50代でも自己ベストを出すために④〜次のレースを自己ベストへの第一歩に〜 から続く
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前話はこんな文書で終わりました。
今まで頑なにsub3.5を狙って走り、毎回後半失速してると見えないことが、このように走れば見えてくることが多々あります。
例えば、今までは「序盤突っ込んだから後半脚が終わった。」「速いペースだったから脚に負担がかかり脚が攣ってしまった。」など周りに話していた(振り返りをしていた)かもしれません。これって「序盤抑えていたなら後半脚がもったのに。。」「少しペースを抑えたなら脚への負担も小さく脚は攣らなかったのに。。」と心の底では思っていたかもしれません。
でも本当に後半脚がもったのかどうかは分かりません。同様に終わっていたのかもしれません。
結局潰れちゃうと課題がよく分からなくなるのです。上手に走れば課題が明確になり、目標に対して足りない力も明確になります。それが分かれば期間を決めて高めるための計画を立てて実行するだけです。
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その時に大事なことがあります。
それは次のフルマラソンが秋以降の場合です。半年以上先の大会までに力をつけていこうとすると、本当に力が付いているのか不安になることもあります。
そのために自分の成長度を客観的に把握できる仕組みを作りましょう。例えば月に1回、5kmや10kmのタイム計測をする。大会である必要はなく可能なら同じ場所が良いです。現在5km23分30秒だったなら秋には22分で走りたい。など目標を決めて、その目標に近づくよう毎月の目標を設定してみてください。いわゆるマイルストーンです。5kmや10kmでなくて、15kmでも20kmでも構いません。
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毎回毎回の練習でタイムに縛られる必要はありませんが、少なくとも月に1回は定点観測的に客観的数値で自分の力が伸びてるのか落ちてるのかを知りましょう。
大会だと大会当日の気象コンディションが悪くても自分のコンディションが悪くても日程を変えることは出来ませんが、この定点観測は多少日程を前後させても構いません。
また暑い時期になればタイムは落ちますが、涼しくなれば戻るのでさほど気にすることはありません。
一人で走るのが苦手ならランニングクラブなどの練習会や月例マラソンなど利用してみてください。
次に目標達成に向けて、どのような観点で練習内容を見直していけば良いかを紹介します。
50代でも自己ベストを出すために⑥〜他人の常識は自分の非常識かもしれません〜 に続く