10月27日に中国湖南省で開催されるIAU世界ウルトラマラソン協会公認大会のChangan Ford Ultra-Challenge 2018(100km)を走ってきます。と10月21日に投稿しました。
その中で、「神宮外苑のことは、このレースが終わるまでいったん忘れようと招待をお受けすることを決めました。」と書きました。
そしてレース当日は PBを狙う気満々でしたが、予想外の日差しの強さ・暑さとアップダウン、そして路面の硬さに思うような走りは出来ず中盤以降はただゴールを目指して走るだけのレースになりました。
神宮外苑のことは忘れてスタートしましたが、現実的にsub9もキツくなった中盤以降は、ダメージが長期間残らないよう無理せず走りました。
足攣り寸前になったため、膝下はほとんど使わずに上体主導で尻回りを中心に使ったので、その辺りの張りはかなりあります。
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レース翌日の土曜日に帰国しましたが、中国に向かう時には頭から消し去っていた神宮外苑のことをあれこれ考え始めました。
ウルトラマラソンを連続して走れる人は私の周りには結構いますが、それらの方は内臓が強く、また長距離に向いた筋肉を持っているのでしょう。
私はウルトラマラソンを走っていますが、筋肉の質は短距離向きで、回復は早くはありません。そのような特性があるからこそ、中国のレースに出るか迷ったのです。
しかし、レース翌日は筋肉の張り感は強いけど、故障に繋がるような痛みはありません。また、中国の脂っこい食事が続いたことと、暑さのなか走ったことで内臓疲労がありますが、出国前に覚悟していたDNSは回避でき、ある程度の状態まで戻るのではないか?と思い始めました。
疲労を抜くにはただ休めば良いかというとそんなことはなく、適度な刺激を挟むことで張りは緩んでいきます。
その時ネックになるのは、肉刺などできていると身体を動かすこと自体が厳しく疲労抜きが中々出来なくなってしまうことです。
そのため、日差し・日焼け対策や、靴擦れや股擦れなどの擦れ防止対策は、レース中にストレスなく走るためだけではなく、レース後の素早いリカバリーのためにも絶対に必要です。
日差し・日焼け対策は帽子・サングラス、そしてアグレッシブデザイン日焼け止めの二度塗りでバッチリでした。
靴擦れに関しては、昔はフルマラソンでも指の間に肉刺が出来たり爪が死んだりして、歩くだけで激痛が走っていましたが、最近はそんな酷い状態になりません。
いつもはこのタイプのアールエル・メリノウール五本指ソックスを履いています。
今回はゲイターが一体になったこちらのソークスを履きました。
メリノウール素材ではありませんが、指先などしっかり保護してくれました。
今回は暑さから水をかぶりながら走ったので、ソックスも濡れましたが擦れなどのトラブルはありません。
もちろん、ソックスの性能に頼るだけではなく、擦れ防止クリームを指周りだけではなく踵周り含めて全体に塗って擦れにくい状態にしています。
レース対策はレース後対策でもあるのです。
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火曜日に数キロジョグして体調確認し、水曜日夜のウルプロ練習会は赤坂御所を5’30-40/kmくらいで3周走りました。思った以上に身体は動いて坂道ダッシュも気持ちよく走れました。
昨夜はケアの予約を入れていたので、その前に織田フィールドで1000mインターバルを4’10/kmで5本、リカバリー2分で走りました。
4’10-4’09-4’09-4’09-4’09
この設定に無理はないだろうか?と走る前に思いましたが、走り始めたら呼吸も乱れず、このままフルマラソンシーズンにしてしまいたい。と思うくらいリズムよく楽に走れました。
なぜ24時間走前にインターバルを入れたかというと、フォームを整えるためです。長い距離を走るとフォームは崩れます。そしてフォームが崩れていたら楽には走れませんし、特定箇所に負荷がかかります。負荷が集中すれば走れなくなるし故障します。
それを修正したいと考え、走りながら自分の身体の動きを注意深くチェックしました。
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スタートまであと8日間になりましたが、当然ながらまだまだ疲れています。
ただ、出ることは決めたのだから、リカバリー間に合うか?なんて考えることはやめて、間に合うよう出来ることをしていきます。
24時間走は体調の良い時だって、何度も気持ちが折れます。ダメージが抜けてない。なんて自分自身が思ってしまったら、弱い自分につけ込まれて最後まで走れません。スタート前から疲労が溜まっているから仕方がない。と思ったら走る前から負けなんです。
私はハイレベルな神宮外苑で入賞するようなレベルには到底届かないランナーです。私のライバルは周りのランナーではなく昨年の私です。
一昨年にPB更新した私に、昨年の私は勝負を挑んで勝ったのだから強敵です。
その強敵に勝つために残された時間で身体を整えていきます。