ゴミは増殖する〜ポイ捨てはダメです〜

そのゴミ誰が拾うの? サロマ湖ウルトラ2017年 〜レース翌日ワッカのゴミ拾い〜

昨年、そのゴミ誰が拾うの? サロマ湖ウルトラ2017年 〜レース翌日ワッカのゴミ拾い〜 という記事をサロマ湖ウルトラマラソン後に書きました。一昨年同様、自然公園のワッカにかなりたくさんのゴミが落ちていました。

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少し場面は変わりますが、少し前に原宿駅竹下口改札を出て、織田フィールドに向かうと、駅前にある喫煙スペースの周りがゴミで溢れていました。

壁の向こうが喫煙スペースですが、画像は撮ってないけど、空き缶やら結構ゴミが捨てられていました。

塀の外側の画像に写っているゴミは喫煙者が捨てたのではなく、通行人が捨てたのか、喫煙スペースでタバコを吸って酒やコーヒーを飲んだ人が塀の下に置いて、それが風か何かの影響で外側に落ちたのかは分かりません。

ただ、すぐ近くのバス停周りにはゴミは落ちていないのです。

タバコを吸う人全てが、マナーが悪いとは言いませんが、喫煙スペースがゴミ溜めになれば、喫煙スペース自体が撤去される可能性だってあるのです。ただでさえ少ない喫煙スペースがなくなって困るのは喫煙者でしょう。

喫煙者が、喫煙スペースを守るためには、喫煙者同士でルールを守ることが凄く大事なことだと思います。もしゴミを捨てた喫煙者がいたら、注意するとか、注意出来ないなら拾うなんて行動も必要だと思います。

自分はマナーを守っている。と言っても、守らない人がたくさんいたら、自分にとって大事な場所が失われてしまうのです。

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ランニングにおいても同様のことが発生しています。例えば山や街を走る際のルール違反、マナー違反などは社会的にもクローズアップされています。

自分はルール・マナーを守っていると言っても規制されたら大事なフィールドがなくなってしまうのです。

原宿の喫煙スペースに散乱したゴミを見てそんなことが頭をよぎりました。

リンクを貼ったサロマ湖ウルトラマラソンのゴミと、原宿の喫煙スペースのゴミに共通しているのは、ゴミがないところに捨てるのはハードルは高いが、ゴミがたくさん捨てられているとハードルが低くなるということです。

サロマ湖ウルトラには100kmだけでも3500人前後のランナーが走る日本最大のウルトラマラソン大会ですが、私より前を走っているランナーは毎年だいたい100人くらいです。それなのに自然公園のワッカに限らず、コース上には結構ランナーゴミが落ちています。都心に近い山であれば大会中に捨てた(落とした)ゴミかどうかは分かりませんが、サロマ湖ウルトラマラソンのコースの場合は大会に出場した選手が捨てた(落とした)と考えて間違いないでしょう。

特に、同じ種類のエナジージェルやBCAAなどのパッケージゴミが同じような間隔で落ちているのを見かけると嫌な気分になります。

ポケットやポーチにゴミをしまう時に、気付かぬうちに落としてしまうことはあると思います(もちろんこれもダメ)が、10kmなど等間隔で落ちているのは明らかにポイ捨てです。これはマナー違反ではなくルール違反です。国定公園のワッカ内で捨てたなら法律違反です。

また、ゴミを捨てる(落とす)のは先でも後でも悪いことには違いありませんが、速いランナーが捨てる(落とす)ことでコース上にゴミが目立つようになると、後続ランナーがゴミを落としてはいけないという精神的ハードルを下げてしまうような気がします。

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この記事を読んでいる方の中にも、ワッカの入り口付近に捨てられていた20個程度のゼッケン番号入りのボトルの持ち主はいると思います。

自分たちにとって大事な大会が、ゴミ捨てにより、開催できなくなったら悲しいと思います。

私もタイムを狙い集中しているサロマ湖で大会中にあちこちに落ちてるゴミを拾うことは出来ないので、昨年、一昨年は翌日時間があったのでワッカのゴミを拾いにいきました。主催者が清掃したあとでしたが、それでも結構ゴミは落ちていたのです。

この大会は5kmに1箇所はエイドステーションがあり、そこでゴミを捨てられるのだから、ポケットがないのなら、そこまでは手に持って走りましょう。

今年は帰りのフライトの関係からワッカまでゴミ拾いには行けませんが、例年に比べてゴミが少ないと主催者や地元の方が驚くような大会になったら嬉しいです。



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