か、JUA(日本ウルトラランナーズ協会)関係者でないと分からない。

フルマラソンの優勝者や上位入賞者を海外大会に派遣することはよくあるので、従来はサロマ湖ウルトラマラソン開催の余剰金などで派遣費用を捻出していたのかもしれない。(私の推測)

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現時点の選考対象者

ここまでは選考要項についてですが、実際どれだけの選手が選考対象者になっていているのか調べてみました。

そもそも対象大会は、世界選手権を除いて、国内に公認大会は、サロマ湖ウルトラマラソン、柴又100K、四万十川ウルトラマラソンの3つしかないため今回の対象期間の大会上位者を調べてみました。

その結果がこちらです。

サロマ湖ウルトラマラソンに関しては対象期間(2019.1.1〜2022.5.29)内において開催されたのは2019年大会のみであるが、この大会は主催者のミスにより大会開催の半年以上経過して「コース設置不備」により公認記録にならないことが発表されました。

また四万十川ウルトラマラソンは2019年に開催されたが選考対象記録を出した選手は男女ともいない。

現時点において選考対象記録は実質2021年10月の柴又100Kのみとなる。

ただ、2019年のサロマ湖の記録は非公認なので対象外だが、参考記録として掲載しておく。理由は掲載した選手は強い選手であり、もし来月の柴又100Kを走るのであれば選考対象記録をクリアする可能性が十分あるため。

氏名記録大会名開催
年月
備考
山内 英明6:28:05 IAU100km
世界選手権
2018.9
行場 竹彦6:32:51IAU100km
世界選手権
2018.9
風見  尚6:31:47柴又100K2021.10
山口 純平6:39:16柴又100K2021.10
以下参考
(非公認)
板垣 辰矢6:25:52サロマ湖100km2019.6
中村 泰之6:26:29サロマ湖100km2019.6
豊永 哲央6:39:32サロマ湖100km2019.6
大塚 良軌6:42:02サロマ湖100km2019.6
氏名記録大会名開催
年月
備考
藤澤  舞7:20:34IAU100km
世界選手権
2018.9
仲田 光穂7:40:06柴又100K2021.10
以下参考
(非公認)
太田 美紀子7:38:52サロマ湖100km2019.6

現時点の確定選手(本人参加希望の場合)

2018年世界選手権のメダリストの最上位者である山内英明選手と藤澤舞選手は、2022柴又100Kの結果は無関係に本人が参加を希望すれば第1順位で代表内定が決まる。

行場竹彦選手は山内英明選手が参加希望しない場合で行場選手が参加希望した場合に第1順位で代表内定が決まる。山内選手が参加希望した場合は2022柴又100Kで選考対象記録を出す必要がある。

風見尚選手(世界記録保持者)と山口純平選手は現時点男子で2番目、3番目の選考順位であるので、2022柴又100Kの結果に左右される。

仲田光穂は現時点女子で2番目の選考順位であるので、2022柴又100Kの結果に左右される。

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今後の対象大会 

  • 第10回柴又100K 2022年5月22日開催
  • 現在レイトエントリーとしてエントリー期間が5月6日まで延長  参加費 30,000円

この大会で、男子6時間43分以内、女子7時間52分を出すことで日本代表に選考される可能性が生まれます。

私が知る限りでも、柴又100Kには有力選手が多数エントリーしているので、気象条件にもよるが曇りや小雨で風が強くなければ世界記録更新ペースでの争いが繰り広げられるかもしれない。

こちらは前回の世界選手権の結果をまとめたものです。

こちらは非公認記録となってしまった2019年のサロマ湖ウルトラマラソンについて当時書いた記事です。42.195km通過が2時間29分の高速レースになりました。このようなハイペースの展開になるとフルマラソンの持ちタイムが少なくても2時間15分前後は必要となってきます。

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